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絶対分かるビジネスインテリジェンスの概要と基礎知識

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ビジネスインテリジェンスは、企業に既に導入しているシステムとの連携も図れます。企業の情報を一元化し基幹系用法システムであるERP(Enterprise Resources Planning)や、既存顧客の満足度を向上させることを目的とした顧客関係管理システムのCRM(Customer Relationship Management)、見込み客管理に最適な営業支援ツールのSFA(Sales Force Automation)などとの連携も可能です。

ERPやCRM、SFAを導入している場合は、顧客の情報なども膨大な量蓄積されています。それらのデータを元に、ビジネスインテリジェンスのシステムが、分析や加工を行い、さまざまな情報から読み取れる答えを導き出してくれます。企業に関係の深い情報量が多いほど、ビジネスインテリジェンスを使って意思決定に活用できます。

3.多くの部署でも活用できる

ビジネスインテリジェンスは、経営に関する意思決定をサポートするだけではなく、さまざまな情報を分析してくれますので、営業でも、経理でも、総務などで、全社的に活用することができます。統計情報を元に分析をすることもできますし、営業プロセスの改善に役立てることもできます。情報量が多い方が活用のメリットは見出だせますが、情報量が少なくても、多くの部署で利用できます。

3.ビジネスインテリジェンスを導入するデメリット

ここでは、ビジネスインテリジェンスを導入することで生じるデメリットについて、紹介いたします。

1.コストがかかる

ビジネスインテリジェンスシステムを導入する場合、新しいツール・システムを入れるわけですので、導入コストやランニングコストがかかります。特にビジネスインテリジェンスのシステムは、他のシステムよりも料金が高い場合が多いです。

もちろん導入することで、意思決定のサポートなどメリットになることも多いですが、他のシステムを導入する場合や、別のことに投資を行うことも検討している場合は、費用対効果を考えたうえで導入の判断をしなければなりません。

また、オンプレミスや開発の場合は、ソフトウェア費用に加え、サーバ調達費用、運用費用、サポート費用、設定費用などがかかります。クラウドの場合は、基本料金、初期費用、サポート費用、オプション費用などがかかります。

2.専門知識を持った人材が必要

ビジネスインテリジェンスに限ったことではなく、ERPやCRM、SFAなどもですが、導入するには専門知識を持った人材が必要です。システムを常に安定して使用するためにも更新が必要になったり、不具合が生じた際は、早急に復旧できるよう対処しなければなりません。

また、システムをカスタマイズしたい場合も同様です。専門知識を持った人材がいる場合は良いですが、そうでない場合は、知識を得るための教育が必要になり、教育コストや人材コストが新たに発生します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「絶対分かるビジネスインテリジェンスの概要と基礎知識」について、紹介いたしました。ビジネスインテリジェンスを導入することで、コスト増や、知識を有した人材の確保など、デメリットになる点もありますが、膨大な情報を元に、抽出・分析・加工などを行ってくれ、さまざまなシーンでの意思決定やプロセス改善などに活用できます。

ビジネスインテリジェンスに興味を持った方は、勤務している企業でも取り入れられているか、ぜひ確認してみてください!

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