何かしらの商品やサービス、あるいは研究成果等の情報等を発信する目的でプレゼンテーションを行う場合、何らかの形でプレゼンテーション資料を作成して配布すると言う方法を必要とします。
かつては紙に印刷した資料を配ると言うのが一般的でしたが、最近ではパワーポイントやPDFファイルなどといった方法で魅力的なプレゼンテーションを行うように変化が生じてきています。
よく採用されている方法としてはマイクロソフトのパワーポイントを活用するケースもありますし、pdfと呼ばれる形式のファイルを利用して情報提供するケースもあります。
それぞれ魅力的な特徴を持っていますので状況に応じて使い分けることが一般的となっています。
本記事では、そんなパワーポイントとPDFの比較、パワーポイントの作成方法、作成時の注意点、万能テンプレートをご紹介していきます。
パワーポイントとpdf
パワーポイントとは
最初にマイクロソフトのパワーポイントを活用したプレゼンテーションは非常に幅広く採用されています。
ビジネスの現場では興味のない人に関心を高く持ってもらうための仕組み作りとしてこのソフトウェアを活用するケースが増えてきています。
紙面にびっしりと情報を盛り込むと言うよりは、必要最低限の情報をすっきりと示すことで相手の意識に商品やサービスあるいは研究成果等の情報を伝えていこうとする仕組みを持っています。
見る人にとってわかりやすく面白い演出をすることができると言う点がこのパワーポイントの特徴です。
マイクロソフトの一般的なソフトウェアですので、普通のパソコンがあれば動かすことができる仕組みとなっています。
ソフトウェアを購入する必要はありますがそれほど高価な商品ではありませんのでハードルは低いと言えるでしょう。
ビジネスの現場では非常に役立つものであると言う特徴がありますので操作について習熟しておくと有利に働きます。
pdfとは
一方pdfと呼ばれるファイル形式はインターネット上等で公開する際に非常に便利な仕組みを持っています。
パワーポイントのように見える人を楽しませる演出と言う事はできませんが、インターネット上に情報公開する上で非常に魅力的な特徴を持っています。
その中でも特に特徴的であると考えられているのが加工ができないファイル形式であると言う点にあります。
書類を作るためのソフトウェアのデータとしてはやや特殊な存在であり、編集ができない仕組みになっているのが情報公開をする上で役立つという特徴を持っています。
文章データと言うよりは画像のような扱いをすることになるのがこのpdfと言うファイル形式なのです。
双方の比較
このような仕組みを上手に活用することができるのはビジネスの場もアカデミックな場も同じです。それぞれのメリットを活用する形で情報提供していくことが推奨されます。
具体的には人前で口頭発表をするような場合においてはマイクロソフトのパワーポイントは非常に優れたパフォーマンスを持っているソフトウェアであるといえます。
アニメーションを差し込んだり動画を再生したり、資料動かすことができるという特徴は人前で行う高等でのプレゼンテーションならではのメリットであると言えるでしょう。
一方、自分の主張を正しい形で外部に発信したいと考えているのであれば、pdfは有効な選択肢の1つとして活用されています。
このファイル形式のものであれば中身を開催したりすることができません。
加工不可能なファイル形式として作り手の気持ちをそのままの形で伝えることができます。ある意味では写真のような存在感の文章データであると言えるでしょう。
このような魅力的なソフトウェアを活用してパソコンで様々な作業することが可能になります。
このほかにも様々なファイルの形と言うものが存在していますが、実際にそれらを導入しようと考えているのであれば積極的に知識を磨くようにすることが大切となります。
パワーポイントの作り方
一見難しそうで、戸惑いがちになってしまうパワーポイントですが、基本的な使い方はとても簡単です。
まずは【ファイル】→【新規作成】を開きます。※2013からはテンプレート内の【新しいプレゼンテーション】を開いてください。
この新規制作で開いた紙を「スライド」と呼びます。このスライドに様々な機能を使って、プレゼンテーションを作っていきましょう。
①新しいスライドの作り方と複製
まずは必要なだけ、スライドのページ数を作ります。
画面左側に、先ほど作った新規作成のスライドが一枚だけ表示されています。このスライドの上で右クリックします。
するとメニューがでてきますので、【新しいスライド】という項目をクリックします。新しい真っ白なスライドが増えます。
例えばスライドを作っていて、次も似たような構成で作りたい場合、同じように画面左側のスライドの上で右クリックします。
【スライドの複製】という項目を選ぶと、中身も全く同じ内容のスライドが複製されます。