スマホでお馴染みのAndroidをリリースしていたり検索エンジンとして大きく活躍をしていたりする「Google」は、Google Driveというクラウドストレージサービスも提供しています。
クラウドストレージとは、インターネット上に存在する外部ストレージのことで、そこにファイルを保存することでスマホからもパソコンからもシームレスにファイルを開くことが出来ます。
そんなクラウドストレージで有名なGoogle Driveですが、大きな容量を手に入れるためには課金する必要があります。
ですが、今回ご紹介する方法を試すことで課金すること無くGoogle Driveの容量を増やすことが出来ます。
それでは Google Driveの容量を確認する方法 や Google Driveの容量の増やし方 についてご紹介致します。
目次
Googleドライブの容量の確認方法
Google Driveは無料で15GBのストレージ容量を使用することができます。さらに有料課金することで容量を200GB、2TB、10TBに増やすことができます。
まずは、Google Driveの容量を確認する方法からご紹介致します。
容量を確認する方法はスマホやタブレットから行う場合とパソコンから行う場合で多少異なるため、それぞれに分けて内容を見ていきましょう。
スマホから確認する方法
まずは、スマホから確認する方法を、以下にまとめます。
使用容量の確認方法
- Google Driveのアプリを開く
- 画面左上にある三本線のメニューアイコンをタップする
- 画面下までスワイプし「保存容量」をタップ
- 保存されている容量が「%」で表示される
スマホから確認する場合はこの方法で確認出来ます。ですがこの場合は細かくファイル容量を確認することは出来ず、「%」表示でしか確認することが出来ません。
パソコンから確認する方法
パソコンからであれば、何がどれくらいの容量を使用しているのかという情報が一目瞭然となっています。パソコンからGoogle Driveの容量を確認するためには、ブラウザからGoogleのホーム画面がを開きます。
すると画面右上にメニューアイコンがあるたえ、そちらをクリックするとGoogle Driveがあります。Google Driveを開くと、スマホで見た時と同じようにGoogle Driveのマイドライブが開かれています。
画面左下を見ると、Google Driveの無料で使える最大容量である15GB中どれくらい使っているかをファイルサイズの数値で表してくれます。
さらにそちらをクリックすると、ファイル一覧を開くことが出来るようになっていて、どのファイルがどれほどの容量を使用しているのかについても分かるようになっています。
容量の大きなファイルを確認する方法
Google Driveでは、パソコンから容量を確認した際にファイル容量順で並び替えることが出来ます。そのため、どのファイルが一番多くの容量を占めているのかということが一目瞭然です。
方法は、上記のパソコンから確認する方法と同じように操作を進めていき、ファイル一覧が表示されたら 画面右上の「使用容量」という欄の矢印をクリック します。
すると容量順で多い順や少ない順で表示されるようになります。
多い順で表示すると、一番容量を多く占めているファイルが一番上に表示され、次に容量の大きいものが二番目というように順に表示されるようになります。
Googleドライブの容量の増やし方
Google Driveの容量を無料で増やすためには 不要なファイルを削除する必要 があります。不要なファイルを削除することで、空き容量が確保されるためより多くのファイルを保存することが可能となります。
Google Driveを使っているGoogleのサービスは「Google Drive」と「G-mail」と「Googleフォト」に分けられるため、それぞれに分けて空き容量を確保するための方法をご紹介致します。
Google ドライブ内
Google Drive内に保存されている不要なファイルを削除する際は、なるべくファイルサイズの大きな不要ファイルを削除した方が良いです。
そのため、削除を行う際はファイルサイズを確認できるパソコンから行った方が良いです。
パソコンから行う場合、上記でご紹介した方法でファイルサイズが大きな順にファイルを並べることで、どのファイルがストレージに負荷をかけているか分かりやすくなります。
ゴミ箱に移動させることでGoogle Drive内からファイルが削除されたように見えますが ゴミ箱の中も空にしないとファイルは残ったままとなってしまう ため 必ずゴミ箱を空にする ように注意しましょう。
G-mail内
続いて、G-mail内のメール削除についてです。こちらもやはり容量が大きくて不要なメールを削除した方が良いので、まずは「size:数字」を入力しましょう。
この時に入力した数字よりも大きいファイルサイズのメールを一括して見られるようになります。
なおこの時の数字の単位はバイト単位となっています。またG-mailについてもGoogle Driveと同じようにゴミ箱の中も空にしましょう。
キャンペーンを活用しよう
最後にご紹介するのは、キャンペーンを活用するといった裏技です。
Google Driveに代表されるクラウドストレージでは、キャンペーン期間に登録をしたりセキュリティ診断をしたりすると 使用できる容量がアップする キャンペーンを行っていることがあります。
2018年7月現在ではキャンペーンは行われていませんが、これから容量アップのキャンペーンが開催されることに期待できます。
動画や画像の保存設定を変更する
容量を圧迫してしまう原因として動画や画像などが圧倒的にウェイトを占めていると思われます。これらをデフォルト設定のまま保存しているとかなりの容量をくってしまう原因となります。
このままでは不要なファイルを削除しても確保できる容量はごく僅かとなってしまうことも。設定画面より保存容量を消費しないよう設定を変更しましょう。
動画や画像の保存設定を変更する
- Googleフォトを開く
- 左上の 三本線アイコン をタップ
- 設定 をタップ
- アップロードサイズ を 高画質 に変更する
以上の操作で保存設定を変更させることができました。画質の劣化を抑えつつも保存容量を消費しないという素敵仕様です。画像や動画を多く保存している方はぜひ活用してみてください。
Googleフォトで不要なファイルを削除する
例えゴミ箱に入っていたとしても容量をくってしまいます。不要となったファイルはゴミ箱ではなくGoogleDrive上から削除しておきましょう。
Googleフォトのゴミ箱を空にする
- Googleフォトを開く
- 不要な写真や動画にチェックを入れる
- 画面右上の ゴミ箱アイコン をクリック
- 確認メッセージにて OK をクリック
- ゴミ箱アイコン をクリックしてゴミ箱を開く
- 右上の ゴミ箱を空にする をクリック
以上の操作で完全に削除することができました。ゴミ箱というファイルに保存しているだけであって削除していることにはならないということですね。ゴミ箱からもしっかり削除することでGoogleDriveの容量を確保することができます。
Googleドキュメントと併用する
Googleでは「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」など、クラウドサービスが提供されています。これらはGoogleDriveの容量とは共有されていませんのでいくら使ってもGoogleDriveの容量が圧迫することはありません。
それぞれ適したデータ形式に変換して保存することで実質容量無制限に使うことができるのです。
Googleアカウントを複数利用する
複数のGoogleアカウントを利用する方法もあります。単純にGoogleDriveが増えることになりますので保存できる容量が倍々に増えていくことになります。
データを保存する時や利用したい時にアカウントを切り替える必要があるのでちょっとした手間が生じることになりますが、保存容量をアップさせる方法として分かりやすいのではないかと思われます。
次ページ:Googleドライブのデータを削除しても容量が増えなかった場合の対処法
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