Macが立ち上がらない理由と対処方法

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突然ご愛用のMacが起動しなくなってしまった。そんな経験をされた方はいますか。いや、そのような経験をされた方は、苦労して色々な手を打たれたことでしょう。このような事件は、突然やってきます。特に仕事が立て込んでいたり、やらなければならないことがたくさん溜まっていたり、今、目一杯といった忙しい時に発生することが多々有ります。

突然のトラブルはいつ訪れるかはわかりません。どのような対処方法があるか、一通り頭の片隅に記憶しておいていただき、いざという時に役立ててください。

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トラブル発生状況の確認

ディスプレイのトラブル

Macが起動しなくなった、起動がおかしくなった場合は、焦らずに、何が原因と考えられるかを確認しましょう。まずは、次の事項を確認してください。
・ 起動音「ジャーン」は聞こえるか
・ファンやドライブの動作音は聞こえるか
・ スリープLEDは光るか
・ 「caps lock」キーを押すと点灯するか

このいずれかが確認できた場合はディスプレイの問題となります。次のApple社のサポートサイトの解説を参考に、ファームウェア等のアップデート、必要な修理を依頼してください。
Apple社のサポートサイト
上記のどれにも該当しない場合は、次へ進んでください。

電源のトラブル

ディスプレイの次は、電源を確認しましょう。
・ Macから電源コンセントまでの間で、プラグがしっかり差し込まれているか確認してください。
・ MagSafeアダプタを利用されている場合、アダプタコネクタのLEDは点灯していますか。
・ アダプタのケーブルが断線、あるいは、接触不良を起こしていませんか。

MagSafeアダプタのLEDが点灯したり消えていたりする場合は、ケーブルが断線しかかっている場合があります。このような場合は、MagSafeアダプタを新しいものに交換しましょう。
ディスプレイ、電源ケーブル、アダプタに問題がない場合は、次の対処法に進んでください。

Macがたち上がらない時の対処方法

Macが立ち上がらなくなる原因は様々です。もちろん、機械ですので故障や部品の寿命もありますが、多くの場合、ソフトウェア的なデータの不整合などが原因で復旧が可能な場合があります。ここでは、Macを修復させる様々な方法を紹介します。全てを試していただき、それでもダメな場合は、物理的な故障、部品などの寿命が原因となりますので、Apple社や代理店へ修理を依頼してください。

Apple社へサポートや修理を依頼する場合は、現在の保証状況、AppleCareの延長資格を次の画面から確認することができます。

ServiceSuport01

Appleの保証サービス確認

また、サポートは、日本語で電話・チャット・メールと言った様々な手段で受け付けてもらえます。

AppleSupportMethod01

Appleサポートへのお問い合わせ
それでは、様々な復旧方法を順を追って紹介していきます。

NVRAMのリセット

Macの動きが普段と違って何かおかしいといったトラブルが発生した場合に、まず実施してほしい一番最初の対処方法です。
NVRAMとは、ユーザーの設定情報などを記憶している不揮発性メモリです。旧MacコンピュータではPRAMと呼ばれていました。NVRAMに保存されているデータをすべてリセットすることでトラブルが復旧することがあります。Apple社へサポートを依頼すると、必ずNVRAMをリセットしたかと言われます。

操作手順は、
(1) Macを終了状態にします。スリープではなく、「システム終了」を選んで完全に電源オフの状態にしてください。
(2) Macの電源を入れます。「ジャーン」という起動音が聞こえたらすぐに、「command + option + P + R」の4つの キーを同時に押してそのまま押し続けます。このキー操作に慣れない方は、先に4つのキー押しておいてから電源を入れても構いません。
(3) Macが再起動し、2度目の「ジャーン」という起動音が鳴り終えたらキーを離します。
(4) これでNVRAMがリセットされます。

NVRAMのリセットに関するApple社のサポートページはこちらです。
NVRAMリセットのサポートページ

セーフモードを試す(セーフブート)

セーフモードとは、Macの起動時にソフトウェアの自動読み込みや自動起動を阻止します。また、セーフモード起動時には、Macの起動ディスクにあるシステムキャッシュファイルを削除し、さらに起動ディスクが検証され必要な修復がなされ、起動ディスクに起因した問題が解決される場合があります。

セーフモードの起動は次の手順で行います。
(1) Macを起動、または、再起動します。
(2) 「ジャーン」という起動音が鳴ったら、「shift」キーを押したままにします。
(3) Macの起動画面にAppleロゴが表示されましたら、キーを離します。
この場合、通常起動より時間は長くかかります。
(4) セーフモード起動後は、何もする必要はなく、Macを再起動させ通常起動を行ってください。

セーフモードに関するApple社のサポートページはこちらです。
セーフモードのサポートページ

SMCのリセット

NVRAMのリセット、セーフモードでの起動で改善されない場合、次のSMCリセットを試みてください。SMCとは、システム管理コントローラと呼ばれる機能で、Macのローレベルの制御を行います。
Apple社のサポートページでは、次のような兆候がある場合は、SMCのリセットが必要ですと案内されています。Macの起動に関する障害及び異常に関する部分についてのみ紹介します。

・電源ボタンを押してもコンピュータが反応しない。
・Mac ノートブックコンピュータが蓋を開閉したときに正しく反応しない。
・コンピュータが予期せずスリープ状態になったりシステム終了したりする。
・特に負荷がかかっていないにもかかわらずコンピュータの動作が異常に遅い。
・アプリケーションが正常に機能しない、または起動後に応答しなくなる。
・ターゲットディスプレイモード対応のコンピュータで、思うようにターゲットディスプレイモードにしたり、ターゲットディスプレイモードを解除したりできない。または、予期せずターゲットディスプレイモードになったり、ターゲットディスプレイモードが解除されたりする。

SMCリセットの方法は、デスクトップ型とノートブック型で操作方法が異なりますので、詳細は、Apple社のサポートページを参照してください。

SMCのリセットに関するApple社のサポートページはこちらです。
SMCリセットのサポートページ

macOS 復元ユーティリティの利用

「macOS 復元ユーティリティ」は、Macに内蔵されている復元システムです。macOSの再インストール、Time Machineからの復元を行うことができます。復元ユーティリティの起動方法は、Macの電源を入れた直後、または、再起動した直後に、command + R キーを押し続け、Appleロゴが表示されたらキーを離します。

復元ユーティリティが起動したら、Time Machineからの復元、macOSの再インストールが選択できます。

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macOS 復元ユーティリティに関するApple社のサポートページはこちらです。
macOS 復元ユーティリティのサポートページ

USBメモリ等の外部ディスクからの起動と修復

Macでは、USBメモリ等に「起動可能なインストーラ」を作成することができます。前述のmacOS 復元ユーティリティを起動することができなかった場合は、このインストーラを利用することで復元ユーティリティと同様の操作を行うことができます。

Macを利用する前に、USBメモリにこの「起動可能なインストーラ」を作成しておくことをお勧めします。USBメモリは8GB以上の未使用のUSBメモリをご用意ください。なお、使用済みのUSBメモリを利用する場合は、全て初期化されますのでご注意ください。

起動可能なインストーラの作成に関するApple社のサポートページはこちらです。
インストーラ作成のサポートページ

Apple Hardware Testを行う

これまでに紹介した回復手段のいずれを試してみても解決しない場合は、ハードウェアが故障している可能性もあります。この場合は、「Apple Hardware Test」を実行してハードウェアの診断を行って原因を特定することができます。

「Apple Hardware Test」を行う方法は、
(1) Macを完全に終了します。
(2) 電源を入れ、Dキーをグレイの画面が表示されるまで押し続けます。
(3) テストが終了し、問題があった場合は、画面の表示内容をメモしてApple Storeのジーニアスバーへ修理を依頼してください。
ジーニアスバーへサポートと修理を依頼する場合は、これまでに試みた修復手段とその状況を伝えると対応がスムーズになります。

重要なのは、日常のメンテナンスと予防策の準備

Macが立ち上がらなくなるなどのトラブルを未然に防止するためには、定期的にディスクユーティリティによるメンテナンスを行いましょう。「ディスクユーティリティ」を起動し、「First Aid」を実行するようにしてください。

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First Aidの実行

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Onyx等のサードパーティによるメンテナンスツールを利用して、常に健全な状態に保っていくようにしていると故障を未然に防ぐことができます。快適なMacライフを長く続けていくためには、日常的なメンテナンスはとても重要なことです。

また、万が一の場合に備え、Time Machineでのバックアップも行っておきましょう。

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