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ファイルの拡張子を「一括」で変更する方法
Macは拡張子がなくてもファイルが開けるためあまり拡張子を意識しなくても済みますが、Windowsの場合は拡張子がないとファイルを開けません。
しかも、Mac用とWindows用で拡張子が異なる場合もあります。ファイル数が多い場合などはいちいち変更するのが面倒です。そこで便利なのが一括で変更する方法です。一体どのようにして変更するのでしょうか?実際に見ていきましょう。
フリーソフトを使う
例えばWindowsで作ったイラストレータファイルをMacに持ってくると、拡張子が取れてしまう現象は有名ですが、そんなWindowsのイラレユーザーにもおすすめなのがBlizExtChangeです。
このBlizExtChangeというフリーソフトは、なんと拡張子を自動で変更してくれます。
使い方は至って簡単で、エクスプローラなどからドラッグ&ドロップするだけです。
コマンドプロンプトで変更する【Windows10の場合】
拡張子を一括で変換する有名な方法にrenを使う方法があります。
renとはコマンドの名前で、renameでもかまいません。
やり方は以下の通りです。
- エクスプローラを開き、拡張子を変更したいファイルがあるフォルダーを選択します。
- 次にメニューバーの「ファイル」を選択し、コマンドプロンプトを開くを選択します。
あるいはスタートからすべてのプログラム→アクセサリー→コマンドプロンプトで開きます。
こうすることで、黒い画面が立ち上がり、コマンドプロンプトが表示されます。
なお、現在の場所は「I:\999.temp\book>」となります。
例えば「zip」という拡張子のファイルを、「cbz」という拡張子に変更したいなどという場合には、「ren *.zip *.cbz」と記述しEnterを押します。
コマンドプロンプトで変更する【Windows7の場合】
こんどは Windows7の場合ですが、Windows10同様にエクスプローラーを立ち上げます。
現在の場所は同様に「I:\999.temp\book」と仮定します。
C:\Windows\System32>I:
I:\>cd I:\999.temp\book
I:\999.temp\book>
上記の「I:」のようにドライブ名までを入力してEnterキーを押し、
次に「cd I:\999.temp\book」のように場所を指定します。
するとあとは、Windows8と同じ状態でコマンドを打ちます。
「zip」という拡張子のファイルを、「cbz」という拡張子に変更したいなどという場合には、「ren *.zip *.cbz」と記述しEnterを押すことで完了します。
helpコマンド
Windowsでは「コマンド」を打つのも一般的となっています。
スタートボタンから「プログラムとファイルの検索」でcommandと打ち、コマンドプロンプトを表示させる方法もあります。
出てきたコマンドプロンプト画面の矢印の先に「help」と打つとコマンドの一覧が表示されます。
各コマンドの一覧はhelpに続いて「help cd」のように打つと詳細が表示されます。
なお、cdはchange directoryを意味します。
まとめ
いかがでしょうか?Macとは違い、Windowsではファイルの拡張子がないと開くことができません。
特に拡張子がなくても開くMacからWindowsにファイルを送る場合などは、トラブルの元となりますのでMacには拡張子が必須だということを覚えておくといいでしょう。
またファイルの数があまり多くない場合はその都度変えたりすることもできますが、コマンドプロンプトやらフリーソフトを使うと大量のファイルの拡張子も一括で変更できるということも覚えておくと便利かも知れません。
Windowsのファイルの名称を変える便利な方法もいろいろありますので、是非一度お試しください。
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