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Windows LiveムービーメーカーはMicrosoft社が開発した動画編集ソフトです。「動画編集」と聞くと、高い専用ソフトが必要で、操作も難しい印象を受ける人もいるかもしれません。しかし、Windows Liveムービーメーカーをなら誰でも簡単に、しかも無料で動画を編集することが可能です。
今回はそんなWindows Liveムービーメーカーの特徴と使い方について解説します。
目次
Windows Liveムービーメーカーとは
機能について
Windows Liveムービーメーカーの機能は、無料で使える分とても簡素なものとなっています。しかし、動画の不要部分のカット、BGM追加、ナレーション追加、回転、サイズ変更など、必要最低限の機能はそろっています。
とりあえず動画編集をやってみたいと思っている方や趣味で気軽に動画編集を楽しみたい方にとってはこれでも十分すぎるくらいですね。
ムービーメーカーのメリット
Windows Liveムービーメーカーのメリットの1つは無料で使えることです。お金が一切かからないので、動画編集をやったことがない方でもお試し感覚で使うことができます。有料のソフトを買わなくて済むので、とっても経済的ですね。
操作もシンプルで直感的なので、初めて使う方でもすぐに使い方を覚えることができます。
ムービーメーカーのデメリット
Windows Liveムービーメーカーのデメリットは、使える機能が少ないということです。必要最低限の編集はできますが、あまり手の込んだことはできません。
使い始めたばかりのころはやれることが少なくてもむしろ操作が少なくて使いやすく感じますが、慣れてくると少し不自由に感じるかも知れまさ千。より本格的な動画編集を行いたいのであれば、他のフリーソフトや有料のソフトを使う可能性があります。
ムービーメーカーの代わりに「フォト」を使おう
Windowsの標準動画ソフトであったムービーメーカーは2017年のWindows Essential 2012のサポート終了と共に
Microsoftからの正式提供が終了しています。
Microsoft社によるセキュリティ対策などのアップデートがない状態であるため、非公式のムービーメーカーを利用することには大きな危険が伴い、おすすめすることはできません。
Windows10以降では、「フォト」という標準アプリが搭載されており、このアプリを活用することでムービーメーカーと同様に動画を作成することができます。
今後、Windowsで簡単な動画やスライドショーを作成したい方は、「フォト」アプリを使用するようにしましょう。
ムービーメーカーを入手する
ここまで、Windows Liveムービーメーカーについて簡単に説明してきました。それでは、実際にWindows Live ムービーメーカーについて説明していきます。まずは、Windows Liveムービーメーカーを使うための準備です。
対象OSについて
windows Liveムービーメーカーは、その名の通りWindowsでのみ使うことができます。MacやLinuxなど、Windows以外のOSでは使うことができません。
また、Windowsでも今回紹介するWindows Liveムービーメーカーを使用できるOSとできないOSがあります。ムービーメーカーの対象となっているOSは、次の通りです。
・Windows Vista
・Windows 7
・Window 8/8.1
・Windows 10
これらのOSのうち、Windows Vistaには標準でWindowsムービーメーカーがインストールされています。Windows 7以降は標準ではインストールされなくなったので、Windows Liveムービーメーカーを使う場合は、自分でダウンロード、およびインストールをしないといけません。
なお、Windows MeやXPにも標準でムービーメーカーがインストールされていますが、Windows Liveムービーメーカーとはバージョンが異なり、使い勝手などに違いがあります。現在ほとんどの方はWindows Vista以降のOSを使っていると思いますので、今回の記事ではあくまでもWindows Vista以降のムービーメーカーについての説明になります。
ダウンロード方法
まずはじめてにWindows Liveムービーメーカーのダウンロードを行います。Windows LiveムービーメーカーはMicrosoft製の無料ソフトウェアを集めた「Windows Essentials 2012」というものに含まれています。
「Windows Essentials 2012」はMicrosoft社のサポートページからダウンロードすることができます。まず、ブラウザで以下のページにアクセスしてください。
このページの「今すぐ入手」をクリックすれば、Windows Essentials 2012のインストーラーをダウンロードすることができます。
インストール方法
さきほどダウンロードしたWindows Essentials 2012のインストーラーをダブルクリックして起動します。インストーラーが起動すると、「インストールするプログラムの選択」の画面になります。ここで、Windows Essentials 2012のソフトウェアをすべてダウンロードするか、Windows Liveムービーメーカーだけをインストールするかを選びます。
1.Windows Essentials 2012をすべてインストールする場合
Windows Essentials 2012すべてをインストールする場合は上の「Windows Essentialsをすべてインストール(推奨)」をクリックしてください。あとは自動的にインストールされます。こちらの方法でインストールすると、Windows Liveムービーメーカー以外にもメールやWriterといったソフトウェアもインストールされます。
2.Windows Liveムービーメーカーだけをインストールする場合
Windows Essentials 2012のうち、Windows Liveムービーメーカーだけをインストールしたい場合は、下の「インストールする製品の選択」をクリックしてください。
すると、インストールするソフトウェアを選択する画面になります。そのうちの「フォトギャラリーとムービーメーカー」だけチェックを入れて、そのほかのソフトウェアはチェックを外します。その状態でインストールをクリックすれば、Windows Liveムービーメーカーだけをインストールできます。
アンインストール方法
Windows Liveムービーメーカーをアンインストールする場合は、まずスタートからコントロールパネルを起動し、「プログラム」という項目のプログラムのアンインストールをクリックしてください。
すると、インストールされているプログラムの一覧が表示されるので、「Windows Essentials 2012」を見つけて、右クリック->「アンインストールと変更」をクリックします。「Windows Liveムービーメーカー」という名前でインストールされていないので注意が必要です。
「Windows Essentials プロフラムのアンインストールと修復」が起動するので、上の「Windows Essentials プログラムの削除」を選択します。
アンインストールするプログラムを選択する画面になるので、「フォトギャラリーとムービーメーカー」にチャックを入れて、アンインストールをクリックしてください。これで、Windows Liveムービーメーカーのアンインストールは完了です。
ムービーメーカーの使い方
これで、Windows Liveムービーメーカーを使う準備は整いました。ここからは、実際の使い方について説明します。
メイン画面の説明
まずはWindows Liveムービーメーカーのメイン画面について説明します。メイン画面は作業メニュー、再生画面、タイムラインの3つで構成されています。
作業メニュー
作業メニューはホーム、アニメーションなどの5つのタブから構成されています。タブを切り替えることで、行える作業を切り替えることができます。
再生画面
再生画面は中央左側にあります。現在編集している動画を再生して、編集状況を確認するために使います。「00:00.00/00:00.0」は/の右側が動画の全体の長さを表し、左側が現在再生されている時点での時間を表しています。その右の矢印アイコンをクリックすることで全画面表示になります。
タイムライン
再生画面の右側にあるのがタイムラインです。編集中の動画を時間軸で表示します。
素材の追加方法
Windowsムービーメーカーで動画を編集するにはまず動画や画像、音楽といった素材をムービーメーカーに追加する必要があります。
動画および写真の追加
動画および写真を追加するには、ホームタブの「ビデオおよび写真の追加」をクリックします。動画および写真を選択する画面になるので、追加したい動画や写真を選ぶと、ムービーメーカーのタイムラインに表示されます。
また、追加したい動画および写真をWindows Liveムービーメーカーにドラッグ&ドロップすることでも追加できます。
音楽の追加
Windows Liveムービーメーカーでは、音楽だけを編集することができません。そのため、音楽を追加するためには初めに動画を追加しておかなくてはなりません。動画を追加すると、ホームタブの「音楽の追加」を押せるようになります。「音楽の追加」をクリックすることで、動画や写真と同様に音楽を追加することができます。
音楽も、動画と写真同様にドラッグ&ドロップで追加することもできます。
素材の編集方法
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