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「7-zip」というアプリをインストールすることで、コマンドライン(コマンドプロンプト)からzipファイルの生成が可能です。
あらかじめ、7-zipをインストールしておいてください。
7-zip
【方法】
1.コマンドプロンプトを起動します。
2.”7z.exe”があるディレクトリまで、cdコマンドで移動します。7-zipのデフォルトのイントール先はc:¥program files¥7-Zipです。
3.コマンドを入力して実行します。
構文の説明をしておきます。上記画像の最上段です。
EドライブのZipというフォルダの中にあるtest.txtというファイルを、同じフォルダ内にziptest.zipという名前で圧縮しました。
- 7z.exe a e:¥zip¥ziptest.zip e:¥zip¥test.txt
・7z.exe : 実行ファイル名
・a : 圧縮の指示(add)
・e:¥zip¥ziptest.zip : 圧縮後のファイル名(ziptest.zip)と保存場所(e:¥zip)
・e:¥zip¥test.txt : 圧縮前のファイル名(test.txt)とその場所(e:¥zip)
“a”を忘れがちなので注意しましょう。
目次
4.Windowsのコマンドラインからzipファイルを解凍する方法
解凍は、圧縮時の”a”を”x”に変えてやります。
EドライブのZipというフォルダの中にあるziptest.zipというzipファイルを、同じフォルダ内に解凍しました。
構文の説明をしておきます。上記画像の最上段です。
- 7z.exe x e:¥zip¥ziptest.zip -oe:¥zip¥
・7z.exe : 実行ファイル名
・x : 解凍の指示
・e:¥zip¥ziptest.zip : 圧縮ファイルの場所(e:¥zip)とzipファイル名(ziptest.zip)
・-o : 解凍する場所の直前に記述します。oはアルファベットの「オー」です。
・e:¥zip¥ : 解凍する場所
“x”を忘れがちなので注意しましょう。また、-oの直後にスペースは入れません。
5.Windowsで大容量のzipファイルを作成する時に分割する方法
Explzhを使うと、大容量のファイルを分割して圧縮できます。
大容量ファイルを小分けにしてメール送信する時などに便利です。相手側のサーバーに負担をかけずに済みます。また、一枚の書き込みメディアに入りきらないようなファイルでも、分割してやることで書込みができるようになります。
【方法】
2.「指定したファイルは書庫ではありません。圧縮しますか?」→「はい(Y)」を選択します。
3.ウインドウが起動しますので、「ツール(T)」→「ファイルを分割(I)」を選択します。
4.分割の設定画面が開きます。「分割サイズ」で1ファイルあたりの容量を直接指定できますが、「メディアサイス」を選択すると、CD-Rなどの代表的書き込みメディアの容量が選べ、便利です。
下線部に、処理後のファイル数が表示されていますので参考にしてください。
5.「OK」を押すと、分割ファイルが作成されます。この場合では4つのファイルになりました。解凍時は、すべてを同じフォルダに入れた上で、フロッピーのアイコンをダブルクリックします。