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IT関連にはたくさんの資格が存在します。なかには、資格を持つことで、企業や業界から一定以上の技能を持つ者として評価をされ、就職や転職、キャリアアップに役立つことがあります。
ここでは、「IT関連の就職・転職・仕事に役立つ資格の難易度とメリット」について、紹介いたします。現在IT業界で勤務している方や、これからIT業界をで働きたい方は、自身の今後のキャリアのためにも参考にしてみてください。
1.IT関連の就職・転職・仕事に役立つ資格
ここでは、資格を取得することで、就転職やキャリアアップに役立つIT資格について紹介いたします。
1.ITパスポート
ITパスポートは、経済産業省所轄の情報処理推進機構IPAが実施する国家資格です。初級シスアド(システムアドミニストレータ)を整理統合してできた資格で、2009年からITパスポートの資格が開始されています。ネットワークやセキュリティなどIT関連の知識以外にも、財務やマーケティング、法務、経営戦略など経営全般に関する知識も必要で、合格するためには幅広い知識が求められます。
試験の出題範囲は、ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)の3つから構成されています。合格率は47.2%(平成28年12月度)です。資格を取得することで、情報セキュリティや情報モラルに関するIT利活用の知識が一定水準以上有していることが証明され、就職や転職に役立ちます。
2.ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、ネットワークに関する技術を使い、最適な情報システムの企画や開発、要件定義、運用、保守などを主導する知識やスキルを有することを証明します。要求仕様に関する設計技法、プロトコル技術、セキュリティ技術、信頼性設計などができ、ネットワークシステムの作成ができる知識や技能、ネットワーク関連法規・標準などの知識が求めらる試験です。
平成28年度の合格率は15.4%(応募者18,096名)と、決して高くはなく、難易度の高い試験の1つです。試験内容は、アルゴリズムとプログラミング、システム開発業務、ソフトウェア開発管理技術、プロジェクトマネジメント、システム監査、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリなど、幅広い範囲から出題されます。
3.システムアーキテクト
システムアーキテクトは、平成28年度の合格率13.9%(応募者8,157名)の試験です。システム開発の上流工程を主導し、分析やグランドデザインの設計、開発の要件定義などを行うエンジニアを目指す人に適した資格です。
情報システムの契約や合意、企画や要件定義に関することや、機能要件の分析や凡用的モジュールの利用に関することなどの組込みシステムについてなど、幅広い範囲で出題されます。エンジニアとしてキャリアアップしたい方や、就転職したい方向けの資格でもあります。
4.情報セキュリティスペシャリスト
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