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Googleが提供する無料メールソフトGmail。無料とは思えないほどの多機能・利便性を誇り、PC スマホどちらでも便利に扱えるメールサービスです。
便利なサービスではありますが、Gmailは過去にデータ消失事故が起きており、また再発した時にGoogle側が完全に復旧作業をしてくれるとは限りません。
無料サービスですし、そこまでは保証できませんよね。
そのような事態に備えて、ユーザー自身の手でバックアップを取っておくことも大切です。
プライベートな内容や重要ではないデータならまだしも、仕事で利用されている方にとって突然のメールデータ消失は致命的になりえます。
本記事では、データ消失に備えてバックアップを取っておく方法を手順に沿ってご紹介します。
大切なデータであればあるほど、事前準備が大切だと思います。皆さんも参考にしてみてください。
目次
Gmailを使ってバックアップをとる
Google公式から案内されている方法がありますので、Gmailのバックアップ手順と保存ファイルの開き方を解説します。
Gmailのバックアップ方法
バックアップ手順
- Googleのデータツールページにアクセス
- 選択を解除をクリック
- メールのみONにする
- ページ下部の次へをクリック
- アーカイブを作成をクリック
- 案内メールが届くまで待機(ページは閉じてOKです)
- 届いたメールを開きアーカイブをダウンロードをクリック
手順5はメールの容量によっては時間がかかってしまうこともあります。
ページは閉じてしまっても問題ありませんので、案内メールが届くまで別の事をしていても大丈夫です。
また、2022年以降においては、下記の方法でGmailをバックアップできるようになりました。
- Gmailのバックアップを取りたいGoogleアカウントにログイン
- 右上のGoogleアカウントのアイコンを選択
- 「Googleアカウントを管理」を選択
- レフトメニュー「データとカスタマイズ」を選択
- 「データをダウンロード」を選択
- 「選択をすべて解除」を選択して「追加するデータの選択」でGmailの欄にチェックを入れる
- バックアップ方式を選択(MBOX/全てのデータ)
- 手続きを進め「エクスポートを作成」を選択
- エクスポートファイルの作成完了を待つ
- 「ダウンロード」を選択しバックアップファイルを保存する
定期的にこの方法でバックアップを取得し、Gmailを紛失しないようにしておきましょう。
バックアップデータ.mboxファイルを開く方法
バックアップデータは.mboxファイルで保存され、そのままでは閲覧することができません。
ファイルを開くためには、Thunderbirdというフリーのメールソフトを使います。
ダウンロードからmboxファイルを開くまでの工程が結構かかりますので区切りながら説明していきたいと思います。
Thunderbirdの起動まで
まずはThunderbirdのDLから起動までをやっていきましょう。
無料DL後に寄付を求める画面が表示されることがありますが、今回は無視してしまって構いません。
DLはすぐ終わりますので閉じてしまいましょう。
DLから起動まで
- ThunderbirdDLページにアクセス
- 無料ダウンロードをクリック
- セットアップを起動して手順に沿ってインストール
- Thunderbirdを起動
拡張機能ImportExportToolsを追加する
Thunderbirdに標準搭載されている機能ではmboxファイルを開くことはできません。
拡張機能であるImportExportToolsを追加する必要があります。こちらではその追加手順を解説します。
ImportExportToolsを追加
- 右上の三本線アイコンをクリック
- 展開されたメニューからアドオンをクリック
- アドオンとは?にある詳細ボタンをクリック
- 検索ボックスにImportExportToolsと入力して検索
- Thunderbirdへ追加をクリック
- 今すぐインストールをクリック
- インストールが終わったらThunderbirdを再起動
Gmailアカウントを設定する
ImportExportToolsのインストールが終わったら、次はGmailアカウントをThunderbirdに追加します。
メールアカウント設定
- アカウントをセットアップにあるメールをクリック
- 任意の名前、Gmailアドレス、Gmailパスワードを入力して続けるをクリック
- 完了をクリック
mboxファイルを開く
ここまでお疲れ様でした。必要な準備は終えたのでいよいよmboxファイルを開きます。
mboxファイルを開く
- ローカルフォルダーを右クリック
- ImportExportTools→mboxファイルをインポートをクリック
- 単一または複数のmboxファイルを直接インポートを選択してOKをクリック
- mboxファイルを選択して開く
アプリ「Gmail Backup」を使ってバックアップをとる
GoogleのGmailを使ったバックアップ方法以外に、フリーソフトGmail Backupを利用する方法もあります。
こちらのバックアップファイルはemlファイルとして保存されますので簡単に開くことができます。
mboxファイルを開くのは面倒そう…という方はこちらのバックアップ方法がオススメです。
Gmail Backupの使い方
Gmail Backupを使うためにはソフトのDLやGmail側にも必要な設定があります。
GmailのIMAPを有効にする
Gmail BackupからGmailにアクセスするためにIMAPを有効にする必要があります。先にこちらの設定を済ませてしまいましょう。
IMAPを有効にする
- Gmail画面を開く
- 右上にある歯車アイコンをクリック
- 設定をクリック
- メール転送とPOP/IMAPをクリック
- IMAPアクセス:でIMAPを有効にするにチェックを入れ変更を保存をクリック
Gmail Backupでバックアップを取る
DLからバックアップを取るまでの手順を解説します。
DLからバックアップを取るまで
- Gmail Backup DLページにアクセス
- GMail Backup 0.107をDL
- セットアップを起動して手順に沿ってインストール
- gmail-backup-gui.exeをダブルクリックしてGmail Backup起動
- Gmailアドレス、パスワード、バックアップ保存先フォルダを入力
- 期間を指定する場合はNewest emails onlyのチェックを外し開始日と終了日を入力
- Backupをクリック
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