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目次
Facebookアカウントを乗っ取られないためにできる6つの対策
それでは最後に、Facebookのアカウントが事前に乗っ取られないためにご自分で行える6つの対策について見ていきましょう。乗っ取られてしまうと上記のような被害にあってしまうため、これからご紹介する対策を参考にFacebookのアカウントを守りましょう。
メールアドレスを知られないようにする
Facebookアカウントの乗っ取りのキーとなるのは、メールアドレスであるとご紹介致しました。そのため、メールアドレスが知られないようにすれば、Facebookアカウントの乗っ取りを防ぐキーとなります。
これを行うためには メールアドレスの公開範囲を「自分だけ」に設定する ことで第三者にメールアドレスを知られることがなくなります。
二段階認証を有効にする
Facebookに限らず実装されているSNSが多いですが、ログインを行うときにパスワード以外の認証機能を使わないとログインが出来ない 「二段階認証」 という機能があります。
この二段階認証を有効にしていることで、万が一パスワードの再発行がされてしまったとしても、Facebookのアカウントを乗っ取ろうとしている第三者はログインを行うことが出来ません。
二段階認証を有効にするためには、Facebookの設定画面にある 「セキュリティとログイン」 に進み 「二段階認証を使用」 を選択します。すると画面がさらに進むため 二段階認証の設定をオン にします。
この設定を行うことで、意図しない第三者からのログインを防ぐことが出来ます。
ログイン通知設定をしておく
こちらもFacebookに限ったことではありませんが、これまでにログインしたことがないスマホやパソコンからご自分のFacebookにログインをしようとした時に、通知が来る設定をしておくことが出来ます。
この通知の設定をしておくことで、使用しているFacebookのアカウントへのログインがあったことをいつでも知ることが出来ます。
無闇に友達申請を承認しない
Facebookは友達申請を送ったり、または承認することで友達の輪が広がって楽しくなっていくアプリです。しかし無闇やたらに友達申請を承認してしまうことはセキュリティ面を考えるとあまり好ましくありません。
最初からアカウントハックを目的として近づいてくる人間も存在することを忘れてはいけません。彼らは美男美女のサムネイルを使用したり、巧妙なプロフィール文を用意したりと、なんとか承認させようとしてきます。
このようなアカウントが3つに到達してしまうとアカウントハックの準備が完了してしまいますから、注意が必要です。友達申請が来たからといって無条件で承認することは大変危険な行為である ことを覚えておきましょう。
パスワードの使いまわしをしない
他のサービスで使用しているパスワードを使用しないこと。これはFacebookに限らずログイン制のサービスを利用する上の基本となります。一つのパスワードが流出してしまったら芋づる式にアカウントハック被害にあってしまうかもしれません。
また一度突破されたパスワードは「パスワードリスト」のように一覧表とされてアカウントハックを目的としている集団の間で使い回されているという話もあります。ただ闇雲にそのパスワードを使用してアタックし続けるという手法もあるわけですね。
それぞれのサービスでは必ず違うパスワードを使うようにしましょう。
Facebook向けの心理・診断アプリを使用しない
Facebook向けに配信されている心理・診断アプリも注意が必要です。アプリを使用する時に個人情報を与えてしまうことも少なくなく、そこからアカウントハックに必要となりそうな情報が流出してしまう可能性もあるんです。
もちろん安全なアプリもありますので全ての使用を避ける必要はありませんが メールアドレスや友達リストのような情報を取得しようとするアプリは注意が必要です。
Facebookアカウントが乗っ取られてしまったら!やるべき対処法
Facebookのアカウントが乗っ取られてしまったら。そのまま放置しておくことは危険です。すぐにやるべき対処法をまとめました。
アカウントハックされたか確認する
まずは本当にアカウントハックされてしまったのか確認することから始めましょう。
Facebookのログイン履歴をチェックして自分が使用している端末以外がログインしていたり、使用した時間以外にもログインしている形跡があれば自分以外の誰かがログインしていることが確定します。
パソコンでログイン履歴を確認する
パソコンでログイン履歴を確認する
- 画面上部にある ▼ボタン をクリック
- 展開されたメニューから 設定 をクリック
- セキュリティとログイン をクリック
- ログインの場所 を確認する
スマホでログイン履歴を確認する
スマホでログイン履歴を確認する
- 画面右下の 三本線アイコン をタップ
- 設定とプライバシー をタップ
- アカウント設定 をタップ
- セキュリティとログイン をタップ
- ログインの場所 を確認する
以上の手順でログイン履歴をチェックすることができます。ログインした場所、時間、端末をチェックすることができるようになっています。アカウントハックされている場合は高確率でこの部分にも異常が見られるようになっています。
【ログイン可能の場合】パスワードを変更する
Facebookのアカウントにログイン可能な状態である場合、すぐにパスワードの変更を行いましょう。これは通常のパスワード変更と同じ手順で行うことになります。
パソコンでパスワードを変更する
パソコンでパスワードを変更する
- 画面上部にある ▼ボタン をクリック
- 展開されたメニューから 設定 をクリック
- セキュリティとログイン をクリック
- パスワードを変更欄の 編集 をクリック
スマホでパスワードを変更する
スマホでパスワードを変更する
- 画面右下の 三本線アイコン をタップ
- 設定とプライバシー をタップ
- 設定 をタップ
- セキュリティとログイン をタップ
- パスワードを変更 をタップ
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
- 変更を保存 をタップ
以上の操作でパスワード変更が完了します。これで少なくともハック済みのパスワードではログインできなくなりました。
【ログイン不可の場合】パスワードを変更する
既にパスワードを変更されており、Facebookアカウントにあなたがログインできない状態である場合、通常通りの手順ではパスワードを変更することができません。
このケースではパスワードをリセットさせることが必要となってきます。アカウントの特定が必要となり メールアドレス もしくは 電話番号 を入力が求められます。
パスワードを変更する
- アカウント特定ページ を開く
- メールアドレス もしくは 電話番号 を入力して 検索 をクリック
- 届いた認証コードを入力して 次へ をクリック
- 新しいパスワードを入力して 次へ をクリック
- 他のデバイスからログアウトしますか? にチェックを入れて 次へ をクリック
上記はパソコンの手順となっていますが、パソコン、スマホ共に手順に違いはほとんどないようです。スマホをご利用の方も参考にしつつ行ってみてください。
まとめ
Facebookは、簡単に人との繋がりを持つことが出来て、さらにある程度プライベートな情報も公開していることで安心して使ってしまいがちです。ですが、Facebookは悪意のある第三者に乗っ取りをされて勝手に操作をされてしまうことがあります。
勝手に操作をされてしまうとご自分の友だちにまで被害が及んでしまい、乗っ取りの被害がどんどん拡大していってしまうため、事前に対策をとる必要があります。対策のキーとなるのは、やはりメールアドレスです。
そして、知らない人や関係性の薄い人を無闇に承認しないという対策もあります。承認するのは信頼できる友だちだけというある程度クローズドの状態を保つことが出来れば、アカウントのセキュリティもより強固なものとなります。
今回ご紹介した対策を参考にして、安心安全にFacebookを活用しましょう。
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