動画ファイル形式にはさまざまな種類があることをご存知ですか?すべてのファイル形式を覚える必要はありませんが、動画のダウンロードや編集をしたい場合は、主要形式を覚えておくと便利です。
ここでは、主な動画ファイル形式の特徴やおすすめの動画ファイル変換ソフトについて紹介しています。
この記事を読むことで、動画ファイル形式に詳しくなり、自分に合った変換ソフトも見つけることができますので、ぜひ参考にしてください。
目次
動画ファイルの形式6つと特徴

動画ファイル形式の特徴や違いについて把握しておくことは大事です。ここでは、MP4やWMV、MPEG-4など、主な動画ファイル形式の特徴について確認していきましょう。
1.MP4
MP4は、ほとんどの機器に対応している非常にメジャーな動画ファイル形式です。利便性に長けており、MP4形式でダウンロードをすればまず問題ありません。
2.QuickTime
QuickTimeは、Appleが開発したMac標準のファイル形式で、拡張子は「.mov」です。Windowsで視聴したい場合は別の動画プレーヤーが必要になります。
3.AVI
AVI(Audio Video Interleave)は、Microsoftが開発をしたWindows標準のファイル形式です。Windowsで動画を取り込んだり、編集したりする場合はAVIが主流となっています。AVIでエンコードされた動画ファイルは、Windows Media Playerで再生ができますが、なかには再生できないものもあります。
その場合は、圧縮時のコーデックをインストールすることで再生が可能です。
4.WMV
WMV(Windows Media Video)は、ストリーミング配信を前提にMicrosoftが開発した動画ファイルフォーマットです。動画配信サービスで幅広く利用されていて、DRM(デジタル著作権管理)機能が付いています。音声ファイルのWMAなどもあります。
5.MPEG-4
MPEG-4は、WindowsにもMacに対応している動画ファイル形式で、高画質で圧縮率が高いのが特徴です。高い汎用性を持っています。
6.FLV
FLVは、Adobeが開発した動画ファイル形式です。Adobe Flash Playerで再生ができ、いろいろな動画サイトでも利用されています。ただし、Windows Media Playerなどの再生プレーヤーでは再生ができません。
MP4→他の形式ファイルに変換するソフト4選
ここでは、MP4を他の動画形式ファイルへ変換できるソフトについて見ていきましょう。
1.Freemake Video Converter
Freemake Video Converterは、MP4形式への無料変換ソフトです。動画のダウンロードだけでなく、DVD変換や作成もできるオールインワンソフトで、操作も簡単なため初心者でも安心して利用できます。
MP3、AVI、MKV、WMV、SWF、MOVなど500以上のフォーマット間の変換ができ、複数のファイルを同時に変換も可能です。ニコニコ動画やDailymotion、YouTubeなどの動画サービスの変換もでき、動画編集機能も充実しています。
2.GOM Encoder
GOM Encoderを使えば、デバイスに合わせて簡単に高速動画変換が可能です。MP4だけでなく、VOBやAVI、WMV、MKV、MOV、FLV、SWF、OGMなどの形式もサポートしていて、iPhoneやAndroid、PSP、Xboxなど、さまざまなデバイスで利用できます。
プリセットを選択して開始ボタンを押すだけなので、初めての人でもスムーズに操作できるソフトです。
3.Any Video Converter
Any Video Converterは、さまざまな動画形式をMP4やAVI、WMV、FLV、SWF、3GP、MPEG-1などの形式に変換ができるソフトです。
DailymotionやYouTube、ニコニコ動画などの100以上の動画サイトから動画をダウンロードしたり、クリップや回転、カット、複数映像の組み合わせなどの編集機能もできます。もちろん、iPhoneやAppleTVなどのデバイスにも対応しています。
4.XMedia Recode
XMedia Recodeは、MP4はMKV、AVI、MOV、WMV、OGMなど、非常に多くの動画ファイル形式をサポートされており、クロップや回転、色調補正、ノイズ軽減、解像度変更などの機能も搭載されています。
デフォルトでは日本語対応していませんが、言語選択により日本語対応が可能です。
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