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アーキテクチャとは?IT用語を分かりやすく解説!

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POWERアーキテクチャは、IBMなどによるRISCマイクロプロセッサ用のアーキテクチャ名のことであり、PlayStation3やWiiU、XBox360などに採用されました。

階層化設計手法を使用しており、ユーザ命令セットアーキテクチャ・仮想環境アーキテクチャ・オペレーション環境アーキテクチャの3つのレベル(Book)に分類されています。

POWERアーキテクチャのオープンソースフレームワークをデプロイするときに、リスク等を回避できるPowerAIなどあります。

SPARCアーキテクチャ

SPARCアーキテクチャは、1985年にサン・マイクロシステムズ(現在はOracle)が開発した命令セットアーキテクチャの名称のことで、総称してSPARKと呼ばれています。現在は、非営利団体のSPARKインターナショナルが管理しています。

以前、スーパーコンピュータの「京」がSPARKアーキテクチャをベースとしてHPC-ACEを開発しています。MIPSアーキテクチャと同じように、ARMアーキテクチャと比べてサポーターが少ないことが弱点です。

CPUとアーキテクチャ

アーキテクチャと切っても切り離せないCPUですが、そもそもCPUとはどんなものを指すのでしょうか。また、CPUの性能が良し悪しはどこで判断すればいいのでしょうか。ここでは、CPUの基本的な知識について確認していきましょう。

CPUとは

CPU(Central Processing Unit)の略でプロセッサーとも呼ばれ、日本語では中央処理装置とも言います。

よく例えられるのが「CPU=人間の頭脳」のことで、CPUの性能が高いことは頭の回転が速いこと、CPUの性能が低いことは頭の回転が遅いことを表します。そのため、CPUの良し悪しが、パソコンやスマホなどの性能にも直結してきます。

AppleのiPhoneXに搭載されている「A11 Bionic」やそれまでに使用されていた「A10 Fusion」もCPUのことです。CPUの性能を示す数値として「クロック数」や「コアの数」があります。

クロック数とは、CPUの名称の後ろに「1.8GHz」など書いてある数字のことで、数字が大きいほど処理スピードが速く性能が良い傾向があります。

コアの数については、元々は1つのCPUに対して1つしかありませんでしたが、2つのコア(デュアルコア)が2006年頃に登場し、4つのコア(クアッドコア)が翌年の2007年頃に登場しました。その後も、6つのコア(ヘキサコア)や8つのコア(オクタコア)など、どんどん増えています。

こちらも一概には言えませんが、コアの数が大きくなるほど作業効率が高くなります。他にも、キャッシュメモリやCPUソケット、FSB、DMI、QPIなどいろんな性能の見方があります。

まとめ

アーキテクチャはコンピュータの構造や仕組みのことを指し、ARMやx86、MIPS、POWER、SPARCなど、さまざまなアーキテクチャがあります。「アーキテクチャとはこんな意味なのか」「CPUによって性能が変わるんだ」と基本的なことだけでも覚えておきましょう。

言葉の意味を理解することで、今後IT関連の情報がよりスムーズに認識できるようになります。

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