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著作権法が強化されてきた背景には、映像データを何度コピーしても劣化しないというデジタル技術の普及があります。
そこで、2012年の著作権法の改正では、技術的保護手段の解除や回避というリッピング技術が違法とされました。
しかし映像データをアナログ的に「キャプチャ」して映像をバックアップし、私的に利用することはまだ違法ではありません。原理的には、モニターの前にビデオカメラを置いて撮影するイメージです。
リッピングではなく録画(キャプチャー)ですので、コピーガードの解除を行わずにコピーができます。
画像の品質は、再生デッキから出力される映像をそのまま同じ解像度でキャプチャ録画すれば、視覚的には画質の劣化を感じることは少ないでしょう。
しかし、あくまでもキャプチャーですので相応の劣化は覚悟しておく必要があります。この種の機器の代表的なものとしては、Internal社の「EzCAP HD」があります。
まとめ
isoファイルを再生したいというニーズは、2012年の著作権法改正以後も衰えていません。
Android端末の能力も向上し、動画再生アプリの使い勝手も良くなっていますので、手持ちのisoファイルを最新のスマートホンやタブレットで再生するということであれば、定番ソフトをインストールすれば、簡単に再生することができます。
その一方で、少し古い機種の端末で扱うにはisoファイルはサイズも大きく、動作も不安定になりがちです。
その場合、isoファイルをAndroidにプリインストールされている動画形式に変換することで、快適に映像を楽しむことができます。ただし、これから改めて市販のDVDやBRからリッピングすると著作権法に触れます。
あくまでも、過去にリッピングしたisoファイルを変換する目的でソフトを使用してください。
どうしても、手持ちのDVDなどをAndroidで再生したい場合、いったんアナログ的にキャプチャー録画して映像ファイルを作成し、Android用に変換するという手順が必要です。
この場合も、あくまでも利用目的は私的利用に限られますのでご注意ください。ルールを守って、モバイルライフを楽しみましょう!