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Windowsを実行中のコンピュータを、別のWindowsを実行中のもう一つのコンピュータから接続して、これを制御することをWindowsリモートデスクトップといいます。
そのリモート制御しているコンピュータが例えば学校などの自宅の外にあったとして、あたかもそこで操作しているように自宅にあるご自分のコンピュータから、リモート制御しているコンピュータ上で実行するプログラムや読み書きするファイルにアクセスすることが出来るのです。
本記事ではリモートデスクトップの機能の使い方とリモート・コンピュータに接続できない時の解決方法についてご紹介していきます。
目次
リモートデスクトップを利用する3つのメリット
Windowsのリモートデスクトップ機能を利用するメリットは次の通りです。
- 外出先からでも仕事ができる
- 性能の良いデスクトップPCの能力を外から利用できる
- ソフトの購入費用などを削減できる
各メリットについて、具体的に確認していきましょう。
外出先からでも仕事ができる
リモートデスクトップを利用すれば、外出先からでも、社内のパソコンに接続して利用することができます。
外部に持ち出すことのできない資料などでも、リモートデスクトップを活用すれば、いつでもアクセスできるようになり、外出先から対応できる仕事の幅が広がります。
性能の良いデスクトップPCの能力を外から利用できる
リモートデスクトップを利用した場合、処理能力は接続先のパソコンに依存します。
そのため、外出先ではCPUなどのスペックで劣るノートパソコンを利用していても、リモートデスクトップで社内のデスクトップPCに接続すれば、高水準のCPU、メモリなどの処理能力を利用することができるのです。
処理の重いエクセルファイルなどは、ある程度のパソコンのスペックがないと、固まってしまうなどのトラブルに繋がります。
ソフトの購入費用などを削減できる
Windowsを利用している人は、Officeを購入してWordやExcelを利用できるようにしていることでしょう。
しかし、社内のパソコンと外出先用のノートパソコン、両方のライセンスを購入しようとすると、購入費用が膨れ上がり、人数が多くなるほど経費が増えてしまいます。
リモートデスクトップ機能を活用すれば、社内のデスクトップPCにのみOfficeを入れて、ノートパソコンを利用する時にはリモートデスクトップを活用すれば良いので、一つのライセンスのみですみます。
1.Windows10で自宅のPCを遠隔操作する
ご自宅のPCを、外出先であなたがお持ちのWindows10が入ったタブレット端末で遠隔操作する方法をご説明します。
- まず「スタート」の画面で、「すべてのアプリ」をクリックし、「Windowsアクセサリ」‐「リモートデスクトップ接続」と進みます。
- 表示された画面で、遠隔接続を行うご自宅のPCのコンピュータ名かIPアドレスを入力します。
- そして「接続」ボタンをクリックすればご自宅のPCに遠隔接続ができます。
そのあとの細かい設定は、「オプションの表示」をクリックすることで出来ます。
リモートデスクトップとは?
「リモートデスクトップ」とは、ネットワークを介在してご自分の手元のコンピュータから、別のコンピュータのグラフィック・ユーザー・インタフェース(GUI)やそのコンピュータのデスクトップ環境を利用してこれを操作するテクニックのことです。
世の中に存在する色んなオペレーティングシステム(OS)毎に、この機能を実現するソフトウェアがあります。
例えばUNIX系であればX Window Systemであり、Mac OSであればApple Remote Desktop (ARD)であったりするわけです。
そしてMicrosoft Windowsであれば、Remote Desktop Protocol (RDP)です
また特定のOSではなく、様々なOSに対応したものとしてVirtual Network Computing (VNC) というオープン・ソースとして公開されているソフトウェアもあります。
UWP版のリモートデスクトップをダウンロード
UWPとはUniversal Windows Platform の略称で、Microsoftがこれまでのリモートデスクトップのアプリとは異なり、Windows10 Mobileをサポートしたアプリとなっています。
但し注意が必要なこととして、従来のリモートデスクトップでサポートされていた機能の一部が利用できなくなっていることです。
ですからそれを使いたいなら、Windowsに標準のリモートデスクトップアプリを使うことが推奨されています。
このUWP版リモートデスクトップアプリは下記URLのWindowsストアから無料でダウンロードが出来ます。