※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
AI技術の発達によって様々なサービスに活用されることが多くなりました。その普及率と言えば、テレビのニュースや新聞などでAIに関連する情報を目にしない日は無いと言っても過言ではないくらいです。
最近では株式投資を始めとした資産運用にAIを利用する「ロボアドバイザー」というサービスが注目を集めています。人工知能であるロボットが投資に関するアドバイスを行ってくれるというものです。
本記事では 人工知能の株式投資サービス3選 をご紹介します。AIで行う資産運用の概要についても解説しますのであわせて参考にしてみてください。
目次
AIで行う資産運用とは
資産運用と言えば、株式なら過去の流れを冷静に分析してその時々に合った株を購入するといったものですよね。その資産運用をAIで行うということはどういうことなのでしょうか。
資産運用に関わるプロセスを自動化
資産運用にAIを活用したサービスでは、資産運用に関するプロセスを自動化できることをアピールしています。代表的なサービスである「WealthNavi」では 「資産運用の手間をゼロに」 という言葉を掲げているほどです。
膨大なデータから流れを分析
資産運用をするためには、過去の取引状況などから流れを把握することが大切とされています。人間の手で行う場合でもチャートを見て値動きの流れや取引状況を確認していますよね。トレーダーの培われてきた勘や長年の経験などを合わせることが一般的でした。
AIを使った資産運用も過去のデータから流れを分析する点は変わっていません。まずは分析することから始まります。過去の値動きから今後の振れ幅を予測することで、投資商品の今後の動きを示してくれるというものです。
AIの資産運用ブームは過去にも起きていますが、今回のブームは ビッグデータの存在 が過去のブームと決定的に異なる点です。様々な分野にAIが活用されることになったのもこのビッグデータがあってこそと言えるものです。
ビッグデータは数値データだけではなく、文章や画像など様々なものをデジタル情報化させることを可能としています。何でも情報として取り入れることができるわけですから 参照できるデータはこれまでより膨大な量になる ことは歴然です。
いくら経験を積んだトレーダーと言えども、ビッグデータから参照されるデータ量には敵わないということですね。
最適な運用商品の割り出し
人間の力で適切な投資商品を探し出すのは手間と時間がかかります。そのプロセスを楽しめる余裕がある人であれば問題はないのですが、投資を考える大多数の人はただの手間として考えている傾向にあるようです。
AIによる資産運用ではこういった 手間を全て排除 することができます。投資者に関するデータ「投資金額」や「最終的な目標額」などを入力することでAIが投資者に対して最適な運用商品を割り出してくれるのです。
全プロセスの自動化
最初にデータを入力するプロセス以外は全て自動化にすることができます。入力するデータ内容は年収や支出状況、許容できる損失範囲など…。サービスによって多少の違いはありますが、お金の流れに関する情報を事細かに入力することで 精度の高い資産運用を自動 で行ってくれます。
AIによる資産運用は、自動で資産運用を行えるものです。AIに全てを任せることができるので、自分で投資に関する勉強をしたり、自分に合った投資商品を探す時間をかけることはありません。
資産運用にAIを活用するデメリット
①手数料がかかる
一つ目は、自分で運用する時よりも 手数料がかかる という点です。
預かり資産の数%を年率手数料として支払うというものです。長年投資を自分で行っている人にとっては大きいデメリットとなります。
一方、投資初心者にとっては自分で投資を行う際の手間を考えてみると安い出費と考えることもできます。最初から支出額として算出もできますし、この点に関してはそこまで気にするほどではないかもしれませんね。
②短期投資では元本割れするケースも多い
二つ目は、AI資産運用は長期向けを前提としている点です。
基本的に資産運用は長期の方が利益が出やすいものとなっていますが、AIに資産運用も同じ傾向になります。10年以上の長期的な投資を前提として利用すればほとんどのケースで利益を出すことができるとされています。
短期投資を考えている人は、投資額よりも資金が減ってしまう 「元本割れ」 が発生するケースが覚悟しておくことが大切です。
③関連データが少ないものに対して弱い
三つ目は、データに依存しすぎるという点です。
AIの資産運用では過去のデータから今後の値動きを予測して最適な投資商品を提示するというものです。参照するデータが多ければ多いほど、精度の高い投資運用が行えるという特徴があります。
しかし参照するデータが少なかったらどうなるのか。株式のように何十年も行われている取引であればデータ不足に悩まされることはありません。しかし最近流行している仮想通貨のようにここ数年で急激の伸びた市場では取引データ履歴に圧倒的な差が生じることになります。
AIの資産運用は しっかりしたデータが取れないものに対しては弱い というデメリットが挙げられます。
人工知能の株式投資サービス3選
最低投資額 | 10万円 |
手数料 | 年率1.08%(預かり資産が3,000万以上の場合0.54%) |
自動積立 | 有り |
参考URL | 公式サイト |
資産運用の手間をゼロに
「WealthNavi」では、AIによる資産運用を行うことで投資の手間はおろか、資産運用に関わること全ての手間をゼロにすることができます。
「WealthNavi」の公式サイトでも触れられていますが、資産運用にかかる手間は非常に多くなっています。
資産運用にかかる手間
- 資産配分の決定
- 金融商品の選定
- 入金・発注・積立
- 再投資
- リバランス
- 税金最適化
通常の資産運用であれば、これらの事を行う必要がありますが「WealthNavi」では全てを自動化。資産運用にかかる手間の煩わしさを全て解決してくれます。
預かり資産・運用者数No1ロボアドバイザーを達成
2016年7月の正式リリースから約3年となる2019年7月時点で 預かり資産1,600億円 を達成。開設口座数23万 に到達したことが発表されています。
この結果から、中長期を見据えた安定的な資産運用に満足している人が多いことが分かりますね。最低投資額も10万と比較的低水準であることも人気サービスとなる一因になっていそうですね。
②楽ラップ
最低投資額 | 10万円 |
手数料 | 最大年率0.99% |
自動積立 | 有り |
参考URL | 公式サイト |
手軽に始められる資産運用
仮想通貨の流行によって資産運用が身近になったという人は増えたと思います。しかし「資産運用」や「投資」という言葉に対して二の足を踏んでしまう人もまだまだたくさんいるかと思います。
実際投資に関する知識がない人が資産運用を行うには高い壁があります。色々なことを自分で勉強する必要がありますから「投資で楽して稼ぐためには大変な努力をしなければいけない」といった矛盾した状況であったと思います。
「楽ラップ」では、ロボアドバイザーがたった2分で運用コースを無料で提案してくれるものなど、投資初心者でも利用しやすいサービスを展開しています。
コストを抑えて長く続けられる
年率手数料1%以下という低コストでありながら、満足できるサポートを提供しています。長期を見据えた資産運用としてお金を預けておくことができます。
③マネラップ
最低投資額 | 1,000万円 |
手数料 | 年率1%未満 |
自動積立 | 無し |
参考URL | 公式サイト |
本格的な資産運用計画を
マネラップではまず「ためる」「たのしむ」「そなえる」という3つの基本タイプから選択します。その後、簡単な質問に答えていくことで利用者に合った資産運用計画を見繕ってくれます。
利用者は手間をほとんどかけずに本格的な資産運用計画を立てられるサービスとなっています。最低投資額が1,000万円 とボーダーが高いゆえ、気軽に始める資産運用には向いていませんが、マネックス証券は証券業として実績を多く持つ会社です。お金がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
人工知能を活用した株式投資サービスをご紹介してきました。
お金の運用までAIに任せる時代がやってきてしまったんですね…。AIに限らず投資にはリスクが付きまといますから利点ばかりを追いかけても仕方ありませんが、資産運用を実現するまでに至ったのは事実です。
AI技術の発展によって様々な分野への活用が期待される人工知能です。「AIだから不安」という偏見はもう捨て去らないといけない時代がきたのかもしれません。