あなたは、ヤフー・オークション、略して「ヤフオク」を利用したことがありますか?
いまやたくさんのWebサービスオークションがありますが、インターネット上でのオークションの老舗であるヤフオクで落札時に発生する手数料の仕組みなどについて「どうなっているんだろう?」と疑問に感じたことがある人は少なくないでしょう。
ここではヤフオクで落札時に発生する手数料の仕組み、そして注意点をご紹介致します。ヤフオクを利用しようとしている人も既に利用している方も必見です。
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ヤフオクの落札で出品者・入札者にかかる手数料

ではまず、ヤフオクの落札時に出品者と入札者にそれぞれかかる手数料についてご紹介します。いったいヤフオクに出すには、どのくらいの手数料がかかるのでしょうか?
1.ヤフオクの出品者側の手数料
出品者側の手数料としては、フリマ出品とオークション出品の2種類があります。
フリマ出品
まず、フリマ出品には、出品された商品が落札された際にかかる「落札システム利用料」がかかり、Yahooプレミアム会員だとすべてのジャンルで8.64%、登録がない場合には10%となります。
これは、他のプラットフォームに比べると割安だと言われています。
落札した人がキャンセルしたなどの場合は、システム利用料が確定する前に「落札者」を削除しておかないと、以前はシステム手数料がかかってしまう場合がありましたが、2017年3月16日以降は、落札者削除や繰り上げの操作ができなくなっています。(特定カテゴリ除く)
そのため、落札者には手数料を引いた金額を返金してあげましょう。
オークション出品
オークション出品の場合は、Yahoo!プレミアム会員費(ただし、アプリから出品の場合は必要なし)、更に落札された場合は、落札システム手数料、設定によってオプション利用料、状況によっては、出品取り消しシステム手数料が必要となります。
出品するカテゴリによって違いがある場合もあり、自動車、オートバイ、キャンピングカーなど大きなものは、カテゴリによっては、出品や落札のシステム利用料が3,024円など高額な場合もありますので注意が必要です。
また、「オプション利用料」として、「最低落札価格」の設定、「注目のオークション」への設定、太字テキストや背景色の変更、目立ちアイコンや贈答品アイコンに設定する場合は、最底落札価格の設定以外は、一出品・1日あたり10.80円~32.40円のオプション利用料がかかります。
でもこれらを設定することによって、目立つので立ち寄ってくれる人も多くなるため、費用をすぐに回収できるほどの効果があることが期待されます。
2.ヤフオクの入札者側の手数料
ヤフオクでは、入札者、落札者への手数料はかからないことになっています。
ヤフオクに出されている商品を落札したら、代金を出品者に払いましょう。
また、配送などにかかる費用、代金の振込などにかかる費用などは、特に明記されていない場合は、落札者が負担することが多いようです。
3.ヤフオクの「特定カテゴリ」とは
出品の際に注意しなくてはならないことのひとつに出品するものが「特定カテゴリ」に該当しているかどうか確かめることです。
特に自動車、オートバイ、キャンピングカー、中古車・新車やオートバイの車体、モーターボートや水上オートバイなどの船やなど、大型の品物は、この「特定カテゴリ」当たっており、出品や落札のシステム利用料が3,024円と高額になってしまう場合があります。
出品フォームが一般と違ったり、オークション以外での出品はできませんが、Yahoo!かんたん決済以外の支払い方法を選択することができるなど、メリットもあります。
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