Windowsで更新プログラムを適用する場合、一般的なのは Windows Updateを使う方法です。
しかしながら、Windows Updateでは、適用せずに更新プログラムのダウンロードだけ行うことはできません。そのため、動作検証等の目的で手動で更新プログラムを適用する必要があったりする場合にはむきません。
WindowsUpdateカタログでは、個別に更新プログラムをダウンロードし、必要に応じてインストールすることができます。また、なんらかの理由で Windows Update に接続できない場合などは、WindowsUpdateカタログが便利です。
本記事では、WindowsUpdateカタログを活用してファイルを個別に更新プログラムをダウンロードする方法について説明します。
目次
WindowsUpdateカタログを活用してファイルを個別にダウンロードする方法
WindowsUpdateカタログでは、下記を含むオペレーティングシステムの更新プログラムが用意されています。
- デバイスドライバー
- 修正プログラム
- 更新されたシステムファイル
- 新Windows機能
これらの更新プログラムを個別検証したい場合にはWindowsUpdateカタログを活用、自動で全て適用する場合には「WindowsUpdate」を使用してください。
1.WindowsUpdateカタログにアクセス
WindowsUpdateカタログでファイルを個別更新するためにはまず下記のURLにアクセスします。
https://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
※Internet Explorerでアクセスする必要があります。
※最初のアクセスでは、Microsoft Updateカタログ用のアドオン(ActiveXコントロール)を
インストールするか聞かれますので「インストール」をクリックします。
2.更新したいファイルを検索
次に、検索欄に、ダウンロードしたい更新プログラム名を入力して「検索」ボタンをクリックします。
更新プログラム名の一部でも結構です。
※MS番号やKS番号で検索することもできます。
MS番号やKS番号は以下サイトから確認することもできます。
▽マイクロソフト セキュリティ情報
https://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/dn602597.aspx
※「タイトル」「製品(windowsのバージョン等)」「最終更新日時」等々の列名をクリックすると、
並び替えをすることもできます。
3.更新プログラムを追加
3.検索結果から取得したい更新プログラムで「追加」をクリックします。
※更新プログラム名をクリックするとそのプログラムの概要をみることができる他、
以下確認ができます。
- 「言語の選択」では、追加言語のダウンロードが出来ますが、基本的に選択する必要はありません。
- 「パッケージの詳細」では「サポートされている更新プログラム」や「修正プログラム」などの情報を参照できます。
- 「インストールリソース」では、再起動が必要か否かやネットワークに接続されている必要があるかなどインストールする際の情報について記載されています。
※間違えた「プログラム」を追加した場合は「削除」をクリックします。
4.更新プログラムをダウンロード
Windowsに個別の更新プログラムを下記の手順でダウンロードします。
- 必要な更新プログラムを選択し終わったら、「バスケットの表示」をクリック
- 「ダウンロード」をクリック
※使用許諾契約が表示される場合があります。 - プログラムのダウンロード先を選択
- 「続行」をクリックしてダウンロードを開始
- ダウンロードが完了したら、「ダウンロードの完了」をクリック
これでダウンロード手続きは完了です。
ドライバーをインストール
また、ドライバーのインストールが必要な場合には、「スタート」メニューから「コマンドプロンプト」を開き、下記のコマンドを実行してください。
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まとめ
WindowsUpdateカタログを使えば、簡単に目的に更新プログラムを取得することができます。
ご利用される機会は少ないかもしれませんが、これがあることだけでも覚えておくと、WindowsUpdateに接続できないなど、問題が起こった場合に便利です。
ウイルス対策/セキュリティソフトのインストール+Windowsアップデート/パソコン購入者様専用