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スマートフォンやタブレットの普及には目覚ましいものがあります。便利なアプリが次々と開発され、その多くはフリーソフトです。これらのアプリを自宅のパソコンでも使いたいと思う人も多いでしょう。しかし、Android OS用のアプリは、Windows上では動きません。そこで注目されるのがAndroidエミュレータです。
今日は初心者でも使える、定番のエミュレータ2種を紹介します。
目次
Windows11からはAndroidアプリが利用可能に!
Windows11では、Amazonアプリストアで提供しているAndroidアプリをパソコンを環境で使用することができます。手順は下記の通りです。
- Windows11に更新する
- Amazonアプリストアにアクセス
- Androidクライアントをインストールする
- Amazonアプリストアで提供しているアプリをインストールする
今後もAmazonアプリストアで提供されるアプリの総数は増えていく予定です。
今後はこの機能を活用して便利なアプリをWindows環境でも使用していきましょう!
Windowsでアプリを利用するために必要なエミュレータとは?
エミュレータとは、仮想化技術を応用した装置のひとつで、コンピュータ上に異なるOS環境を持つ別のマシンを作り出します。Windowsマシンの上に、仮想のAndroidマシンの機能を再現する装置(ソフトウェア)がAndroidエミュレータです。
シンプルに簡単利用をめざすか、究極のシミュレーションをめざすのか
エミュレータには、シンプルにエミュレータ単独で動作するものと、仮想化ソフトを利用してエミュレータをWindowsに実装するものの2種があります。シンプルなAndroidエミュレータの操作感覚は、エクスプローラーのような感覚で、表示されたアイコンをクリックするだけでアプリを起動させることができます。
このタイプはインストールも容易で、使用するリソースも少ないので動作も安定しています。操作は直感的で、環境設定も一般のAndroid端末と同じく「設定」アイコンをクリックして行います。
一方、仮想化ソフトを使うものは、リソースを多く使うので低スペックのマシンでは動作が不安定になりがちです。しかし、実際のAndroid端末をそのままシミュレーションしているので、実機を操作しているような感覚で使用できるというメリットがあります。
代表的な単独動作型エミュレータ
代表的な単独動作がたエミュレータにBlueStacks2があります。恐らく、現在もっとも多く利用されているAndroidエミュレータです。Windows10にも対応しており、Mac上でも動作します。導入方法や使い方も簡単で、動作も安定している定番アプリです。
BlueStacks2のインストール方法と使い方
導入方法はとてもシンプルで、専用ページからソフトをダウンロードし、普通のWindows用のソフトのようにインストールするだけです。インストールの途中で「Appストアへのアクセス」と「アプリケーション通信」の設定画面が出ますので、実際に使用する場合はチェックしてください。
Googleアカウントを登録したら、言語設定やキーボード入力などの環境設定をしましょう。あとは通常のAndroidマシンと同じように、Google Playから好きなアプリを選んで追加するだけですぐに使えます。最初にGoogle日本語入力を追加しておくのが良いでしょう。
写真は、Bluestacks2のメイン画面です。Google Playがちゃんと実装されています。
仮想化ソフトを利用したシミュレーターソフトの定番Genymotion
単に、Windows上でAndroidアプリを使用するだけでなく、実際のAndroid端末のシミュレーションをしたい場合、仮想化ソフトを利用した本格的なエミュレータソフトの導入が必要になります。
現在、このタイプのエミュレータ・ソフトの中では、おそらくGenymotion が最高のスペックだと思われます。Genymotionの特徴は、エミュレータとは思えないほどの超高速な動作です。Androidのバージョンが選べることもメリットでしょう。
しかも、これだけの高性能のソフトでありながら個人利用なら無料です。(ただしネットワーク機能は制限されています) 仮想化ソフト Virtual Box が同梱されているので、別途用意する必要もありません。
アプリの使い出しまでのロードマップ
残念ながら、仮想化マシンを使うエミュレータの場合、その導入は単独動作タイプに比べて複雑なものとなっています。そのために、途中で導入を挫折する人も多いのが現実です。
ここでは、作業準備からアプリのインストールまでのロードマップを確認しておきます。最初にエミュレータソフトとGoogle Playをインストールしてしまえば、その後の作業は、スマートフォンやタブレットにアプリを追加するのと作業は大差ありませんので安心してください。
導入の手順は、環境確認からエミュレータ・ソフトのインストール、初期設定、Google Playの導入の3段階です。
Genymotionの入手からインストールまで
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