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Windows転送ツールでファイルや設定を引き継ぐ方法

Windows転送ツールでファイルや設定を引き継ぐ方法

Windowsを再インストールしたり、買い替えで新しいWindowsを設定したりするときに、今まで使っていた設定を引き継げると便利です。Windowsには設定を引き継げる機能が用意されています。

Windows8までは、「転送ツール」が用意されていました。そして、Windows8.1で「転送ツール」でのエクスポートができなくなって、Windows10では「転送ツール」そのものが削除されました。

本記事ではWindowsのOS毎の転送ツールの使用方法についてご紹介していきます。設定を一括で引き継ぎたいという方は是非本記事を参考にしてみてください。

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Windows標準の「転送ツール」で転送できるもの

Windows標準の「転送ツール」では、ユーザーアカウントと設定、電子メール(メッセージ、アドレス帳)、お気に入り(インターネットの接続設定)、ドキュメント、ピクチャやミュージックなどの個人フォルダが転送できます。Windowsのバージョンが違っていてもおおむね大丈夫ですが、一部制限があるので、のちほど紹介いたします。

アプリ等は転送ができないので、新しいパソコンで再インストールが必要です。また、転送したいパソコンに「転送ツール」が入っていない場合は転送ができないので注意してくださいね。

「転送ツール」の転送に必要なもの

「転送ツール」を使って転送する方法は、転送ツールケーブル、ネットワーク、USBメモリーや外付けハードディスクが選択できます。これらのどれかを用意しておくようにしてください。

このうち、転送ツールケーブルは、専用ケーブルとなっていて、他の用途では使うことができないケーブルです。価格もそれなりにしますので、あまりおすすめができません。それに対して、ネットワークやUSBメモリーなどは転送以外にものちのち使うことができますので、お勧めです。

「転送ツール」はWindows7とWindows8シリーズには標準でインストールされています。すべてのアプリの「Windowsシステムツール」の中にあります。

Windows Vista以前のWindowsではMicrosoftのサイトからダウンロードしてインストールできます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=4503

「転送ツール」の使い方

「転送元」で「Windows転送ツール」を起動します。「ようこそ」画面で内容を確認して「次へ」ボタンをクリックします。

「Windows転送ツール」ウィンドウで転送方法を選択します。迷ったら「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選択します。これを選択しておけば、ファイルに保存されますので、保存されたファイルサイズを確認してから転送方法を考えることも可能です。

「現在使用しているPC」選択画面が表示されますので「これは今のPCです」を選択します。

「このPCから転送する内容を選択します」の画面で転送するユーザーを指定します。ここで、「ユーザー設定」を選択すると、転送する項目を選択できます。良ければ「次へ」ボタンをクリックします。

後は下記の手順に従うことで設定を行うことができます。

  1. ユーザーの設定ファイルは個人情報の塊ですので「パスワード」を指定します。
  2. 「保存場所」を指定して「保存」ボタンをクリックします。
  3. 「転送のためのファイルと設定が保存されました」と表示されたら「次へ」ボタンをクリックします。ファイルサイズによっては時間がかかる場合があります。
  4. 「転送ファイルが作成されました」と表示されたら「保存場所」を確認して「次へ」ボタンをクリックします。
  5. 「このPC上でのWindows転送ツールの処理は完了しました。」と表示されたら「閉じる」ボタンをクリックして「転送元」の作業は終了です。
  6. 保存されたファイルを「転送先」でアクセスできる状態にして、「Windows転送ツール」を立ち上げます。
  7. 「次へ」ボタンをクリックします。転送する方法は「転送元」と同じ方法を選択します。
  8. 「現在使用しているPC」では「これは新しいPCです」を選択します。
  9. 保存したファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。パスワードが求められたら入力します。
  10. 「このPCに転送する内容を選択します」と表示されたら、ユーザーを選択します。
  11. 「転送が完了しました」と表示されたら、転送された内容とインストールするアプリの一覧を確認して「閉じる」ボタンをクリックします。
  12. 再起動が促されますので、再起動して終了です。

Windows8.1/10

Windows8.1ではWindows標準の「転送ツール」でエクスポートができません。つまり、「転送先」にはなれるけど、「転送元」にはなれないのです。また、Windows10には「転送ツール」そのものが削除されました。

MicrosoftのWindows10サポートでは、 Laplink 社の「引越し Express (PCmover)」を転送ツールとして推奨しています。リンク先は英語となり、6,000円程度の料金がかかるので、他の方法を探した方がよいかもしれません。データの転送だけでよければ、USBなどの外部メディアを利用する方がよいでしょう。

メーカー製のパソコンでは、環境を引き継ぐためのアプリケーションが用意されている場合も少なくありません。そんな場合はそのアプリケーションを使ってみましょう。転送元で使うアプリケーションも用意されていると思います。Windows標準の「転送ツール」もメーカーの環境移行ツールも使えない場合は、Microsoftアカウントを活用します。

Microsoftアカウントを利用すると、デスクトップの壁紙やテーマ、IEのお気に入り、メールソフトの設定と連絡先、Windowsストアアプリなどが引き継げます。引き継ぐ設定と引き継がない設定を個別に選択することも可能です。自分で作成したドキュメントや写真などは、Microsoftアカウント付属のOneDriveに保存しておけばそのままMicrosoftアカウントで共通して利用できます。

どうやらマイクロソフトとしてはMicrosoftアカウントで環境をすべて統一したいように思えます。早めにMicrosoftアカウントとの上手な付き合い方をマスターするのも必要なことなのかもしれません。

転送での注意点

メールの移行に注意

WindowsXPからWindows7に移行するときなど、Outlook ExpressからWindowsLiveメールへとメールソフトが変更になる時があります。この場合、データの形式等が異なるためエラーとなってしまう場合があります。

そのため、新しいWindowsPCで使用するメールソフトが古いパソコンと異なる場合は、古いパソコンに新しいWindowsPCで使う予定のメールソフトを予めインストールし、データを移動させます。その上でWindows転送ツールでデータを移動させるとうまくいくでしょう。

OS間の制限に注意

Windows転送ツールの動作に不具合がでる組合せです。
・8.1から以前のバージョンへの転送はできません
・7から8.1へ転送した場合には、「データ」の転送はできますが「設定」の転送はできません
・10への転送は、「転送ツール」を10が持っていないので、「転送ツール」は使えません

Windows転送ツールの利用に自信がない場合

本記事を読んでいただいているあなたならば、「よし、やってみるか」となると思いますが、「ちょっとハードル高そう・・・」という方もいらっしゃると思います。無理におこなってデータを壊してしまわないか不安になりますよね。

そのような方には、費用はかかりますが、「引越ソフト」と言われている転送専用ソフトを購入されてはいかがでしょうか?「転送ツール」ではできない「アプリの転送」まで行ってくれるソフトや、古いPCからも転送もできるソフトもあるので、需要に合わせてお気に入りのひとつをみつけましょう。

それでも、、、という方は、販売店等でプロに依頼するのもひとつの方法ですよね。

Windows転送ツールを使ってデータを移動させよう

WindowsPCもどんどん性能が良くなってきており、OSのバージョンが変わらずとも買い換えのニーズは今後も増えてきそうです。パソコンを買い換える時は、ついつい一から設定をしなおしてしまいがちですが、Windows転送ツールなどデータ移行をしてくれるツールを活用することで、効率的にパソコンの買い換えを行うことができます。

また、万が一のためにもWindows転送ツールなどの転送ツールを使用する場合はバックアップを必ずとっておくようにしましょう。

Windows転送ツールを活用してWindowsPCの買い換えが効率的に行えることを願っています。是非その機会の時には本記事を参考にして下さい。

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