Windowsのパスワードを忘れてしまうと、PCにログインすることができなくなり、そのパソコンに保存してあるデータにアクセスできなくなったり、Microsoftアカウントだとそのアカウントで購入したサービスが受けられなくなったりします。
しかし、パスワードはいずれのサイトでも要求され、かつ作法が異なり、使いまわしも危険であるため油断しているとすぐに百を超えてとても覚えきれません。そのため、Windowsのパスワードも忘れてしまうことは仕方のない部分があるのです。
もしWindowsのパスワードを完全に忘れてしまった場合には、できるだけ被害の少ない対応が求められます。WindowsのパスワードはWindowsのバージョンと対象となるアカウントによって、忘れた場合の対処方法が変わってきます。どの方法でも、忘れたパスワードを復元することはできません。一度パスワードを削除して、新たに設定しなおすことになります。再セットアップは最後の手段だと覚えておきましょう。
スポンサーリンク
1.Windows7以前のWindowsログインパスワード
Windows7までのWindowsログインパスワードは、そのパソコンの管理者がパスワードを削除したり設定したりすることができます。
「コントロールパネル」の「ユーザーアカウントの追加または削除」から「アカウントの管理」を選択し、アカウントの一覧からユーザーを選択して「パスワードの削除」をクリックしてパスワードを削除します。
そのまま「パスワードの作成」をクリックして新しいパスワードを設定すれば完了です。
2. Windows8シリーズ以降のWindowsログインパスワード
Windows8シリーズ以降のバージョンは、通常はMicrosoftアカウントでログインしています。そして、特別に暗証番号(PIN)やピクチャパスワードを設定していなければ、Microsoftアカウントのパスワードでログインしています。
暗証番号やピクチャパスワードを設定していて、うまくログインできない場合は、まずログイン画面で「サインインオプション」を選択して通常のパスワードを選択してログインします。ログイン後に「設定」の「アカウント」を選択して「サインインオプション」から「PINを忘れた場合」などを選択します。
PINを他のサービスでも使っている場合はもう一度設定する必要がありますとの説明を読んで「続行」をクリックします。
Microsoftアカウントのパスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
新しいPINを聞かれたら、新しくPINを設定するか、キャンセルを押します。キャンセルを押すとPINが削除されます。
1 2