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まず、Windows10にアップグレードした場合、いままでスタートアップに指定していたアプリが起動しなくなります。これはなぜかというと、スタートアップフォルダの中にあったアプリやショートカットが削除されてしまっているからです。
もちろん、これらのアプリで作成したファイルまで削除されることはありませんが、よく使うものだからこそ削除されてしまっているとなると、これはかなり不便ですよね。そこで、元のスタートアップに戻す方法をご紹介します。
まず、スタートアップフォルダは、
C:\Users\ [ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
の場所にあります。 [ユーザー名]には自分の名前を入れてください。
AppDataというフォルダは「隠しフォルダ」となっていますので、まず最初に隠しフォルダの「表示設定」をする必要があります。なお、これはWindows7や8でも同じ場所となります。
隠しフォルダの表示設定は以下の通りです。
1.スタートアップのフォルダを開き、上部にある「表示」というタブをクリックする。
2.オプションバーが開いたら、右側にある「隠しファイル」をチェックする。
ショートカットアイコンをドラッグ
上記の工程を経る事により、ようやくアプリが表示されます。その後は、スタートアップに表示させたいアプリ本体もしくはショートカットをドラッグ、またはコピー&ペーストしてスタートアップフォルダの中に入れてあげましょう。
こうしておくことで、次回からWindowsを立ち上げる際、自動でアプリが起動します。
ここで一度再起動して、ほんとうに自分が設定したアプリが起動するか試しておくと良いでしょう。
アプリケーションの削除
では、スタートアップ時に自動で起動するアプリに設定したけれど、やはり削除したいアプリがある時、どうすればいいのでしょうか?
Windowsの検索画面「プログラムとファイルの検索」に「msconfig」とタイプして、「システム構成」を出します。その上で「スタートアップ」タブを選択し、タスクマネージャーを開いて、スタートアップに登録済みのアプリを「無効」にすればOKです。
自動起動を無効にしたい場合は
では、自動起動を無効にしたい場合にはどのようにすれば良いのでしょうか?ここでは、2通りの方法をご紹介します。
タスクマネージャーを用いた方法
Windows8からは、タスクマネージャーを使って設定をすることができます。この方法で自動起動を無効にする場合、少しだけ時間を短縮することができます。
手順を見ていきましょう。
1.タスクバーにカーソルを持っていき「右クリック」をします。
2.「タスクマネージャー」という項目が出てくるので、それをクリックします。(なお、Windows8以前でも右クリックするとタスクマネージャーは出るのですが、「スタートアップ項目」は入っていません。)
3.タスクマネージャーを開くと、「スタートアップ」というタブがあるのでそれを表示させます。
スタートアップに登録しているアプリは「状態」が「有効」になっているかどうかを確認しましょう。
4.スタートアップに登録済みのアプリが表示されるので、自動起動を中止したいアプリを選びます。
5.「無効にする」というボタンが表示されるので、それをクリックします。
6.最後に、そのアプリの「状態」が「無効」になっているのを確認できたら完成です。
msconfig(システム構成)を用いた方法
Windows8以前のPCではタスクマネージャーによる設定が出来ないので「msconfig(システム構成)」を使い自動起動を無効にする設定を行いましょう。
1.Windowsの検索画面「プログラムとファイルの検索」に「msconfig」とタイプし、「システム構成」を表示させます。
2.「スタートアップ」タブで、タスクマネージャーを開きます。
3.スタートアップに登録されているアプリを「無効」にします。
4.最後に、そのアプリの「状態」が「無効」になっているのを確認できたら完成です。
こうすることで、次回以降のWindows立ち上げの際には自動で起動しなくなります。
まとめ
いかがでしたか?ここでは、Windowsのスタートアップにアプリを登録する方法、そしてそれを削除する方法をご紹介いたしました。Windows10と、それ以前のWindowsOSで、じゃっかん手順が異なっています。
Windowsのスタートアップによく使うアプリを登録しておくと、次回以降Windows起動時にアプリも自動的に起動するため、時短にもなり非常に便利です。あまりたくさん追加登録すると、その分Windowsの起動に時間がかかりますので、その点はご注意くださいね。
ご紹介した手順で、頻繁に使うアプリを登録していただき、作業効率アップに役立ててください。
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