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ここでは、視聴率に関する豆知識を紹介します。
1.視聴率とは「世帯視聴率」のこと
一般的に視聴率とは「世帯視聴率」のことを指します。世帯視聴率とは、テレビのある世帯のなかで、どれくらいの世帯がその番組を視聴していたかを示します。世帯視聴率以外にも、個人視聴率があります。
個人視聴率は、対象世帯の4歳以上の家族全員の視聴状況を調査し、年齢や職業、性別などのカテゴリを分けて、どれくらい視聴したかを示します。視聴率は、パソコンやスマートフォンで見る動画配信サービスなどは対象になりません。地上波放送、BS放送、CS放送などが対象となります。
2.視聴率の調査方法は3つ
視聴率を調査する方法は、ピープルメータシステム、オンラインメータシステム、日記式アンケートの3つあります。ピープルメータシステムは、ピープルメータというシステムを使って、世帯視聴率と個人視聴率の両方を同時に計測します。対象世帯の家庭内最大8台までのテレビが対象となり、チャンネルセンサーにより、視聴開始時間・視聴終了時間などの情報がオンラインで調査されます。
次のオンラインメータシステムです。オンラインメータというシステムを使って、世帯視聴率を計測します。対象世帯の家庭内の最大3台までのテレビが対象で、チャンネルセンサーのより1日の視聴状況がオンラインで調査されます。3つ目に日記式アンケートです。
個人視聴率を計測する方法で、調査員が対象となる世帯の4歳以上の家族全員へ調査票を配布します。対象者は1週間分の視聴状況を記入し、記入された調査票は後日、調査員が回収します。
世帯視聴率の調査には全国27地区の6900世帯が対象となっています。ピープルメータシステムでは、関東地区900世帯、関西地区600世帯、名古屋地区600世帯を対象とし調査を行います。オンラインメータシステムでは、計24地区でそれぞれ200世帯ずつを対象としています。
3.1分が視聴率の最小単位
1分が視聴率の最小単位です。毎分視聴率とも呼ばれ、平均視聴率の算出にも使います。最小単位が1分なため、ドラマやスポーツなどの瞬間最高視聴率は1分までの表示で公表されています。
4.毎分視聴率から計算できる平均視聴率
平均視聴率は、毎分視聴率と番組の放送分数が分かれば算出できます。計算式は「毎分視聴率の合計÷番組の放送分数」です。5分間の番組で、毎分視聴率が、3%、3.5%、3.2%、3%、3%であれば、毎分視聴率の合計が15.7です。したがって「15.7÷5=3.14」となり、平均視聴率が3.14%と算出できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「みんな大好きめざましテレビの視聴率の変遷」について紹介いたしました。7年連続で平日午前の視聴率トップの座を守っていためざましテレビですが、ついにZIP!にその座を奪われてしまいます。以前は10%以上の視聴率が当たり前だっためざましテレビに何があったのでしょうか。
今後、いろいろな対策を高じて再びトップの座を取り返すつもりでしょうから、より楽しめる番組になるかもしれません。視聴率という観点で番組を見ると、また違った見方ができますね。
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