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POSレジの導入は検討していますか?多少の導入コストはかかりますが、POSレジを導入することで業務を効率化でき、データの一元管理やリアルタイム共有も可能になり、的確な在庫管理やマーケティングの策定もできるようになります。
ここでは、POSレジの導入メリットや選び方、タブレット型POSレジなどについて、紹介しています。
「これから多店舗展開をしていきたい」「データを一元管理して効率良く分析できるようにしたい」「スタッフが使いやすいシステムに変えたい」などを考えている方は、POSレジを導入することをおすすめします。ぜひ、参考にご覧ください。
目次
1.POSレジとは何か

POSレジとはどのようなレジを指すのでしょうか。従来のレジとはどのような点が違うのでしょうか。ここでは、POSレジの基本的特徴について確認していきましょう。
一般的なレジ(キャッシュレジスター)とは
キャッシュレジスターと言われる一般的なレジとPOSレジでは、データの集計や管理、分析をリアルタイムでできるかどうかが違います。
キャッシュレジスターであれば、どれだけ商品売上を入力してもリアルタイムで情報共有することもできませんし、データ収集もできません。POSレジとはデザインなどは大きく異なりませんが、機能面が大きく違います。
POSレジとは
POSとはPoint Of Salesの略です。POSレジはキャッシュレジスターと違い、ネットワークに接続しています。そのため、リアルタイムで販売データや顧客情報の集計・共有ができ、蓄積されたデータをもとに分析やマーケティングも可能です。
身近なところではコンビニに導入されており、お客さんがレジで商品を購入すると顧客の属性や商品・在庫管理などが自動で行われ、本部へ共有もできます。
2.POSレジを導入する5つのメリット

POSレジを導入することでどのようなメリットがあるのか、主な5つのメリットについて確認していきましょう。
①データの収集とその分析
POSレジを導入すれば、売れた商品の「商品名」や「販売価格」「個数」「顧客属性」「販売時間」など、さまざまな情報をリアルタイムで収集できます。売上データから正確に売れ筋の商品を把握できるため、的確な在庫管理もできます。
また、分析機能も搭載されているため、グループ別売上や仕入先別売上、時間帯別売上などを見て分析することが可能です。POSレジを使えばリアルタイムでデータの収集ができ、分析やマーケティングに活かせます。
②業務の効率化
POSレジであれば、レジ内にある現金と売上金額が一致するかをすぐに確認ができます。レジ締めの作業も効率化できますし、在庫把握も容易となるなど、レジ仕事以外の作業の効率化にも繋がります。業務の効率化ができることで人件費削減や売上アップも期待できます。
③不正の防止
POSレジは、不足額がある場合はすぐにチェックができますし、使用ログが残りますので、いつ誰が操作したかをすべて確認することができます。不正防止としても効果が期待できます。
④打ち間違い販売の防止
従来のレジであればすべて手入力となるため、常に打ち間違いが起きる可能性があり、損失を負うこともあります。POSレジであれば金額などは事前に登録されているため、金額入力の打ち間違い販売を防止することができます。
また、「3点購入すると◯◯円」など、複数セット購入の際のディスカウントも事前に登録ができるため、いくつものパターンがあっても金額の打ち間違いがありません。
打ち間違いが起きると従業員への不信や顧客からの不信を受けるリスクがありますが、POSレジであればレジ操作が苦手な方でも安心です。
⑤売上を一元管理する
いくつか店舗を展開している場合は、POSレジを導入することで複数店舗の売上を一元管理できるようになります。従来のレジで、それぞれの店舗が独自に管理していると大変非効率です。
POSレジであれば、全店のデータがリアルタイムで収集できるので、オーナー・経営者として効率的に管理ができます。
3.POSレジを選ぶ際の4つのポイント
POSレジを選ぶ際は、どのようなポイントを考慮すべきなのでしょうか。
①導入する目的をはっきりさせる
まずはPOSレジを導入する目的をはっきりさせることが大事です。POSレジにもいろいろな種類があり、備わっている機能もばらばらです。当然、多機能なPOSレジほど導入コストも高くなります。導入目的をはっきりさせ、目的に合った機種を選びましょう。
②誰にとっても使いやすいか
お店にいるのが自分1人であれば、自分が使いやすい機種を選べばいいですが、そうでない場合は誰にとっても使いやすいPOSレジを導入すべきです。
お店で働くスタッフが使いにくければ、ミスが起きる可能性や操作に慣れるまでに時間がかかり、生産性は上がるどころか下がることもありえます。POSレジを導入する際は、スタッフのことも考え、多くの人にとって使いやすい機種を選ぶようにしましょう。
③店舗規模とPOSレジの拡張性を考慮する
「今」のお店の規模に合わせてPOSレジを導入することも大事ですが、「今後」の店舗規模に合わせPOSレジの拡張性を考慮することも重要です。
「2年以内に県内に数店舗出店予定」「近い将来、全国展開していく予定」など、今後の現実的な店舗規模を想定したうえで、搭載されている機能や機種を選ぶようにしましょう。
④運用と保守をどのようにするか
POSレジを導入する際は、事前に運用と保守について考えておく必要もあります。ネットワーク環境やスペース、スタッフの導線などを考慮して設置場所を決めなくてはなりません。
また、システムを運用できるスタッフはいるか把握しておく必要もありますし、リース契約や購入、レンタルなど、それぞれの場合の保守費用も確認し、適したPOSレジの導入方法をとらなければなりません。
4.タブレット型のPOSレジを使う3つのメリット
iPadなどタブレット型のPOSレジを導入する方法もあります。タブレット型POSレジの場合はどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
①コスト削減
通常、POSレジを導入する場合は20万円前後の初期費用がかかります。タブレット型であれば月額制で利用できるものが多く、月1万円程度で使うことも可能です。導入コストを大きく削減することができます。
②直感的な使いやすさ
タブレット型POSレジであれば、直感的な操作が可能で多くの人にとって使いやすいです。普段から、スマホやタブレットに触れている世代であれば、なんなく使いこなせます。多くがiPadですので、UIも優れておりサクサクと動かせます。
③ECサイトと連動
実店舗とECサイトの連携ができ、一元管理もできます。それぞれのデータを活用してマーケティングやプロモーションができるため便利です。
まとめ
POSレジを導入することで、データのリアルタイム収集や分析、不正や打ち間違いの防止ができ、業務の効率化を図れます。
ただし、導入を検討する際は、目的や店舗規模に合った機種や使いやすいものを選ぶようにしましょう。また、事前に運用や保守を考慮しておかないと導入後に困ってしまう可能性があります。
導入コストが安く使いやすいのが特徴のタブレット型POSレジもあるため、それぞれのメリットやお店の状況、コストなどを考えたうえで、どのPOSレジを導入するのか、もしくは導入しないのかを検討しましょう。