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工事不要ですぐ使えて、持ち運びもできる便利なポケットWi-fi、契約をご検討中の方も多いのではないでしょうか。しかしながら、内容を理解するのが大変ですよね!
闇雲にネットを見ても「WiMAX2+」「LTE」「無制限」などのワードが飛び交い、何が何やら状態なのでは…ですので、まずは各種接続方法を軽く理解した上で、自分のライフスタイルにあった接続形態を決め、それからプロバイダ選びに入った方がすんなり進むと思います。ここでは、その流れで皆様がポケットWi-fiをご検討いただけるようご説明いたします。
通信規格と特徴について
まず、wi-fiの通信規格および特徴です。どこのプロバイダも結局のところ、下記のうちどれかを採用(一部は組合せ)していますので、ここを押さえておくと検討作業が明快になります。
WiMAX
無線LANから発展した通信規格で、UQコミュニケーションズが提供しています。鉄筋や大型の建築物内で受信が弱いところがあります。誕生から長いこともあり通信エリアは広いですが、廃止の方向で進んでおり、低速化(13.3Mbps)されました。
WiMAX2+
WiMAXの後継規格であるWiMAX2に、新たな周波数帯域を加えた通信規格。こちらもUQコミュニケーションズが提供しています。通信速度は最大330Mbpsと現在のところ最も高速ですが、屋内では繋がりにくい場合もあります。通信エリアにおいても拡大中とはいえ、山間部や郊外では繋がらないこともあります。
LTE/4G
携帯電話の国際通信規格で、国内の携帯電話キャリアが多数採用しており、100Mbps以上の高速通信が可能です。携帯電話の回線を使用しているため適応エリアが広く、受信で問題になるケースはごく稀のようです。また、データ受信までの時間が短く、移動中や弱電波でも切れにくいという利点もあります。
通信速度と通信量制限
WiMAX2+はギガ放題というプランに加入すると、月間の制限はありません。3日間で3Gを超えると速度制限がかかりますが、その状態でも低品質の動画が視聴できる程度の速度はありますので、実質無制限といってよいでしょう。
一方LTE/4Gの場合、月間で通信量制限があります(7Gが一般的です。一部無制限のサービスもあります)。動画を毎日視聴するような使い方だとかなり不安です。また、制限時の速度は128Kbps(大昔のモデム並み)と、SNSやメールは画像送信なしならなんとかやりとりできますが、Webページすらまともに見れない状態となります。
通信規格まとめ
ここで一旦まとめます。WiMAXは廃止へ向かっておりますので検討から外します(実際のところ、これ単体での契約形態はすでになさそうです)。
項目 | WiMAX2+ | LTE/4G |
---|---|---|
通信速度(通常) | ◎ | 〇 |
通信速度(制限時) | 〇 | × |
通信量縛り | ◎※ | △ |
対応エリア | △ | ◎ |
電波のタフさ | △ | ◎ |
※WiMAX2+とLTEがセットになったプランがあります(通信エリアの弱さをカバーするためのもの)。これにすると、+¥1050/月が余分にかかるうえ、月間7GBの容量縛りが加わってしまうので、使い方によっては、WiMAX2+の魅力が半減します。ご注意ください。
WiMAX2+とLTE/4Gで、長所と短所が綺麗に分かれました。皆さんののライフスタイルで、どちらにするか決められそうです。それぞれの長所を活かすとこんな感じでしょうか。
- ・動画やダウンロード優先、遅いのは我慢できない :WiMAX2+
- ・メール/SNSでのやりとりを切らしたくないから圏外なんてあり得ない :LTE/4G
プロバイダランキング
前置きがものすごく長くなってしまい申し訳ありません。ようやく本題です。上述した通り、通信方式で長所/短所が大きく異なり使用状況等考えるとどちらがよいとは決められないため、別々でランキングさせていただきます。また、キャンペーン内容はプロバイダによって様々ですので、ここでは比較要因を料金に絞りました。
なお、下記情報は2016年9月現在のものですので、ご検討にあたってはプロバイダHP等の確認をお願いたします。
WiMAX2+
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