Home / Apple / Mac / Macで画面キャプチャの方法と使い分け

Macで画面キャプチャの方法と使い分け

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

Macのスクリーンキャプチャでは、png以外に、jpg、BMP、GIF、jpg2000、PDF、TIFF等のファイル形式で保存することができます。

「ターミナル」で保存形式を変更するコマンドは、
defaults write com.apple.screencapture type jpg
デフォルトのpngに戻す場合は、上記の「jpg」を「png」に変更して実行します。
使えるファイル形式の指定方法は、次の通りです。「gif png jpg jp2 pdf pict psd sgi tga tif bmp」

(4) キャプチャファイル名の頭の文字を変更する
キャプチャファイルの名前のデフォルトは、「スクリーンショット」で始まります。このファイル名の命名方法を変更するコマンドは、次の通りです。
defaults write com.apple.screencapture name (*****)
これで、*****で始まるファイル名が作成されるようになります。

デフォルトのファイル名に戻す場合は、
defaults delete com.apple.screencapture name
と入力します。
また、日付と時間をファイル名に付加する場合は、
defaults write com.apple.screencapture include-date -boolean true
削除する場合は、
defaults write com.apple.screencapture include-date -boolean false
です。

スクリーン・キャプチャの設定変更はOnyxが便利

Macのメンテナンスアプリの定番「Onyx」では、上記の設定を変更する機能がありますので、利用されることをお勧めします。

005_onyxpref01

「各種設定」画面の中ほどに、ファイル形式、ファイルの保存場所、影の有無、ファイル命名規則を設定できるようになっています。「ターミナル」を使うのに抵抗感がある方は多いと思います。そのような方は、定評あるフリーソフトの Onyx を利用するようにしましょう。

Onyxのダウンロードサイト

「グラブ」ユーティリティを使った画面キャプチャ

Macには、「Grab(グラブ)」というキャプチャソフトが標準で装備されています。「アプリケーション・フォルダ」の中の「ユーティリティ・フォルダ」にあります。

「グラブ」のキャプチャ機能としては、画面全体、範囲指定した画面の一部、アクティブ・ウインドウ、タイマーを使った画面全体をキャプチャする機能があります。また、Touch Bar搭載のMacBook Proでは、タイマーを使ってTouch Barをキャプチャする機能があります。タイマーは、10秒後に固定されています。

006_sc_grabmenu01

「プレビュー」アプリを使った画面キャプチャ

Mac標準搭載のアプリの「プレビュー」にもスクリーンショットを撮る機能があります。「プレビュー」を起動しメニューから[ファイル]ー[スクリーンショットを撮る]と進むと、「選択部分…」、「ウインドウ…」、「画面全体…」の3つの方法から選択することができます。

例えば、「ウインドウ」を選択するとマウスポインタがカメラアイコンに変更されますので、その状態でスクリーンショットを撮りたいウインドウへ移動しマウスをクリック(トラックパッドをタップ)します。

007_previewshot01

スクリーンショットした画面は、「プレビュー」に新規作成されます。また、同時にショートカットキーでスクリーンショットを撮った時と同様にファイルが所定の位置に保存されています。

まとめ

Macでスクリーンショットを撮るためのアプリは、AppStoreでいくつか見つかります。「Skitch」のようにスクリーンショットを直接Evernoteに貼り付けるようなアプリもあります。しかしこれらのアプリを使わなくても、Macの標準搭載機能でおおかたの目的は達成できます。標準搭載のスクリーンショット撮影機能を習得しておくと、アプリの起動手間もなくとても役に立ちます。

1 2

Check Also

Macのジャーンという起動音を消す方法

今回は、Macのジャーンという …