Home / Apple / iPhone / 海外へ行く際の利用パターン別iPhone設定方法

海外へ行く際の利用パターン別iPhone設定方法

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

0090dca6ff487397c6a5a8b34f4cfbf1_s

海外旅行から帰国したら高額な通信料金の請求がきたことはありませんか。非日常的な場所だからこそ、インターネットを利用してさまざまな情報を調べることも多くなります。ただし、国内とはネットワークが違うため、しっかりとiPhoneの設定変更をしておかないと後悔することになってしまいます。

ここでは、海外へ行く際の利用パターン別iPhoneの設定方法について紹介いたします。特に海外旅行に初めて行く方は余計な出費をしなくていいように、参考にご覧ください。

1.知っておきたい用語

b7588b02c86601d5c0c3526028415b12_s

まずは、抑えておきたい基礎用語について把握しておきましょう。

1.Wi-Fiとは

Wi-Fiとは無線でLAN(Local Area Network)に接続する技術・仕組みのことです。Wi-Fiネットワーク環境下であれば、スマートフォンやタブレット、パソコン、ゲーム機など、ネットワーク接続に対応した機器をインターネット接続することが可能です。ポケットWi-Fiを利用したり、街中のWi-Fiスポットを利用することで、外出先でもいつでもインターネットが使えます。

2.Wi-Fiスポットとは

Wi-Fiスポットとは、無料でWi-Fiネットワークを提供している商業施設や店舗、公共施設などのことを言います。要は「無料でWi-Fiネットワークが使える場所」のことです。駅や商業ビル、コンビニ、カフェなど、さまざまなWi-Fiスポットがあります。利用にあたり、事前にユーザー登録が必要な場合や利用時間に制限がある場合もあります。また、キャリアごとに独自に提供しているWi-Fiもあり、その場合は該当キャリア以外は利用できません。

3.機内モードとは

機内モードは航空安全基準に従って使用できる機能のことで、携帯電話ネットワークやBluetooth、位置情報サービス、GPSなど、iPhoneの通信機能をオフにできる機能です。iPhoneを下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示し、飛行機マークをタップすれば機内モードのオン/オフの切り替えができます。

4.モバイルデータ通信とは

モバイルデータ通信とは、3Gや4GLTEなどセルラー回線を利用したデータ通信のことです。iPhoneではモバイルデータ通信のオン/オフの切り替えもでき、オフの場合は3Gや4GLTEは使えなくなるため、インターネット利用するにはWi-Fiへの接続が必要です。設定変更をするには、設定アイコンを開き「モバイルデータ通信」を選択して変更します。

5.データローミングとは

データローミングとは現地の通信会社の電波受信を行う設定です。海外に行く際はオフ設定にするのが基本です。オン設定であれば、現地の通信会社の電波を受信してしまうため、高額な通信料金が発生する可能性があります。データローミングのオン/オフの切り替えも設定アイコンの「モバイルデータ通信」から変更できます。

6.キャリアの海外パケット定額サービスとは

ソフトバンクの「海外バケットし放題」など、キャリアが提供している海外パケット定額サービスがあります。海外パケット定額サービスを使えば、現地でSIMなどを購入したり、海外用に携帯電話をレンタルしなくても一定額の料金でインターネットを利用できます。

7.ポケットWi-Fiレンタルとは

海外で使えるポケットWi-Fiをレンタルしてインターネットに接続する方法もあります。「ハワイ 1日あたり320円」など、国やレンタル日数により料金は異なりますが、リーズナブルな価格で利用できるのが特徴です。ポケットWi-Fiのレンタルであれば、国内で使っているiPhoneをそのまま海外でも使えます。

2.知っておきたい通信設定方法

1.データ通信も電話もしない場合

海外でインターネット接続や電話機能を使わない場合は、すべてオフラインとなりますので海外で別途料金がかかることはありません。機内モードをオンにしておけばメールを受信したり、着信を受けることもありません。

2.Wi-Fiを使い、電話はしない場合

海外用のポケットWi-Fiレンタルなどを利用し、Wi-Fiだけを使い電話はしない場合は、機内モードをオフにしてWi-Fi設定をオンにします。これにより、任意のネットワーク接続だけができます。

3.データ通信はせず、電話はする場合

インターネット利用はしないけれど電話はするという場合は、Wi-Fiはオフにしてモバイルデータ通信はオン、そして「4Gをオンにする」と「ローミング」はオフにします。これにより、インターネット接続はできず電話しかできないようになります。

4.Wi-Fiを使い、電話もする場合

Wi-Fiでインターネットを利用し電話もする場合は、Wi-Fiをオンにして、モバイルデータ通信もオンにします。そして、「4Gをオンにする」「ローミング」はオフにします。これにより、4Gなどでネット接続はせず、Wi-Fiと電話の利用のみできる状態となります。

5.海外パケット定額サービスを使い、電話もする場合

キャリアの海外パケット定額サービスを使いたい場合は、事前に申し込みをした上で、「音声通話ローミング」と「データローミング」をオンにします。ただし、キャリア毎に設定方法が異なる場合がありますので、必ずキャリアに確認をしましょう。

3.知って得する!高額請求を回避するWi-Fiテクニック

海外でインターネット接続していないのに帰国したら高額請求がきた。。なんてこともありえます。iPhoneは自動でさまざまな更新や同期が行われているため、その点も注意しておかなかればなりません。下記のようにバックグラウンド更新やAppStoreの自動ダウンロード、iCloudのモバイルデータ通信には十分に気をつけましょう。

1.Appのバックグラウンド更新をオフにする

アプリを開いていていなくてもバックグラウンド更新が行われているため、高額な通信料金の請求がある可能性があります。設定アイコンを開き「一般」から「Appのバックグラウンド更新」を選択しオフ設定に切り替えましょう。

2.App Store自動ダウンロードをオフにする

AppStoreの自動ダウンロードがオンのままだと高額請求になる可能性があるため、オフ設定にしておきましょう。設定アイコンを開き「iTunes&AppStore」を選択して「モバイルデータ通信」をオフに切り替えます。

3.iCloudのモバイルデータ通信をオフにする

iCloudのモバイルデータ通信がオンになっている場合は気をつけた方がいいです。設定アイコンを開き「iCloud」から「iCloudDrive」を選び「モバイルデータ通信を使用」をオフ設定に切り替えておきましょう。

まとめ

iPhoneを海外で使う際は、設定方法や使い方に注意しないと高額な通信料金がかかる可能性があります。海外での利用状況にあわせて設定変更をするようにしましょう。また、海外で利用する際はキャリアの海外パケット定額サービスや海外用ポケットWi-Fiレンタルなどを利用する便利です。

現地でSIMカードを購入する方法や携帯電話をレンタルする方法もありますが、自身で設定が必要ですしいつも使っているiPhoneとは使い勝手が異なります。年末年始など、海外旅行の予定がある方は、iPhoneの設定変更を忘れないようにしましょう。

Check Also

iPhoneで電話中に会話を録音する方法

iPhoneで電話中に会話を録音する方法

今回は、iPhoneで電話中に …