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iPhoneのソフトウェアのバージョンは常に最新ですか。新しいバージョンにアップデートすることで、便利な新機能が搭載されたり、セキュリティが向上したり、不具合が解消されたりします。
デザインが変わるケースもありますが、新しいバージョンがリリースされたらセキュリティの面から考えても極力早くアップデートはするべきです。ただし、アップデートする際には事前に注意しておくべきことが数点ありますので、失敗しないようにしっかりと準備をした上で行うようにしましょう。
目次
1.事前に注意すべきこと
新しいバージョンがリリースされたらすぐにアップデートしたくなるものですが、アップデート前に確認・準備しておいた方がいいこともあります。下記内容に注意してアップデートするようにしましょう。
1.アップデート所要時間
アップデートの所要時間はOSのバージョンによって違います。実際にどれくらいの時間がかかるかは更新データのダウンロードを開始してみないとわかりません。数十分で終わる場合もあれば数時間かかることもあります。また、画面には数十分で終わる表示がされていても数時間かかるケースもあります。
そのため、日中の忙しい時間にアップデートを開始してしまうと、アップデートが終わるまでiPhoneが使えなくなります(どうしても使う場合はアップデートを中断)。iOS10.◯.◯→iOS10.◯.◯などへのマイナーなアップデートであればそこまで時間がかからないことが多いですが、iOS10.◯.◯→iOS11などへのアップデートは大幅に時間がかかることが多いです。
できれば、普段iPhoneを使う時間帯ではなく、夜や就寝中などの時間を利用してアップデートするようにしましょう。
2.バッテリーが十分かどうか
アップデートには数時間という長い時間がかかることもあります。そのため、事前にバッテリーが十分かどうかを確認するようにしましょう。不十分な場合はバッテリー切れになり、アップデートが中断してしまい場合によってはデータを失ってしまいます。充電した後、もしくは充電しながらアップデートするようにしましょう。
3.インターネットに接続できるかどうか
iPhone本体でアップデートする場合はWi-Fiへの接続が必要です。アップデートする際にWi-Fi接続が悪くなるとアップデートが中断してしまう恐れもあります。そのため、アップデートを行う際はWi-Fi環境の良い場所からiPhoneを動かさないようにしましょう。自宅であってもリビングはWi-Fiがよく繋がるのに、寝室だと繋がりにくくなるなど接続状況が変わる場合があるため注意が必要です。
4.デバイスのバックアップを作成しておく
アップデートの多くは成功してその後の使用にも問題ありませんが、何らかの事情でアップデートが中断されるなどして、iPhoneに保存しているデータが消える場合があります。万が一アップデートに失敗したとしても大丈夫なようにバックアップを作成した上でアップデートするようにしましょう。iPhoneをバックアップする方法は下記の通りです。
■iCloudでバックアップを作成
- ①設定アイコンを開きます
- ②メニュー一覧から「バックアップ」を選択します
- ③「バックアップ」画面で「iCloudバックアップ」をオンにします
- ④「iCloudバックアップを開始」画面が表示されるため「OK」をタップします
- ⑤「今すぐバックアップを作成」をタップするとバックアップ作成が完了します
バックアップ作成〜完了までの時間はバックアップデータの量やWi-Fi環境によって変わります。
■iTunesでバックアップを作成
まず、iPhoneのバックアップをする前に下記設定を行います。
- ①iTunesを起動して「編集」を選択し「設定」をクリックします
- ②設定画面の「デバイス」を選択します
- ③「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックをして「OK」をクリックします
次に、バックアップ作成を開始します。
- ①iPhoneとパソコンをLightningケーブルなどで接続します
- ②「概要」の「今すぐバックアップ」をクリックします
- ③バックアップが開始され画面上部にAppleマークが表示されればバックアップ完了です
2.アップデートする手順
iPhoneをアップデートする際は、Wi-Fiを使ってiPhone本体で行う方法と、iTunesを使ってパソコンで行う方法があります。それぞれの手順を確認しましょう。
1.iPhone本体でのアップデート(Wi-Fi)
iPhone本体でアップデートする場合はWi-Fiに接続してなければなりません。
- ①Wi-Fiに接続している状態で設定アイコンを開きます
- ②メニュー一覧から「一般」を選び「ソフトウェアアップデート」を選択します
- ③「ソフトウェアアップデート」画面でOSの新バージョンの詳細が記載されています。「今すぐインストール」を選択し、パスコードを入力すればアップデートが開始されます
2.パソコンを使ってアップデート(iTunes)
iTunesでアップデートをする際は、バックアップ時と同じように事前に「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れた上で行うようにしましょう。
- ①iPhoneをパソコンに接続してデバイスを選択します
- ②「概要」をクリックして「アップデートを確認」を選択します
- ③「ダウンロードしてアップデート」をクリックしてパスコードを入力すればアップデートが開始されます
3.アップデートの目的
iPhoneに限らず、ソフトウェアをアップデートする場合は、新機能を追加したりセキュリティを高めたり、不具合の解消などを目的にアップデートされることがほとんどです。メリットだけでなくデメリットもありますが、基本的には新バージョンがリリースされたらアップデートしていく方がセキュリティ的にも安全と言えます。アップデートをすることで、どのようなことが変わるのでしょうか。メリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
1.メリット
iPhoneのiOSをアップデートするメリットとしては「セキュリティ向上」「不具合改善」「新機能追加」の主に3つです。新バージョンへアップデートする度にソフトウェアのセキュリティが向上するためウイルスを防ぎやすくなります。
また、旧バージョンまでに見られたOSの不具合も改善されているため、より安定的に使用できます。そして、コントロールセンターのデザインが変わる、メモに新機能が追加される、新しいアプリが加わるなど、特に大規模なバージョンアップの際はさまざまな機能が追加搭載され使い勝手がよくなるなどのメリットがあります。
2.デメリット
OSをアップデートするデメリットとしては、バッテリーが早く消耗されたり、電源が落ちやすくなるなど、新バージョンにバグがある場合もあります。その場合はすぐに改善された更に新しいバージョンのOSがリリースされます。また、人によっては新機能や新しいデザインが必ずしも旧バージョンより魅力的とは限りませんので、アップデートすることで使いにくく感じる場合もあります。
まとめ
新しいバージョンのソフトウェアにアップデートすることで、新機能が搭載され使い勝手が良くなったり、セキュリティ向上や不具合が解消され安心して使えるようになります。アップデートする際は、バッテリーやWi-Fi、バックアップなど、完全な状態で行えるようにしましょう。