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PDFはウェブ上では良く見かける電子化された文書の形式の一つです。
WordやExcelなどのファイルや、それぞれのアプリがないと開けませんが、PDF ファイルはそれを見るためリーダーが無料配布されている上、写真やイラストなども表示が崩れず読みやすい状態になって提供されている事が多いので、カタログや取扱説明書をはじめ、さまざまな種類のものに利用され、インターネット上で提供されています。
PDF 形式のファイルは、iPhone などのスマートフォンでも閲覧アプリが無料提供されていて、必要な時にいつでも読めるようにしておくといいと思います。
また、簡単にiPhone に保存しておけますので、例えばフライトモードにして通信環境がない場合などでもPDFファイルを読むことが出来ますので、便利に使うことが出来ます。
目次
iPhoneにPDFを保存する場合は「ファイル」又は「ブック」
かなり昔のiPhoneの時代では、PDFファイルを保存するのに専用アプリを利用することが必要でした。
しかし、2021年現在においては、アプリを利用する手間をかけず、簡単にPDFをiPhoneに保存することができるようになっています。
保存方法は共通ですが、保存先は複数の選択肢があり、代表的なものは「ファイル」と「ブック」です。どちらもiPhoneの標準アプリですが、iCloudなどのクラウドサービスに保存したい場合は「ファイル」、端末だけに保存したい場合は「ブック」を選ぶと良いでしょう。
保存先を選択するまでの、共通のPDF保存手順は次の通りです。
- 保存したいPDFファイルを開く
- Web上の場合は画面下真ん中の保存アイコンをタップ
- メール等で添付されたPDFの場合は画面右上の保存アイコンをタップ
「ファイル」に保存する場合は、表示される選択肢の中から「ファイルに保存」を選択し、表示される選択先候補を選びましょう。iCloud Driveに保存した場合は、同じAppleIDで利用している端末とも保存データを共有できるので便利です。
「ブック」に保存する場合は、まず最初に表示される選択肢の「その他」をタップします。すると、「ブックにコピー」という選択肢が表示されますので、こちらをタップします。
これで保存は完了しますので、PDFを確認したい場合は「ファイル」または「ブック」を開き、指定した保存場所に保存されているPDFファイルを開いてみてください。
WebサイトをPDFとして保存
ずっと保存しておきたいWebサイトのページを発見した場合、ブックマークも便利ですが、ページ自体が消えてしまうと見ることができなくなってしまうので注意が必要です。
Safariから閲覧している場合、下記の手順で閲覧サイトをPDFで保存することができます。
- 保存したいページをスクリーンショットする
- 「フルページ」を選択
- 「PDFをファイルに保存」をタップ
- 保存先を選択
フルページを選択してWebページを保存すると、自動的にPDFとして保存することができます。
保存先からPDFを送信する方法
iPhone端末に保存したPDFを他社と共有する場合は、保存したアプリから送信手順を実行します。
ここでは、ブックアプリに保存したPDFを送信する手順を共有致します。
- 「ブック」アプリを開く
- 「ライブラリ」をタップ
- 「コレクション」をタップ
- 送信するPDFの「…」をタップし「PDFを共有」をタップ
- 送信するアプリを選択し送信する
これでiPhone内のPDFを他者と共有することができました。
無料のリーダーアプリを入れよう
PDFは、先に書いたように無料のリーダーが提供されていて、今では数種類見つかります。ここでは、もともとの開発元であるアドビシステムズが提供する “Adobe Acrobat Reader” を利用します。”App Store” から ”PDF” などのキーワードで検索すると出てきますので、それをインストールして下さい。
iPhone標準のブックアプリもおすすめ
iPhoneに保存したPDFは「ブック」アプリから開いて読むことができます。
ブックアプリを開いたら「ライブラリ」をタップし、そこからブック内に保存したPDFを閲覧することが可能です。iCloudを利用している場合、他のApple端末でブック内に保存したデータと同期することができ、スマートフォンからもパソコンからもPDFを閲覧できるようになります。
ウェブサイトにあるPDF を開いて見ましょう
さまざまなウェブサイトにPDF ファイルは置かれています。どこか見かけたら該当のファイルをタップして開いてみましょう。
この画面は、Adobe のサポートページ。PDF のマニュアルが置かれているのがわかります。画面ショットは、Adobe のサポートページで、そこにPDF 版のヘルプ資料もあるので、それをクリックしてみます。デフォルトはiBook で開くようになっていますが、ここでは [次の方法で開く] というメニューをタップして下さい。
そうすると、次の画面のようなメニューが表示されます。標準のiBook もありますが、ここでは、インストールしたAdobe Acrobat を選択しましょう。
次に画面のようにPDF が表示されます。このマニュアルは701ページもある巨大なものですが、開くのには時間はかかりません。
また、このファイルは開いた時点でiPhone のローカルに保存されています。従って、この時点でフライトモードなどにしても、全文を読むことが出来ます。次の画面は、フライトモードにして、同じPDFファイルの最後のページを開いたものです。ネットワークにつながっていなくてもこのPDF ファイルが読めることがわかります。
いつでもどこででも
読みたい資料が PDF になっている場合は、この方法で iPhone に保存しておきましょう。いつでも、どこででも、ネットワークにつながっていなくてもその資料を読むことができるようになります。ネット上には沢山の PDF が存在しますので、使いでがあると思います。
ちなみに、標準の iBook で開いてもそのままローカルに保存することが出来ますので、それでご利用いただいても問題ありません。ただ、今回利用したような大きなサイズのファイルの場合、うまく保存できない場合もありますので、注意して下さい。その点は、Acrobat Reader を利用すれば間違い点です。また、メールに添付されているPDF を読むだけであれば、何もしなくても表示することが出来ます。メールがローカルに保存されていればそのPDF はいつでも見ることが出来ますのが非常に簡単です。