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みなさんはMNPという言葉をご存知でしょうか。MNPは電話番号を変えずに他社に乗り換えられる制度のことを言います。スマホや携帯電話を利用している方は一度は耳にしたことがあるとは思いますが、意味までは知らない、意味は知っていて利用してみたいけどやりかたが分からないという方が多いと思います。
しかし、MNPはやってみると意外と簡単に行えます。しかもただ便利なだけではなく、上手く利用することで新しい携帯をかなりお得に手に入れることができます。Androidスマホはもちろん、高性能な代わりに高額なiPhoneも、MNPを利用して手に入れることができます。
今回はiPhoneをMNPでお得に乗り換える方法と、その手順を詳しく解説します。
目次
iPhoneでMNPするための基礎知識
普段携帯やスマホを使っていてもMNPという言葉の意味すら知らない、という方もいると思います。まずは、そういった方のためにMNPの基礎知識を解説します。
MNPとは?
MNP(Mobile Number Portability)とは、今使っている携帯電話会社とは別の電話番号会社に電話番号を変えずに乗り換えることができる制度です。
携帯電話会社を乗り換えるというのは、例えば現在ドコモを使っている人がドコモとの契約を解約し、ソフトバンクやau、もしくは格安SIMと新たに契約することです。通常、携帯電話会社を乗り換えると電話番号は変わってしまいます。しかし、このMNPを利用すると電話番号を変えることなく乗り換えることができます。
しかもMNPがうれしいのは電話番号が変わらないだけでなく、キャッシュバックや販売価格の割引といった各種特典を受けられることです。機種変更や新規契約よりもお得に新しい携帯電話を手にれることができます。
MNPに通常かかる料金
とてもお得で便利なMNPですが、実はMNPを利用する際には手数料がかかります。手数料にはMNP転出手数料、契約事務手数料、契約解除料(違約金)の3つがあります。手数料がいくらかかるかは携帯電話会社や契約状況によるので、MNPをする際はこの3つの手数料をしっかり確認しましょう。
MNP転出手数料
MNP転出手数料は現在契約している携帯電話会社に支払う手数料です。料金は携帯電話会社によってことなり、例えばドコモなら2,000円、auやソフトバンクは3,000円です。
格安SIMの場合は同じ事業者でも契約期間によってMNP転出手数料が異なることがあります。基本的には、契約期間が短いほど高額になることが多いです。
契約事務手数料
契約事務手数料はMNPで新しく契約する携帯電話会社に支払う手数料です。料金は一律3,000円と決まっています。
契約解除料(違約金)
契約解除料(違約金)は現在契約している携帯電話会社を解約することで発生します。料金は携帯電話会社によって異なりますが10,000円前後と高額なことが多いです。ただし大手キャリアの契約は2年毎に更新することになっており、契約を更新するタイミングで解約すれば契約解除料はかかりません。
格安SIMの場合は大手キャリアと異なり契約期間が半年~1年ほどのものが多いですが、その分契約解除料が高額なケースがあります。逆に、中には契約期間の縛りが一切なく、いつ解約しても契約解除料がかからないものもあります。必ず自分の契約している格安SIMでは契約期間や解除料がどうなっているのかを確認しましょう。
MNP転出手数料と契約事務手数料は必ず払わないといけないのに対して、契約解除料は払わずにMNPすることもできます。契約状況を見直し、無駄な出費が無いようにMNPをするタイミングを見極めましょう。
iPhoneをMNPでお得に契約するコツ
MNPは電話番号を変えなくても良いだけでなく、お得に機種変更をできるのも魅力です。総務省の通達により、最近ではMNPを優遇したキャンペーンの数自体はかなり少なくなってしまいましたが、全くない訳ではありません。それらを賢く利用することで、かなりお得にiPhoneを手に入れることができます。
softbankのMNP厚遇キャンペーンを確認する
現在、ソフトバンクの場合は公式ではMNPのためのキャンペーンは行っていません。しかし、ソフトバンクショップではなく代理店を利用することでキャッシュバックをもらうことができます。たとえばウェブ専門のショップである「おとくケータイ」では20,000円以上のキャッシュバックがもらえる他、機種代金一括0円で購入できることもあります。
docomoのMNP厚遇キャンペーンを確認する
docomoでも以前は乗り換え割りなどのお得なキャンペーンをたくさん行っていましたが、現在はそのほとんどが終了しています。今でも行っているdocomoのMNP厚遇キャンペーンには下取りプログラムがあります。
下取りプログラムは今持っているiPhoneやiPad、Androidスマホを下取りに出すことで、新しいiPhoneの購入代金が割引になるというキャンペーンです。割引額は下取りに出す端末にとって異なりますが、最大で30,000円も割引になります。
下取りはドコモのスマホだけでなくauやソフトバンクなど他の携帯電話会社のものや、SIMフリースマホも対象になっています。そのため、MNPをする場合も以前使っていた端末を下取りに出すことができます。
auのMNP厚遇キャンペーンを確認する
auのMNP厚遇キャンペーンにも、ドコモと同様に下取りプログラムがあります。他社からauへ乗り換えると同時にauのスマホもしくはauケータイを購入する場合に、今まで使っていた機種を下取りに出すことで新しい機器の購入代金が割引されるというサービスです。
auの下取りキャンペーンではdocomo、ソフトバンク、Y!mobile、Disney Mobile on Softbankの端末が対象となっています。割引額は端末によって異なりますが、最大で32,400円も割引されます。
また、auでもショップや代理店によってはMNPをすることでキャッシュバックが貰えることもあります。総務省の通達が出て以降はキャッシュバックはほとんどなくなりましたが、もしもらえる場合は必ずもらうようにしましょう。
iPhoneのMNPで乗り換えする手順
それでは、実際にMNPで乗り換えするための手順を解説します。難しそうに感じ方もいるかもしれませんが、MNPはとても簡単なので、ぜひここで覚えてください。
各社共通の手順
MNPで乗り換えるための手順は、キャリアによって細かい違いはあるものの基本的には同じです。最初に、各社で共通の手順を説明します。
MNP予約番号を取得する
MNPで乗り換えるためには現在契約しているキャリアからMNP予約番号を取得する必要があります。MNP予約番号の取得方法はキャリアによって異なりますが、電話やキャリアのショップ、インターネットなどで取得できることが多いです。
MNP先の携帯電話会社と新規契約する
MNP予約番号を取得出来たら、MNP先の携帯電話会社と新規契約をします。契約の際には運転免許証などの本人確認書類や、支払に使うクレジットカードや銀行の通帳・キャッシュカードなど通常の契約に必要なものに加えてさきほど取得したMNP予約番号が必要です。
契約の手続き自体はMNP予約番号が必要になる以外は通常の新規契約とほとんど変わりません。
softbankからMNPで乗り換えする手順
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