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ハイレゾ音楽とは、これまでの音楽用CDでは記録できなかった音質(音の太さ、繊細さ、奥行き、表現力等)を記録した音楽データのことです。
ライブ会場の空気感も含めた臨場感ある音楽が記録されており、データ量は音楽用CDの約6.5倍もあるといわれています。
ただし、iPhone単体ではハイレゾ音楽を再生して聴くことはできません。iPhoneでハイレゾ音楽を楽しむためには、ハイレゾ音楽用の音源データを入手し、ハイレゾ対応の再生アプリを使います。さらに、ハイレゾ対応のアンプを用意し、ハイレゾ対応のヘッドフォンやイヤホンを用意しなければなりません。
本稿では、iPhoneで気軽にハイレゾ音楽を聴くために用意しなければならないものを紹介していきましょう。
目次
iPhoneでハイレゾ音楽を聴く手順

ハイレゾ音源を入手
まずは、音楽データそのものを入手する必要があります。iTunes Storeでは残念ながらまだハイレゾ音楽は提供されていません。
ハイレゾ音源は、インターネット上の配信サイトで購入します。現在、ハイレゾ音源を提供している配信サイトは次の7社があります。
ハイレゾ音源ファイルの形式は、コンパクトさと情報量の多さを両立できるFLAC形式が代表的です。
(1)「mora」
(2)「e-onkyo music」
(3)「OTOTOY」
(4)「groovers」
(5)「mysound」
(6)「レコチョク」
(7)「GIGA MUSIC」
iPhoneでハイレゾ音源を入手する際に注意しなければいけないことは、楽曲データのファイルサイズです。
CDアルバムの曲に比べ、約3〜6倍、iTunes StoreのAACフォーマットの曲と比べると約15倍〜35倍のデータ量となりますので、まとめてダウンロードする際は利用する回線速度に注意してください。
iPhoneのモバイルデータ通信を利用する場合で回線容量が少ない利用契約をしていると、データ量制限をオーバーしてしまう危険性があります。
ハイレゾ再生の専用アプリをダウンロード
ハイレゾ音楽のFLACフォーマットの音楽は、iPhoneの「ミュージック」アプリでは視聴することはできません。iTunesStoreでハイレゾ音楽再生の専用アプリを入手してください。
無料のハイレゾ再生アプリもありますので、初めての方は試してみると良いでしょう。定番とも言えるアプリは後ほど紹介します。
ハイレゾ対応DAC搭載ヘッドフォンアンプの接続
この製品は、ヘッドフォン内部にDAC搭載ポタアン(ポータブルヘッドフォンアンプ)を内蔵したものです。
のちに紹介するポタアンを使うことなく、iPhoneとヘッドフォンをLightningケーブル一本で直結し、ハイレゾ音楽を楽しむことができます。
ハイレゾ対応イヤフォン・ヘッドフォンの準備
ハイレゾ音楽の特徴である伸びやかな高音域、重厚な低音域、臨場感あふれる音質を得るためには、イヤホン、ヘッドフォンであってもハイレゾ対応と謳った製品を用意しましょう。
低価格なものは5000円以下から販売されていますが、せっかくのハイレゾ音楽は店頭で視聴し良い音質と感じる製品を購入してください。
DAC搭載ヘッドフォンアンプの種類とおすすめ商品
DACとは、Digital Analog Converterの略です。
デジタル信号をアナログに変換し、さらにそのアナログ信号を音に変換して増幅する機能を持った装置のことを意味します。DAC搭載のヘッドフォンアンプがあれば、物理的には、iPhoneでハイレゾ音源を視聴することができるようになります。
iPhoneに接続するヘッドフォンアンプは、ポタアンと称します。
ポタアンとは、ポータブルヘッドフォンアンプの略で、大きく4つのタイプが存在しています。ポタアンは、iPhoneに接続して持ち運びができ、どこでもハイレゾ音楽を聴くことができるようにするものです。
iPhoneとの接続は、本体からLightningケーブルでDAC搭載ポタアンに接続し、ポタアンにイヤフォン/ヘッドフォンを接続します。それでは、各ポタアンの特徴とオススメ商品を紹介していきます。
①リモコンクリップポタアン
スマホでハイレゾ音楽を聴くために開発された超小型のポタアンです。DACも内蔵され選曲、音量調整などの音楽再生に必要なボタンが備え付けられています。
iPhoneとはLightningケーブルで直結し、ハイレゾ対応イヤホンやヘッドフォンを接続すれば、これだけでハイレゾ音楽を楽しむことができます。
おすすめの商品としては、ロジテック社のLightningオーディオアダプタ「LHP-AHR192シリーズ」が挙げられます。
②スタンダードポタアン
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