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iPhoneに標準で搭載されているコントロールセンター、上手に活用すれば、iPhoneがとても使いやすくなることをご存知でしょうか?
ここでは、コントロールセンターに関する基礎知識からコントロールセンターを使いこなすコツ、さらにはコントロールセンターに追加すると便利なおすすめ機能まで解説します。
コントロールセンターを最大限活用して、iPhoneをより便利に使いこなしましょう。
目次
コントロールセンターとは
まずはコントロールセンターについての基礎知識をご説明します。iPhoneのコントロールセンター機能とは、ロック画面やホーム画面からスワイプするだけで使いたいアプリにアクセスできる機能(パネル)です。標準設定で、bluetoothやWi-Fiのオン/オフ、フラッシュライトやディスプレイの明るさの調整など基本的な機能を起動させることができます。
このように、ロックを解除せずに各種のアプリを使うことができますので、瞬時に起動したいアプリやいつも使うことが多いアプリをコントロールセンターに設定しておけば、操作性も一段とアップします。
iPhoneのコントロールセンターの使い方
iPhoneでコントロールセンターを表示する
コントロールセンターの表示方法は、iphone8以前とiphoneXでは異なっています。iPhone 8以前のiPhoneでコントロールセンターを表示する方法は、「画面下から上に向かってスワイプ」です。
これに対してiPhone Xでは、ホームボタンが廃止され、ホーム画面を表示する方法として「画面下から上に向かってスワイプする」が使用されるようになったため、iPhone Xでのコントロールセンター呼び出しは、「画面上部の右側くぼみの部分から下に向かってスワイプ」に変更となりました。
より細かいコントロールを表示する(3Dタッチ)
iPhone 6s/6s Plus以降、画面上を指で押す強さによって、様々な操作を行うことが可能となりました。この機能を「3D Touch(3D タッチ)」と言います。通常のタップやスワイプなどの操作にプラスして、「Peek」と「Pop」が可能になりました。この他、クイックアクション機能や
画面を軽く指で押す「Peek(ピーク)」は、メールや写真、WEBなどを開くことなくプレビュー表示することができる便利な操作です。さらに、プレビュー画面をスワイプすると、よく使うメニューの表示や特定の情報を表示・特定することも可能です。
これに対し画面を指で深く押す「Pop(ポップ)」は、そのコンテンツ(内容)を画面全体に表示し、そのまま操作することができる機能です。メールやブラウザで軽く「Peek」し、プレビュー表示でより詳しく確認したいときは指を深く押し続けて「Pop」によって画面全体表示に切り替えます。
クイックアクション機能は、ホーム画面のショートカットメニューに対応しているアプリのアイコンを強く押すことで、ショートカットメニューを表示できるものです。たとえば、「電話」アプリではよく連絡する相手を表示して素早く電話をかけることなどが可能です。
その他、テキストを入力するアプリ実行中にキーボードを強く押すことで、キーボードの表示範囲内をトラックパッドエリアのようにしたり、メモアプリでプレスの強弱で太い線や細い線を描くことなどが可能です。
iPhoneのコントロールセンターに機能を追加する
コントロールセンターに、よく使う機能の設定を追加することができます。ホーム画面で[設定]アプリをタップし、一覧から[コントロールセンター]を選択して「コントロールをカスタマイズ」を選択します。カスタマイズ画面が表示されますので、追加したい機能名の左側に表示されている「+」アイコンをタップします。コントロールセンターに選択した機能が追加されます。
追加した機能の表示をコントロールセンターから削除したい場合は、カスタマイズ画面で機能名の左側に表示されている「-」アイコンをタップします。コントロールの並び順を入れ替えるには、「コントロールをカスタマイズ」画面で右端をドラッグしてコントロールアイコンを好きな順番に並び替えます。
追加をおすすめするコントロールセンターの機能7選
追加すると、より便利にiphoneを使いこなすことができる各種の機能をご紹介します。また、機能によっては、「追加オプション(直接アクセスできる機能)」が用意されているものもあります。操作はコントロールセンター内のアイコンをプッシュまたは長押しします。
①フラッシュライト
フラッシュライト(懐中電灯)は、アイコンをタップして、オン/オフを切り替えます。プッシュまたは長押しして表示される追加オプションでは、フラッシュライトの詳細画面を設定できます。目盛りを上下にスワイプして明るさを5段階で変更できます。
②タイマー
タイマーアイコンをタップすると、「時計」アプリの「タイマー」タブが直接表示されます。プッシュまたは長押しして表示される追加オプションでは、詳細画面が表示されます。目盛りを上下にスワイプすると、1分から2時間の範囲で細かくタイマー設定が行えます。
③計算機
計算機(電卓)アイコンをタップすると、「計算機」アプリが起動し各種の計算処理が行えます。プッシュまたは長押しして表示される追加オプションでは、計算機の詳細画面が表示されます。[最新の計算結果をコピー]をタップすると計算結果をクリップボードにコピーして、メモアプリなどの入力スペースにペーストすることができるので便利です。
④カメラ
カメラアイコンをタップすると、カメラアプリが起動します。プッシュまたは長押しして表示される追加オプションでは、「セルフィーを撮る」、「ビデオ撮影」、「スローモーション撮影」、「写真を撮る」の各機能を実行することができます。
⑤低電力モード
低電力モードアイコンをタップすると、低電力モードに切り替わり、iPhoneを完全に充電できるまでバッテリー消費を抑制します。低電力モード中は、メール受信やアプリのバックグラウンド更新、自動でのダウンロード、「Hey Siri」など、制限されたり、無効化されたりするものがあります。
⑥Wallet
Walletアイコンをタップすると、Walletアプリが起動します。プッシュまたは長押しして表示される追加オプションでは、Walletの詳細画面が表示され、「登録しているカード名」や「最新のご利用」をタップすると、選択したカードのWallet画面が直接表示されます。
⑦アラーム
アラームアイコンをタップすると、「時計」アプリの「アラーム」タブが表示されます。アラームには、プッシュまたは長押しして表示される追加オプションはありません。
コントロールセンターがかえって不便に?気を付けておきたいこと
「ロック画面でのアクセス」をオフにする
ロック画面でコントロールセンターを呼び出すことができるのは便利ですが、実はセキュリティ的観点からは、ロック画面で使えないようにするのがおすすめとされています。その理由は、iPhone紛失時に、大きなリスクがあるからです。
コントロールセンターをロック画面で使えると、機内モードをオンにされてしまい、電波が届かなくなり、iphoneを探すことができなくなる可能性があります。紛失したiphoneが戻ってくる確率を高めるためにも、設定はオフにしておいたほうが無難ですね。
操作方法は、ホーム画面で[設定]アプリをタップし、一覧から[コントロールセンター]を選択して「ロック画面でのアクセス」をオフ(iOS11の場合は、[設定]アプリ-[Touch IDとパスコード]-[コントロールセンター]をオフ)にします。これによりロック画面でコントロールセンターを呼び出すことができなくなります。
「App内でのアクセス」をオフにする
パズドラなどのゲーム実行中に間違ってコントロールセンターを表示させてしまうと、ゲーム画面が見えなくなってしまうこともよくあります。
そのような状態を避けるために、ホーム画面で[設定]アプリをタップし、一覧から[コントロールセンター]を選択して「App内でのアクセス」をオフにします。この操作で、スワイプ操作でコントロールセンターを呼び出してしまうことはなくなります。
まとめ
様々な機能を簡単に呼び出し、表示させることができる「コントロールセンター」。iOS11からはデザインがリニューアルされたことに加え、オプション機能が追加されたり、ユーザーが自由にカスタマイズできるようにもなりました。
以前のバージョンも含めてコントロールセンターについて、基本手順からカスタマイズ方法、追加できる各種機能までを解説しました。より強力になったコントロールセンターの機能を理解して、快適にiphoneを使いこなしましょう。