Androidユーザーの皆さんは、アプリを落とす際googleプレイストアを利用する必要があります。しっかりと利用方法について理解し、うまく活用しましょう。
目次
Googleプレイストアでアプリをダウンロード
オペレーティングシステムにandroidを採用しているスマートフォンやタブレット端末を使用し、購入時にあらかじめプリインストールされている以外のアプリを新規に利用したい場合は、googleプレイストアからダウンロードすることになります。
パソコンの場合は、インターネットブラウザなどを通じて、さまざまなソフトウェアをダウンロードしてインストールする事が可能ですが、androidの場合は、基本的には、セキュリティの関係から、そのような方法が行えないようにロックされています。
アプリの優良性
googleプレイストアでは、厳格なガイドラインが定められており、アプリの製作者を有料でデベロッパー登録をしなければなりません。
その際、料金の支払いのために個人情報や、クレジットカードの登録をしなければならないため 身元のしっかりした人物しか、アプリの公開はできない仕組み になっています。
また、アプリの内容についても、厳しい審査があり、ソフトウェアとしては、ウイルス、マルウェア、スパイウェアに感染していない事や、そのアプリ自身が、悪意のある機能を有しない事はもちろん、作者側に悪意が無かったとしても、システムに致命的なダメージを与えるような不具合が無いか等、詳しくチェックが行われます。
また、一般的なソフトウェアと比較して表現の問題も厳しく、過度なアダルトコンテンツや、暴力表現の含まれているものや、いわゆる公序良俗に反するような内容が含まれているか等も、審査対象となります。
そのような、厳しい基準をクリアしたアプリのみが、googleプレイストアへの登録が許可され、はじめてユーザーがダウンロードできる状態になります。
利用の準備
まずは、googleプレイストアの利用するための下準備です。新規にスマートフォンやタブレットを購入し、初めて電源を入れるとセットアップウィザードが表示されます。セットアップウィザードでは ネットワークの設定 や Googleアカウントに関連する操作 を行いますので画面の指示に従って入力していきましょう。
Googleアカウントを既に持っている場合はIDとパスワードを入力してログインを。持っていない場合は新規作成することになります。
セットアップウィザードの処理が終わると、そのデバイスがgoogleアカウントに登録され、アクティベートが完了し、googleプレイストアを含めた各種サービスが利用できる準備が整います。
利用しよう!
ホーム画面にあるgoogleプレイストアのアイコンをタップすると、画面上部に検索ウィンドウ、その下に新製品のアプリやキャンペーンなどの広告のグラフィック、さらに下にピックアップされたアプリの紹介が表示されます。
また、画面の左にはメニューがあり、利用したアプリの履歴、アカウント情報、設定などがあります。
アプリの検索
目的のアプリを探すためには、検索を利用するのが便利です。
具体的なアプリの名称が分かれば、それが一番の近道ですし、名称が分からなくても、例えば、メールクライアントを探しているなら、「メール」と入力して検索すれば、関連したアプリのリストが表示されます。
曖昧な語句での検索も可能で、サーチエンジンのgoogleでお馴染みのサジェスト検索が機能します。
このあたりは関連事業のノウハウが活きているのも、総合IT企業の強みです。
検索結果のリストの中から目的のアプリを見つけてタップすれば、紹介ページが表示されます。
アプリのインストール
ここで無料アプリの場合は 「インストール」、有料アプリの場合は 金額が表記されたボタン が表示されます。
「インストール」 をタップすれば、自動的にダウンロードとインストールが開始されます。金額が表記されたボタン をタップすれば、支払い方法を選択する画面が表示されます。
クレジットカード決済、コンビニなどで購入できるコードから選択し、決済が完了すれば、自動的にダウンロード、インストールが開始されます。
Googleプレイストアに接続できない時の対処方法
googleプレイストアは、それまで正常に利用できていても、稀にエラーが出て接続できない事があります。原因には、大きく分けてネットワーク接続の問題と、googleプレイストアの問題の2つの可能性があり、切り分けながら解決を目指します。
Androidを再起動してみよう
Googleプレイストアに接続できなくなる原因は色々考えられます。一つ一つ対処していけばほぼ解決するのですが、全ての対処法を実践していると時間がかかってしまうことも。
そこで活躍するのがAndroidの再起動です。バックグラウンドで動いているアプリや溜まっているキャッシュを一斉に停止&削除することで発生している問題に対処しようという試みです。
Googleプレイストア関連以外にもAndroidで発生する様々なトラブルは、端末の再起動で解決することも少なくありません。このような事からまずはAndroidの再起動を試してみてください。
ネットワーク接続が問題の時
「接続できません」「サーバーからの情報の取得中にエラーが発生しました」「エラーが発生したためダウンロードできませんでした」「接続がタイムアウトしました」というエラーメッセージが表示された場合は、ネットワーク接続の問題が原因です。
この場合は Wi-Fiやモバイルデータ通信を一旦オフにしてからオンにする、機内モードをオンにしてからオフにする など、ネットワークの再接続を試します。
これでも解決しない場合は、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が有効な状態でデバイスを再起動するか、電源をオフにしてからオンにします。
街の利用できないフリーWi-fiに自動接続されてしまっていることも
日本にもフリーWi-fiが普及し非常に便利になりましたが、設定によっては自分が利用することのできないフリーWi-fiに接続しようとしてしまうことがあります。
特に大きな街の駅近くになると自動的に謎の街Wi-fiに接続されていることがあり、これが原因でインターネットに接続できないことがよくあります。
設定していないにも関わらず勝手にWi-fiに接続されている場合は、これが原因でGooglePlayストアからのアプリインストールがうまくいっていない可能性がありますのでご確認ください。
Googleプレイストア側の不具合の時
Googleプレイストアのキャッシュを削除
googleプレイストア側の既知の不具合、バグが原因である場合は、多くのケースでは キャッシュとデータの削除で問題が解決 します。
処理を素早く完結させるなどを目的として、ローカルストレージにキャッシュファイルが生成されるプロセスの中で、稀に破損したファイルが生成されてしまったり、ローカルストレージ側と、サーバー側で整合性が取れずに、エラーが発生する事がありますが、この場合は、キャッシュを削除する事で解決できます。
設定から削除できる形式のキャッシュは、削除しても必要に応じて再生成されますので、削除する事によって不具合が発生する事はありませんので、安心して削除できます。
なお、以下に示すメニューなどの項目は、googleが定めるリファレンスに基づいて記述しますが、メーカーやデバイスによって独自にカスタマイズした表記がされている事がありますので、適宜読み替えてください。
キャッシュを削除
- 設定アプリ を開く
- アプリ をタップ
- Googleプレイストア をタップ
- 強制停止 をタップ
- キャッシュを削除 をタップ
キャッシュに起因する不具合が原因であった場合は、これで解決します。
Googleプレイストアのデータを削除
キャッシュの削除でも解決しない場合、プレイストアのデータの削除を試します。
データを削除
- 設定アプリ を開く
- アプリ をタップ
- Googleプレイストア をタップ
- 強制停止 をタップ
- データを削除 をタップ
Googleプレイストアのバージョンを更新する
アプリは常に最善の状態を保つために定期的にアップデートが行われます。基本的にアップデートしないことで得られるメリットはありませんので自動アップデートはオンにしてることがほとんどです。
しかし設定によっては自動アップデートが無効になっている場合も。このようなケースだとGoogleプレイストアのバージョンが最新バージョンになっていない可能性が出てきます。確認をしてみてもし古いままであれば最新バージョンにアップデートしましょう。
その他の原因の時
Google Play開発者サービスを確認
キャッシュやデータではなく、google開発者サービスに原因がある場合は、再インストールで解決する事があります。
Google Play開発者サービスを確認
- 設定アプリ を開く
- アプリ をタップ
- Google開発者サービス をタップ
- アンインストール をタップ
デバイスによっては「アンインストール」が無く、「無効にする」が表示されていれば、それをタップします。
つづいてデバイスを再起動し、いずれかのアプリをタップすれば、最新のgoogle開発者サービスが必要な旨のメッセージが表示され、指示に従って操作すれば、再インストールが完了します。
Googleアカウントを削除&再設定
それでも問題が解決しなかった場合は、デバイスから一旦googleアカウントを削除してから再設定する事で解決できる事があります。
まずは、対象のアカウントのIDとパスワードを忘れずに控えておきます。
Google アカウントを削除&再設定
- 設定アプリ を開く
- アカウント をタップ
- Google をタップ
- 画面右上の 設定アイコン をタップ
- アカウントを削除 をタップ
デバイスを再起動すると、設定ウィザードが表示されるので、先ほどのIDとパスワードを入力して、アカウントの再設定を行います。
AndroidOSを最新バージョンに更新する
AndroidOSが最新のバージョンでないと整合性がとれずに不具合やバグが発生してしまうことがあります。
突然アップデートを促すメッセージが表示されることありませんか?あれはAndroidOSを最新バージョンにアップデートするためのメッセージなんです。「よく分からないから」とキャンセルしてしまう方も多いのではないでしょうか。
バージョンを古いまま放置していると他の機能や操作にも影響が出てきてしまう恐れがあります。確認してみましょう。OSのバージョン確認やアップデートは設定画面より行なえます。順番に見ていきましょう。
AndroidOSのアップデート
- 設定アプリ を開く
- 下にスクロールして 端末情報 をタップ
- ソフトウェア更新 をタップ
- 今すぐ更新 をタップ
- インストール をタップ
- OK をタップ
お使いの機種によってボタン名称が変わる場合もあります。端末情報→バージョン情報など。言葉は違えど意味は同じであるパターンが多いので参考にしつつ試してみてください。
開発者向けオプションをオフにする
Google開発者サービスには 開発者向けオプション というものが用意されています。その名の通りデペロッパー(開発者)用の機能で、アプリを開発したりする際に利用するものです。
この開発者向けオプションがオンになっているとGoogleプレイストアに接続できなくなってしまうこともあります。設定より確認をして適宜オフにしましょう。
開発者向けオプションをオフにする
- 設定アプリ を開く
- 開発者向けオプション をタップ
- 一番上の ON をタップしてOFFに切り替える
以上の操作でオフにすることができます。設定画面に開発者向けオプションの項目がなければそもそもオンになっていません。別の対処法を試しましょう。
日付と時刻設定を確認する
Androidの日付や時刻設定が間違っていると、Googleプレイストアに接続できなくなることがあります。稀なケースなのですが、合わせて確認してみましょう。
日付と時刻設定を確認
- 設定アプリ を開く
- 日付と時刻 をタップ
- 日付と時刻の自動設定 と タイムゾーンの自動設定 をオンになっていることを確認
万が一、オフになっていた場合はこれまで正しい時刻設定がされていなかったことを示します。オンにした後は端末の再起動を試した後、再度Googleプレイストアに接続を試みてください
再起動
Androidの内部のシステムに何らかの不具合が生じている場合は、多くのケースで再起動することで問題が解決します。
ここまでご紹介してきた方法を試しても効果がない場合は、一度端末を再起動してからお試しください。
最終手段は「端末の初期化」
ここまで沢山の対処法を見てきましたが、全て実践しても問題が解決しない場合もあります。この場合、自力で問題を特定するのは非常に難しいと思われます。少々強引なやり方になってしまいますが「端末の初期化」も検討してみましょう。
「端末の初期化」とは Androidを購入時の状態に戻す ことを意味します。購入後に自分が行った全ての操作をリセットすることができますのでGoogleプレイストアに接続できない原因を解決することができます。
また「端末の初期化」を行うと、インストールしたアプリや画像、動画ファイルなど、あらゆるファイルが消去されることになります。失いたくない大切なデータはあらかじめバックアップをとっておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
コンピュータでもスマホでも日常生活にアプリのダウンロードは必須ですよね。
ぜひ、うまく利用してください。