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生活が便利になる!フィンテックが変える5つのサービス

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フィンテック 代表的な5つの分野 変化を解説

フィンテックという言葉を最近よく耳にする、といった人も多いでしょう。フィンテックとはファイナンスとテクノロジーという二つの言葉を合わせた造語です。つまり金融とインターネットテクノロジーを合わせたものがフィンテックということになります。

インターネットと金融が合わさったことでいったいなんになるのか、という疑問を持つ人もいるはずです。しかしこの融合は私たちの生活を大きく変えていくことになります。また、フィンテックという言葉を知らなくてもすでにフィンテックの恩恵にあずかっている人も相当数いるはずです。

ここではフィンテックとはなにか、またフィンテックが変える世界、そしてフィンテックがもたらす未来とはなにかについて解説していきます。

フィンテックとは

日本でもフィンテックという言葉が当たり前のように聞かれるようになりました。しかし聞いたことはあるけどそもそもフィンテックとはなにかがわからない、といった人が多いのも事実です。

簡単にいうとスマートフォンで支払いを行う行為、あれがフィンテックです。モバイル決済と呼ばれるこの手法が一般的なフィンテック使用例としてはわかりやすいでしょう。また、店舗を持たない銀行、いわゆるネットバンクなどもフィンテックです。

スマートフォンやパソコンなどインターネットにつながる環境であればいつでもどこでもお金に関する手続きが簡潔に行える。フィンテックとはお金に関するスキームを劇的に変えてしまう可能性のある新技術です。

ファイナンスとテクノロジーを併せた造語

前述したようにフィンテックとはファイナンスとテクノロジーを合わせた造語となります。今まではお金に関する手続きや処理というのは結構大変なもので、一つ一つの処理や手続きなどにも膨大な時間を有していました。

しかしスマートフォンの普及により、今や片手で支払いも送金も出金もその場でできる世の中になりました。フィンテックは今後さらに利便性が増すともいわれており、SNS上での直接送金や店舗支払いの簡素化などが期待されています。

フィンテックの歴史

フィンテックはいつから始まったのか。フィンテックの始まりは1998年創業の「ペイパル」であるといわれています。

ペイパルはインターネットを使用したクレジットカード決済です。特徴としてはインターネット通販などで決済を行う際に、相手にクレジットカード番号や個人情報を知られることなく支払いができることです。

ペイパルが使用できるショップであれば、登録しているメールアドレスとパスワードのみで支払いが完了するためとても利便性が高く、セキュリティ面でも安心できます。そのため、海外ネット通販での支払いの際にペイパルはよく利用されています。

この利便性に目をつけたベンチャー企業がオンライン決済の事業に次々と参入を始めたことにより、フィンテックは瞬く間に進化を遂げていきました。大手企業もこのフィンテックの流れに追随すべく、フェイスブックやグーグルなどもこの分野への参入を図っており、これからのサービス展開が期待されています。

今後もフィンテックは発展を続けていく潜在性を秘めており、キャッシュレス社会の第一歩が近づいてきている、との見方もあります。

フィンテックが変える5つのサービス

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インターネットさえあればいつでもどこでもお金に関する作業や手続きが行えるフィンテックですが、フィンテックは私たちの生活のどこを変えていってしまうのでしょうか。ここではフィンテックが変えていくサービスとはどのようなものか、具体的に解説していきます。

①決済・送金サービス

フィンテックが変えていくサービスの代表例が決済、送金サービスです。先述したペイパルを始めとするオンライン決済サービスは今や多くの企業が参入を果たしており、まさに群雄割拠の様相をみせています。

オンライン決済サービスはクレジットカード決済よりも企業が導入しやすく、手数料が安いため、今後はこちらの決済サービスが主流になっていく可能性があります。また、送金サービスもビットコインで注目を集めているブロックチェーンという技術を利用することにより、スピーディーで安価な送金サービスが実現できます。

②会計・経理サービス

フィンテックは会計や経理といった事務作業も簡素化させてくれます。クラウドを利用することにより、今まで行っていたデータバックアップや自社サーバーなどを設置する必要がなくなります。

また、フィンテックでは必要な情報を必要な時にすぐに最新の状態で引き出すことが可能です。さらに各種金融機関やクレジットカード会社と情報が連携されているサービスも存在するため、入力作業が簡素化されるうえ、自動的に計算を行い起票までを行います。

フィンテックをうまく利用することにより、企業の設備費用も削減することができるうえに事務作業に従事する人の負担、イージーミスによる損失も軽減できます。

③家計簿・貯蓄サービス

従来、家計簿というものは収入と支出を一つ一つ照らし合わせ、家計簿に数字を書き込みながら収支の一覧表を作成していくということが一般的でした。大量に溢れかえったレシートをみてウンザリした経験がある人も多いのではないでしょうか。

フィンテックはこのような家計簿といった庶民的なサービスにも進出しており、現在大きな注目を浴びています。フィンテックでの家計簿作成はとても簡単です。銀行口座と電子マネーの利用履歴の紐付けを行い、自動的に家計簿を作成してくれるといったものです。

サービスによっては家計簿も作成できて、決済も一緒にできるという便利機能を複数合わせたものもあります。

また、貯蓄サービスとして代表的なサービスがネットバンクです。ネットバンクに関しては先に少し述べましたが、現在は多くの企業や金融機関がこの分野に参入を行っています。ネットバンク利用者も年を追うごとに増えてきており、銀行によっては窓口や店舗を減らす動きすらあります。

④仮想通貨サービス

現在話題の仮想通貨ですが、この分野でもフィンテックは大きく関与しています。仮想通貨といえばビットコインが有名ですが、金融ではリップルという仮想通貨が大きな注目を浴びています。

リップルは正確には仮想通貨ではなく、金融インフラのシステムであり、そのインフラ内で使用される仮想通貨をシステムと同様にリップルと呼んでいる人が多いのです。リップルで使用される通貨は正確には「XRP」という名称になります。

リップルの仕組みは国際送金の際に預かったお金を、一旦この「XRP」に変換を行い、任意の通貨に再度変換して送金を行うというサービスです。このサービスにより国際送金のスピードが劇的に改善されるほか、手数料もほぼ無料となります。

また、仮想通貨取引の際も現在はスマホだけで全てを完結させることができますので、忙しいサラリーマンも少し空いた時間で簡単に仮想通貨の売買が行えます。

⑤投資・資産運用サービス

現在は投資や資産運用の面でもフィンテックの利用は必須となってきています。株式やFXといった投資においてもインターネットを利用することにより、瞬時に過去のチャートを見ることができたり、設定を行なっておけばAIが自動的に計算を行って独自に売買を行ないます。

またAIを利用した投資になると、簡単な設定を行うだけであとは全て放っておくだけでAIがチャート分析、入金、売り、買い、ロスカットまで全て自動的に行なってくれるというサービスもあります。仕事が忙しくてチャートすら見る暇がない、というサラリーマンにとってはフィンテックはありがたい存在です。

ロボアドバイザーは「WealthNavi」がおすすめ

代表的なフィンテックサービスであるロボアドバイザーの中で最もおすすめなのは「WealthNavi」です。

2021年11月時点での預かり資産が6,000億円を突破、この時点でロボアドバイザーの中で預かり資産・運用者数共にNo.1となっています。会社自体も上場しているため安心感があり、運用実績も2016年1月から2021年11月までの間でリスク許容度に応じて28.1~54.6%のプラスリターンを出しています。

毎月定額投資を進めていくだけで、5~6年程度で半分程度資産が増える計算になるので、リスクマネーに余裕があり、ロボアドバイザーの利用を検討されている方は「WealthNavi」の利用を一度検討してみてください。

まとめ

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「フィンテック」という言葉は聞いたことはあっても、具体的には…という人に向けて書いた記事でしたが、いかがでしたか。フィンテックがどのように自分の生活を変えるのか、どんなサービスに影響があるのか、肌感覚でわかって頂けたなら幸いです。

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