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Androidの操作が遅い時には【メモリ解放高速化】

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Android端末を使っている皆さんは、動作が遅くなったという経験がありませんか?新規で購入してから数か月は動作が以前よりも軽く感じ、快適な生活が送れるかもしれません。

一方、使っているうちに何らかの原因で動作が重くなり、自分の操作に対するレスポンスが悪くなることがあります。このときの原因は主にメモリの問題が存在しており、対策が必要です。

そこで今回は、Android端末の操作が遅くなる原因・対処方法などを紹介。メモリ解放による高速化を含め、解説していきます。

Android端末を高速化するためにやるべきこと

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Android端末で動作が遅くなる原因として考えられることは、不要なキャッシュが溜まっている、バックグラウンドで多くのプログラムが起動している、などの原因が挙げられます。

アプリのアンインストール

Android端末はGoogle Playからアプリをインストールできるのが一般的。面白いゲームから日常生活に便利なものまで色々あるので、好きな方は日々インストールしていると思います。

そんなアプリのインストールですが、操作が遅くなる原因の1つに数えられるのが難点。アプリのなかには定期的に勝手な通信が行われるものとバックグラウンドで動き続けているものがあり、バッテリーやメモリを食うからです。

そこで対策として挙げられるのが、不要なアプリはアンインストールしてしまうというもの。アンインストール(削除)すれば通信や動作もなくなるので、余計な負担が減って操作もしやすくなります。

アプリのインストールについては、設定またはアイコンタップなどで行えます。ホーム画面にあるアイコンを長押しタップすると「アンインストール」の欄が出てくるので、タップすれば完了。そのほか、アイコンを長押ししながら上にスワイプして削除するというパターンもあります。

設定からの場合は、「アプリと通知」といった欄にあるアプリ一覧を開いてタップ。出てきたページのアンインストールボタンを押せば削除可能です。Androidのバージョンによって若干の違いがあるので、使用している端末に合わせて行ってください。

バックグラウンドで動作しているアプリを停止

バックグラウンドで動作しているアプリとは、画面には表示されていないものの裏では動いているサービスのこと。本来ならアプリを開くと専用の画面が表示されると思いますが、バックグラウンド系は見ない間に動いているので一見するとわかりません。

アプリとしては、SNSアプリや何かと同期するもの、通信が発生するものなどが存在。停止したい場合は、「設定」「アプリと通知」からアプリを選択し、「強制終了」から行えます。

以上でバックグラウンドアプリを停止させられ、Androidの操作を軽くすることが可能。なお、アプリによっては停止したら動作に悪影響を及ぼす場合もあるので注意が必要です。具体的には、購入時点で入っていたアプリを停止させるなどの行為はやめてください。

アプリの無効化

Android 4.0以降ではアプリのアンインストールの他に無効化という機能が追加されました。

無効化とはどういう意味かと言いますと、アプリをアンインストールするのではなく、アプリは残したまま使用できなくするということです。例えば、個人的にお気に入りの音楽再生アプリをダウンロードしたので、標準装備の音楽再生アプリのほうが不要になったから一時的に無効化しておきたいといった場合に便利です。

また他の標準搭載のプリインストール済みのアプリで全く使用する予定のないアプリは無効化しておくと良いでしょう。本人が意図しないバックグラウンドで動作しているアプリがあるかもしれません。

なお無効化する方法ですが、「設定」の「アプリ」から「すべて」で一覧表示されるアプリから現在契約していないサービスのアプリをすべて無効化します。

エフェクトの無効化

次のAndroid高速化の方法は、自分にとって意味のないエフェクトを無効にすることです。特にアプリを切り替える際やメニューを表示する時にアニメーションが用いられていますが、このエフェクトの設定を変更します。

具体的には、「設定」の「端末情報」に進むと「ビルド番号」という項目があります。ここを7回タップすると「端末情報」の上に「開発者向けオプション」という項目が追加されます。この中の設定を下記のように変更してください。

  • ウィンドウアニメスケールを1xから0.5xに変更
  • トランジションアニメスケールを1xから0.5xに変更
  • Animator再生時間スケールを1xから0.5xに変更
  • GPUレンダリングを使用をタップしてオンにする
  • HWオーバーレイを無効をタップしてオンにする
  • アクティビティを保持しないをオンにする
  • バックグラウンドプロセスの上限を「4」程度に変更

なお、この方法はバージョンによって異なります。開発者向けオプションを有効にする方法はほとんど同じです。Android 9の場合は有効にすると「開発者向けオプション」という項目が「設定」「システム」と進んだ場所に出てくるので、色々お試しください。

また、項目を変更することでお使いのアプリによっては不具合が生じる場合があります。その場合は各項目をもとに戻してみて、不具合が発生しない状態を見つけてください。

クラウド関連の同期を停止する

クラウド関連のアプリとは、別の端末とインターネットを使ってデータを同じものに更新し合うもののこと。データの同期を行うためには定期的に通信が発生するため、Android端末に若干の負荷を与えます。

具体的には、AndroidならGoogle Driveと呼ばれるアプリに含まれるものが該当。データの同期をオフにしておけば一応軽くすることも可能なので、お試しください。

なお、もともとクラウド関連のアプリを使っているという方は使えません。

OS・アプリのアップデート

AndroidのOSやアプリのバージョンが古くなっている場合、端末の操作が遅くなったりセキュリティの問題が発生したりする原因になります。OS・アプリをアップデートすれば解決する場合があるので、お試しください。

アプリのアップデートは、Google Playの検索部分にある三本線をタップ、「マイアプリ&ゲーム」から行えます。アップデートタブの上部に更新できるアプリ一覧が表示されるので、「更新」または「すべて更新」をタップしてください。

OSのアップデートは、「設定」の「端末情報」から「ソフトウェアアップデート」を選択すれば可能です。そのほか、アップデートが来たら通知として表示されるので、その際は見逃さずに更新しておけば問題ありません。

端末の再起動

Android端末の再起動をすることで、重くなっている原因を排除できる場合があります。

再起動自体は不具合が生じた場合の対応方法の1つなので、試す価値ありです。

ファイルを整理する

最後のAndroid高速化の方法は、「Clean Master」を使用してファイルを整理するというものです。

具体的に言うと、Clean Masterアプリを使用すると、最近使用していないファイルやブラウザのキャッシュファイルなどを削除することができます。

問題が解消しないのはメモリが原因かも?

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キャッシュを消したりバックグラウンドで起動しているアプリを停止しても、動作が遅い場合があります。MacやWindowsパソコンで多くのソフトウェアを立ち上げて長時間作業を続けると、リソースが減少してシステムが不安定になったり動作が遅くなる場合があります。

Android端末でもパソコンと同じように多くのアプリを起動して何日も再起動せずに使用し続けると、メインメモリ内に不要な情報が消去されずに残ってしまいます

不要なメモリはありませんか?

パソコンや携帯端末のメインメモリは、作業台として考えることができます。作業を行う場合には台の上に必要な道具を並べる必要があります。

作業が終了してアプリを閉じると作業台の上の掃除が行われますが、不要な道具が完全に取り除かれる訳ではありません。一部の道具が作業台に残ってしまうため、次に別の作業を行う際に邪魔になってしまいます。

不要な情報がメインメモリに多く溜まると、動作が遅くなったりシステムが不安定になる原因になります。動作が遅い時はCPUに高い負荷がかけられている状態なので、消費電力が増えてバッテリーの持ちが悪くなってしまいます。

不要なメモリを消去しよう

不要なメモリを消去する方法はシステムを再起動することです。しかし、再起動するとバッテリーの持ち時間が短くなってしまいます。

Android4.0以降であればOSにメモリを解放する機能が付いているので、それ以前のバージョンよりも不要なファイルがメインメモリを圧迫するケースが少なくなりました。

メモリ解放アプリ

それでも手動でメモリを解放したい場合には、メモリ解放アプリを利用することができます。メモリ解放アプリには有料のものと無料のものがありますが、最近は無料アプリでも高い効果があるものが公開されています。

このアプリは、Google Playを起動して、「メモリ解放」「メモリクリーナー」などのフレーズで検索すると、有料または無料のアプリを探すことができます。検索結果としてメモリを解放するアプリとキャッシュを解放するためのアプリが表示されるので、メモリを解放する方を選ぶようにしましょう。

アプリを利用して不要なメモリを解放する方法ですが、アプリを起動すると現在のメモリ使用量(または使用割合)などが表示されます。「解放」「クリア」などのボタンをタップするだけで簡単に不要なメモリを消去することができます。

メモリ解放機能を持つ4.0以降のバージョンでも、アプリを利用してメインメモリを解放することで動作が速くなる場合があります。メモリを解放するとバッテリーの持ちが良くなるので、節電アプリにもメモリを解放する機能が付いているものがあります。

ただし、注意すべき点として、メモリ解放アプリを使用するとストレージに保存する前のデータを消去してしまう場合があります。このため、メモリを解放する前は必要に応じてファイルをストレージに保存するようにしましょう。

Androidの操作を軽くするおすすめメモリ解放アプリ

人気のメモリ解放アプリについて、いくつか簡単に紹介します。

多彩な機能を持つ「Power Clean」

メモリ・CPU・ストレージの使用率を一発で確認できるほか、ワンタッチでキャッシュを削除できる人気アプリ。キャッシュ削除の際はアプリごとに不要なファイル容量が表示され、個別にチェックを入れて消すかどうか選択できます。

スマホが熱い場合には「CPUクーラー」を使うことで冷却できたり、アンチウイルス機能もあるため悪影響を防げたりるのも魅力です。ネットワーク分析機能を使えば通信の発生状態も確認可能。

一通り備えているので、とりあえず迷ったら入れておきたいメモリ解放アプリと言えます。

情報がわかりやすい「Yahoo!スマホ最適化ツール」

ヤフーが開発した人気アプリ。バッテリーの節約やメモリの解放に役立ちます。

バッテリーに関しては電池切れまでの残り時間を表示してくれるほか、Wi-Fi・GPS・同期・明るさといった個別の項目のオンオフ切り換えで〇時間持ちがよくなるなどの表示が可能。

普段使っていないアプリの削除を提案してくれたりキャッシュ削除もできたりするので、スマホの操作を軽く出来ます。細かく数値を見ながら調整したいという方におすすめ。なお、ワンタッチで節電・メモリ解放も可能です。

Androidをサクサク使いたい

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動作が遅いとイライラしますよね。まずはすぐにできる対策から始めつつ、メモリのことも気にすると良いでしょう。Androidはホーム画面に多くのショートカットやウィジェットを置くと、メモリの消費量が多くなってしまいます。

便利な機能を使うと不要なメモリが貯まりやすくなってしまうので、必要に応じてアプリを利用してメモリを解放するようにしましょう。

Android端末が遅いと感じた場合にはメモリ解放が有効な手段ですが、それでも不要な情報がメモリに蓄積され続けてしまいます。そのため、1日に1回ぐらいの頻度で再起動するように心がけるようにしましょう。

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