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広告運用には外せない!抑えておきたいFacebook広告の基本

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

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多くの企業で注目されているFacebook広告をご存知ですか?低コストでありながら細かいターゲティングが可能なため、狙ったターゲットへ向けて的確なアプローチが可能です。

写真広告やカルーセル広告、動画広告、スライドショー広告、キャンバス広告、ダイナミック広告、コレクション広告など、さまざまな広告配信ができます。また、地域や趣味・関心などでターゲット設定ができ、課金種類も選定できます。

Facebook広告は、しっかりと運用をすればリスティング広告よりも低コストで高い効果が期待できます。ここでは Facebook広告の基本的内容 について紹介しています。現在の広告媒体に不満がある方やFacebook広告に興味がある方は、参考にご覧ください。

1.Facebook広告とは?


Instagram、Twitter、Snapchatなど、さまざまなSNSがありますが、圧倒的なユーザー数と知名度を誇るFacebook。Facebookユーザーであれば誰もが見たことがあるであろう「Facebook広告」。

ここではその基本的な内容について見ていきましょう。

1.Facebook内で表示される広告

Facebook広告とは、Facebook内で表示される広告のことです。Facebookのユーザー数は世界では20億人を超え、日本国内においても2800万人が使っています(2017年10月時点)。

その圧倒的なユーザー数とターゲティング精度、使いやすさから非常に注目されています。

2.Facebook広告が表示される場所

パソコン版とスマホ版でFacebook広告が表示される場所が異なります。パソコン版は2ヵ所あり タイムラインと画面右側のサイドメニュー部分 に表示されます。

「広告」と表示されているものはFacebook広告です。スマホ版は タイムラインにのみ 表示されるようになっています。

2.Facebook広告の特徴

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Facebook広告が注目されているのは、ターゲティングの精度が高いうえにコストも抑えられ、費用対効果が高いためです。主な4つの特徴についてそれぞれ見ていきましょう。

1.費用対効果が高い

Facebook広告は費用対効果が高いことで多くの企業が利用しています。まだまだ競合が少ないためリスティング広告やSEOなどに比べてクリック単価が低く、ターゲティングも詳細に設定できるためです。

2.ターゲティング精度が高い

ターゲティング精度の高さはFacebook広告の最大の特徴と言えます。地域・年齢・性別・使用言語・学歴・職業・子供の有無・ライフイベント・行動・趣味・関心・つながりなど、非常に細かく条件を設定できるため、情報を届けたい相手に的確にリーチすることが可能です。

膨大なユーザー数・データ量を誇るFacebookだからこそできるターゲティング精度であり、Facebook広告の優位性に繋がっています。

3.消費者の購買の全てのフェーズで使える

Facebook広告は「認知」「検討」「購入」など、消費者の購買の全てのフェーズで活用ができます。ターゲティング詳細を設定し、目に留まる動画広告で認知を高め、カルーセル広告などで他の商品・サービスよりも高い魅力を訴求し、購入をしてもらいます。

閲覧履歴を基にユーザーの興味の高いサービス・商品のサイトを的確に表示できるため、消費者の購買活動に繋がりやすくなります。

4.個人ベースでのトラッキングができる

Facebookはさまざまなアプリやシステムのログイン連携が充実しているため、違うデバイスやシステム経由の場合でもユーザーの購買プロセスの特定が可能です。個人ベースでのトラッキングができるため非常に効果の高い広告媒体とされています。

5.広告の停止と再開の切り替えが手軽に行える

Facebookの広告は停止と再開の切り替えを簡単に行うことができます。

広告表示をオフにしても広告自体が削除されることはなく、必要になった際にいつでも再開させることができるメリットがあります。

広告に割ける費用に上限がある時などに利用することが多い機能となっています。

3.Facebook広告の注意点


Facebookの広告では様々なメリットが得られることが分かりましたが、注意しなければいけない点もいくつかあります。注意点をしっかりと把握した上で利用していきましょう。

1.広告の展開先はFacebook内だけ

当然ですが、広告の展開先は基本的にFacebook内だけです。費用を安く抑える代わりにリーチ先ももかなり絞る必要がある ことは認識しておきましょう。

2.頻繁に仕様変更や新機能の追加などがある

Facebookでは頻繁にアップデートが行われます。普段利用している機能が突然仕様変更したり、新機能の追加などで環境が一変することも珍しくありません。

そういった事態にも慌てず柔軟に対応できる力が必要となるでしょう。環境の変化にあわせて細かな運用を行っていきましょう。

4.Facebook広告のターゲティング項目

Facebook広告ではターゲティング項目が多くあり、それぞれ詳細な設定が可能です。アプローチするターゲットを細かく選定できるため、高い効果が期待できます。

1.地域

「この地域のすべての人」「この地域に住んでいる人」「最近この地域にいた人」「この地域を旅行中の人」の4つのパターンでターゲティングすることが可能です。

地域の選択については「国」「地方」「都道府県」「市区町村」「選挙区」「郵便番号」などがあります。

2.人口統計データ

「性別」「交際ステータス」「学歴」「勤務先」などユーザーが登録・公開しているプロフィール情報に基づき指定し、希望の層へリーチできます。

3.趣味・関心

ユーザーの「学歴」や「役職」「所属グループ」「アクティビティ」「いいね!したページ」「趣味・関心リスト」のデータを基に詳細なターゲティングが可能です。

4.カスタムオーディエンス

Facebookのデータと自社で管理している顧客データを紐付けして、ターゲット層へピンポイントでアプローチすることができます。紐付けしたい顧客データをアップロードすればすぐにカスタムオーディエンスが作成できます。

5.類似オーディエンス

類似オーディエンスを利用すれば、顧客と似た特徴を持つ人を見つけてアプローチすることができます。趣味・関心などの類似する特徴を指定し、簡単に類似オーディエンスを作成ができます。新しいソースを追加したり、古いソースを削除するなど、より成果が出るように簡単に調整もできます。

5.Facebook広告の課金の種類

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Facebook広告の課金の種類には以下の3点があります。それぞれの課金制度の特徴を把握しておき、最適な課金方法で運用するようにしましょう。

1.クリック課金

リスティング広告同様、Facebook広告にもクリック課金があります。表示された段階では料金は発生せず、広告がクリックされると料金が発生します。クリック課金のメリットは、ユーザーがアクションを起こした場合にしか料金が発生しないことです。

注意点としては 誤ってクリックされても料金が発生する点 また、ターゲット設定が最適でないとクリック数だけが増えて費用対効果が悪くなることです。

2.インプレッション課金

Facebook広告はインプレッション課金にも対応しています。インプレッション課金の場合は広告が1000回表示される度に料金が発生します。インプレッション課金の良い点は、「いいね!」や「シェア」などのアクションがあっても料金が発生しないことです。

注意点・デメリットとしては 「いいね!」などのアクションがなかったとしても料金が発生してまうこと です。

3.最適化インプレッション課金

最適化インプレッション課金は インプレッション課金と同じように料金が発生します。 インプレッション課金と違うのは、希望のアクションをする可能性の高いユーザーへ向けて広告表示ができる点です。

6.Facebook広告の種類


Facebookで利用できる広告には様々な種類があります。ここではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1.リンク広告

広告をクリックしたユーザーをリンク先に誘導する広告。

広告と言えばこの形式が真っ先に思い浮かびますよね。最も一般的で最も利用されている広告だと思われます。

2.写真広告

画像付きの記事を投稿するだけのシンプルな広告。

主にユーザーへの認知度を高めるために利用される形式です。印象に残りやすい画像を使用することで自社ブランドへの注目度をあげることができるでしょう。

3.カルーセル広告

一つの広告に複数の画像、リンクを張ることができる広告です。

主に通販サイトの広告などで利用されていることが多いですね。分かりやすい例としては、Amazonが複数の商品が載せられた広告を表示させていますよね。

4.動画広告

広告に動画を用いる方法です。

広告という限定的なスペースを最大限に活かすことができる方法とも言えるでしょう。より多くの情報の伝達が期待されます。

5.スライドショー広告

複数の画像をスライド形式で表示する広告。

動画広告と似た傾向にありますが、はるかに安いコストで制作することができる特徴があります。手軽に試せる広告形式と言えるでしょう。

6.キャンバス広告

自由度の高い広告。

一見、通常の広告のように見えるキャンバス広告ですが、タップしてみると専用のビューワーが起動してクリエイティブ要素を盛り込んだ商品アピールをすることができます。

テキスト・写真・動画など、組み込めるコンテンツは様々で自由度が高い広告となっています。

7.ダイナミック広告

過去に閲覧した商品情報と関連性の高いものを表示する広告。

ユーザーにとって関心の深いものを自動でマッチングさせる仕組みのため、高確率で広告タップを期待することができます。

8.コレクション広告

メインビジュアル(動画やスライドショー)と商品画像を組み合わせて表示させる広告。

広告をタップするとフルスクリーンに切り替わり、さらに詳細な情報をチェックすることができます。動画やスライドショーで構成されるメインビジュアルと関連性のある商品画像を4枚を一画面に収めることで非常に高い広告効果を実現させています。

9.リード獲得広告

クリックするとFacebook内で設定したフォームが開かれる広告。

外部サイトへの誘導を目的としたものではなく、問い合わせやメルマガの購読などに使われていることが多くなっています。

フォーム入力時にはFacebookのプロフィールが自動で入力されるため、途中で離脱してしまうユーザーが少ないメリットもあります。

10.近隣エリア広告

店舗の近くにいる利用者に向けて発信される広告。

Facebookの位置情報機能を使って近隣にいる人にアピールすることで来店してくれる確率を上げることができます。深い関心がなくても「近いし行ってみよう」という気持ちになるユーザーも少なくありませんので有効な広告手段と言えます。

11.クーポン利用広告

クーポン割引情報を広めて購入を促す広告。

ユーザーに対して「クーポン」や「割引」といったお得な情報を訴えかけることで高い集客効果が望めます。

12.アプリインストール広告

スマートフォンアプリをのインストールを促す広告です。

広告をタップするとAppStoreやGooglePlayが開かれるようになっており、アプリインストール数の増加が見込める広告となっています。

まとめ

圧倒的データ量を活用できるFacebook広告を利用すれば、低コストで高い効果が期待できます。細かくターゲティングを設定できるため、情報を届けたい相手に的確にアプローチが可能です。

また、自社の顧客データを紐付けしてより効果的にアプローチできるカスタムオーディエンスや、顧客と似た特徴を持つ人にアプローチできる類似オーディエンスを作成できます。

他にもさまざまなSNSの広告がありますが、信頼性が高く低コストで運用できるためFacebook広告は非常に人気があります。興味がある方は、ぜひ検討してみてください。

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