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FacebookデバッカーはFacebookに登録されている記事やサイトのOGP情報を確認・更新するためのツールです。投稿やシェア時にサムネイル画像が表示されない場合などに活用することで、最新情報をFacebookに反映させることができます。
本記事では Facebookデバッカーの基礎知識と使い方、デバッカーを使ってもサムネイル画像が表示されない場合の原因と対策 についてご紹介していきます。Facebookでサムネイル画像が表示されず困っている方は是非本記事を参考にして頂きながらご対応頂ければと思います。
目次
Facebookデバッカーとは
Facebookデバッカーとは、「Facebookに登録されているページのOGP情報を更新するためのツール」のことを指します。
Facebookデバッカーの役割、必要性について理解するために下記項目についてまずは理解していきましょう。
- OGPとは
- FacebookのOGP情報はキャッシュされる
- OGP情報を最新情報に更新する
OGPとは
OGPとは「Open Graph Protocol」の略称で、「FacebookやGoogle+などのSNS上で記事が投稿・シェアされた時の表現を指定するためのプロトコル」です。
OGPを設定しない場合は、Facebookで記事を投稿しても、タイトルとディスクリプションのみの簡素なものになりますが、OGPを設定することで、サムネイル画像や任意のタイトルを表示させることができ、SNS上でのユーザーへの訴求力が飛躍的に高まります。
そのため、SNS機能をサイトに実装しようとしている場合には、適切にOGP設定をすることが必要になります。
FacebookのOGP情報はキャッシュされる
Facebook上での記事投稿・シェアをより魅力的に見せるためにOGP情報の設定が必要になりますが、OGP情報を活用する上で注意しなければいけない点は、「OGP情報はFacebookにキャッシュとして記憶されること」です。
「キャッシュ(cache)」とは、一度ダウンロードした情報をブラウザ、またはキャッシュメモリーに記憶しておき、再度リクエストがあった時にキャッシュ情報から表示させ、ページ表示速度を改善するための機能のことを指します。
キャッシュ機能があることによって生じるメリット・デメリットは下記の通りです。
キャッシュ機能のメリット・デメリット
- メリット:サイト表示が高速化される
- デメリット:最新の更新情報が反映されない場合がある
Facebookデバッカーのメリット
OGPを確認できる
OGPはシェアする際に重要な情報源となります。シェアされた情報はどのように表示されて伝わるのか。Facebookデバッカーで確認することができます。
サイトを運営していく上でOGP設定を正しく行うことはとても大切です。シェアする時にはFacebookデバッカーを利用する癖をつけると良いでしょう。
サムネイルを確認できる
Facebook上でどのようにサムネイル表示されるのか確認することもできます。正しく画像が表示されているかどうか、そして画像サイズという面でも大切なことです。画像サイズは自動でFacebookの規格に調整されるため、画像によって伝えたい情報が全ておさまるのかどうか把握しておきたいですよね。
シェア情報を更新できる
簡単にシェア情報を更新できるというメリットもあります。通常画像の切り替えは行えませんが、Facebookデバッカーを利用することで簡単に画像のキャッシュをクリアして別の画像に差し替えといったことも行えます。
一度は記事投稿してシェアしたものの、後からもっと適切な画像が見つかることもあります。また記事内容を変更した時に画像も合わせて変更する必要が生じることもあります。このようなケースでもFacebookデバッカーは活躍します。
OGPを最新情報に更新する
Facebookデバッカーは、OGPのキャッシュ情報を削除し、最新のOGP情報をFacebookに読み込んでもらうためのツールです。
Facebook上で投稿やシェア時にサムネイル画像が上手く表示されない時など、Facebookデバッカーを利用することで解決できる場合がほとんどです。
特に、まだOGP情報を登録していないサイト作成中にFacebookのクロールが回ってきてしまうと、OGPのキャッシュ情報に画像がない状態で記憶され、その後にOGP情報を登録してもサムネイル画像が表示されないという問題が起きがちです。
Facebookでサムネイル画像が表示されないなどの問題が発生している場合は、まずはFacebookデバッカーを使って問題が解決されないか確認しましょう。
最新のFacebookデバッカーの使い方
FacebookデバッカーではOGP情報を最新情報に更新することができます。主な機能は下記の2点になります。
- シェアデバッカー
- バッチインバリデーター
各機能について次の項目で具体的に見ていきましょう。また、Facebookデバッカーのページはこちらになります。
シェアデバッカー
Facebookデバッカーの「シェアデバッカー」では、現在Facebookに登録されているOGP情報を確認し、必要であれば最新情報を読み込み直すことのできる機能です。利用手順は下記の通りです。
シェアデバッカー利用手順
- シェアデバッカーを選択
- OGP情報を確認したい記事のURLを入力
- 「デバック」を選択
- 正常に情報取得できた場合はレスポンスコード200が表示される
- 現在Facebookに登録されているOGP情報が表示される
- OGP情報の内容を確認する
- OGP情報を最新版に変更する場合は「もう一度スクレイピング」を選択
また、OGP情報がFacebookに登録されていない記事に関しては、URLを入力して「デバック」を選択した時点で、「このURLはまだFacebookでシェアされていません」と表示されます。この場合は、追加で表示される「新しい情報を取得」をクリックすることで、OGP情報を取得してFacebookに登録されます。
バッチインバリデーター
バッチインバリデーターは、複数のURLのOGP情報を一括で取得するためのツールになります。
1記事のみを対象にOGP情報を更新する場合は、シェアデバッカーを利用するのみで十分ですが、複数記事を検証したい時は1記事ずつの作業となってしまうので若干不便ですので、複数記事のOGP情報を更新する場合はバッチインバリデーターを活用していきましょう。
バッチインバリデーターの活用方法は下記の通りです。
バッチインバリデーター利用手順
- バッチインバリデーターを選択
- キャッシュ情報を確認したいURLを入力する
- 「デバッグ」を選択
- URLレビュー結果が表示される
- キャッシュを更新したいURLの「詳細を見る」を選択
- シェアデバッカーで登録されているOGP情報が表示される
- 最新情報に更新する場合は「もう一度スクレイピング」を選択
上記の手順を実行することによって、記事やサイトのOGP情報を最新版に更新することができます。
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