Cydiaをご存知でしょうか?おそらくIT系に関わらない生活をしていれば、耳にすることもないでしょう。
現在、日本のスマホシェア率において約半数以上の人達がiPhoneを利用しています。日本では多くの支持を得ているiPhoneですが、Androidに決定的に劣る点があることをご存知ですか?
それは、OSの自由度です。
AndroidOSでは、ホーム画面の好きな位置に好きなアプリアイコンを設置できる機能が備わっていたり、好きな画像をアイコンにしたりといった拡張機能が豊富です。
ウィジェットを表示できることはもちろん、ランチャーアプリを活用することでホーム画面の使い勝手がより良くなります。
また、AndroidOSではインターネット上にあるいわゆる野良アプリというアプリをダウンロード・インストールすることが可能です。Google Play Storeでリリースされているアプリでないアプリでも、インストールすることが出来るのです。
ただし、これを行う際にはウイルス対策が重要となります。
一方、iPhoneはシンプルで使いやすくセキュリティに関しても強固であることが特徴ですが その反面AndroidOSで出来る拡張機能のほとんどを使うことが出来ません。
iOSの進化によって画面スワイプでウィジェットを表示できるようになりましたが、まだまだAndroidOSには及びません。
せっかくスマホを使うのであれば、自由に使いたいアプリを使って配置したい位置にアプリやウィジェットを配置したいものです。そこで役に立つのが、Cydiaという存在です。
この記事では Cydiaの特徴とiPhoneのJailbreak(脱獄)をするメリットやデメリット、Cydia上でリリースされているおすすめのアプリ3選 をご紹介します。
CydiaによるAppleへの二度目の提訴
初期iPhoneの時代にお世話になったこともある人が多いであろう「Cydia」ですが、2008年に続き、2020年にはAppleへの二度目の提訴が話題となりました。
果たしてどのような結末に至るのか要注目です。
cydiaの特徴
まずは、Cydiaの特徴からご案内致します。
Cydiaとは、Jailbreak(脱獄)したiPhone向けのApp storeだと考えて下さい。
多少リスクはあるものの、Cydiaではフォントを好きなものに変えることが出来るようになったり、ホーム画面をカスタムすることが出来るようになったりとApp storeでは取り扱われていないサードパーティアプリをダウンロード・インストールすることが可能です。
完全日本語化
Cydiaは、以前のバージョンアップで完全に日本語に対応するようになりました。それまでは日本語ではなく英語で表記されていたため、日本人のiPhoneユーザーにとっては難易度が高いものでした。
しかし、Cydiaのアップデートによって日本語で分かりやすく操作を進められるため、かなり便利に使えます。
アイコンのフラット化
iOSは進化とともに、アイコンがより抽象的なデザインであるフラットなデザインへと変化を遂げています。詳細な理由は定かでないものの、iPhoneのメモリ容量を確保するためではないかと考えられます。
こうした流れはWindowsでも同じような歴史があります。現在ではほとんど使われていないWindows Vistaは、アイコンのグラフィックにこだわりが見られるUIでした。
しかし、それによって作業領域を圧迫してしまい、パソコンが持つ本来の力を発揮できないという事で不評となった例があります。
その結果Windowsは、アイコンを徐々にフラット化していって現在に至ります。
iPhoneでも同様に、こうしたアイコンによるメモリの消費を抑える動きが見られます。それに伴いCydiaもアイコンがフラット化されたため、iPhone内の他アプリと違和感なく表示することが出来ます。
Jailbreakのプラットフォーム
Cydiaは、iPhoneがJailbreak(脱獄)されているというプラットフォーム(土台)があってこそ使うことが出来ます。そしてCydiaは、iPhoneを脱獄させる流れでインストールされます。
この時、任意でインストールしない選択も出来ますが、Cydiaをインストールしない手は無いです。
jailbreak(脱獄)のメリット
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