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自分でアプリ開発をする場合や人の開発したアプリのアイコンデザインをする場合など、どのようなアイコンにするか決めていますか?
スマホを起動したとき、AppStoreやGooglePlayで何か良さげなアプリを探すときなど、アプリアイコンは頻繁に目に入り、アイコンデザインが魅力的だとアプリそのものにも興味を示し、ダウンロードしたりもするものです。
ここでは、アプリアイコンの重要要素やパターンなどについて紹介しています。基本的内容が中心となっていますので、特に初心者の方は参考にご覧ください。
目次
1.アプリアイコンの5つの重要な要素

ここでは、アプリアイコンをデザインするにあたり、重要な5つの要素について見ていきましょう。
まずアイコンとは何か?
スマホのアプリやSNSなどで使われる「アイコン」。アイコンとはそのソフトやファイルの機能や用途などを図や絵柄で表したもののことです。シンボル化したデザインであり、ロゴや看板のようなものでもあります。
アプリであれば、その機能や意味を伝える象徴的なモチーフであり、どんなデザインにしているかによって認識されやすいかどうかも変わり、ダウンロード数にも影響があります。
①スケーラブルであること
アプリアイコンにとって大事なのがスケーラビリティです。どのような場所でもしっかりとわかりやすく表示されるか、デバイス・画面・アプリのサイズが変わったとしてもきちんと適正なサイズで表示できるかなど、気をつけなければなりません。
スケーラビリティに欠けていれば、利用者にとって使いにくいものとなってしまいます。
②認識されやすいこと
当然ですが、アプリアイコンは認識されやすいことが重要です。アイコンをデザインしても認識されにくいものであれば、何の意味もありません。アプリの機能性やブランド、キャラクターなど「何を伝えたいのか?」をハッキリとさせたうえで、認識されやすいものである必要があります。
また、他のアプリアイコンと区別がつくことも大事です。同じようなデザインであれば埋もれてしまいますし、利用者の記憶にも残りません。わかりやすくインパクトもあり、他とは違うアイコンデザインであることが大切です。
利用者目線で考え、自己満足になりすぎないように注意しましょう。
③一貫性があること
「アイコンはかわいいキャラクターデザインなのに、アプリを使うとそのようなキャラクターは出ない」「地図アプリなのに、アイコンを見て地図アプリとはわからない」など、アプリの内容とアイコンデザインに一貫性がないと利用者は戸惑ってしまいます。
アイコンを見れば内容がわかる、アプリを使えばアイコンの意味がわかるなど、アイコンと内容に一貫性を持たせるようにしましょう。アプリのシンボル的なものをアイコンに使うなどすれば、一貫性を持たせやすくなります。
④ユニークであること
アプリアイコンに限った話ではありませんが、ユニークなデザインの方が人を惹きつけます。他のアプリと似ていたり、トレンドに乗っただけでのデザインであれば、ユニークさに欠け記憶には残りません。
ユニークさを考慮したデザインであれば、個性的であり他との差別化にも繋がるはずです。そのためにも、事前に競合アプリのアイコンなどをリサーチし、デザインをしましょう。
⑤言葉で説明しようとしないこと
これは賛否両論ありますが、言葉でアプリを説明するようなアイコンだと、わかりづらいものになってしまう恐れがあります。
Prime Video、Amazon Music、Google、Yahoo!など、実際に文字をアイコンにしているものもありますが、これらは高いブランド力があるため成立しています。
ブランド力も知名度もないアプリで文字をアイコンにしてしまうと、インパクトに欠けるため印象に残らない可能性があります。文字も1つのデザインではありますが、多くの人に認知してもらうためには避けた方が無難と言えます。
2.アプリアイコンの6つのパターン

アプリアイコンには以下のようなパターンがあります。自分が作るアイコンがどのパターンに当てはまるか確認してみましょう。また、パターンを知っておくことでアイデアが浮かんだりもしますので、リサーチも兼ねて覚えておきましょう。
知名度が高い場合はロゴを主張
アプリアイコンの1つのパターンがロゴの主張です。ただし、サービス自体の知名度が高い場合でないと効果は期待できません。YouTubeやLINE、Twitterなど、誰もが知っているサービスであれば、シンボルロゴをアイコンにするだけで成立します。
シンプルに文字を削る
不必要な文字を削ってアプリ名を入れるなど、シンプルなデザインも多いです。ただし、この場合もサービスの知名度が高くないと認知されない可能性があります。
huluやZOZOTOWN、Prime Video、Amazon Musicなどが良い例であり、最低限の名称を入れるだけで利用者も認識できます。
記号として文字を使う
サービス名の頭文字などをデザインしてアイコンにするパターンもあります。minneやFacebook、Tumbler、Yahoo!、Google、楽天市場などがそうです。頭文字だけで利用者がサービスをイメージでき、他のアプリアイコンとの差別化にもなります。
画像の使用
画像をアプリアイコンに使用しているものもあります。文字ではなく画像なので、ひと目でアプリ・サービスの雰囲気が伝わるというメリットがあります。AWAアプリがまさにこのパターンです。
デザインによる差別化
アプリアイコンで大事なのは、アイコンデザインとアプリの内容に一貫性があることです。しかし、一貫性だけを考えれば、目覚ましアプリの多くは目覚まし時計などのアイコンデザインとなってしまい、似たデザインばかりになってしまいます。
そうならないように、配色やちょっとしたデザイン、アイデアで他アプリと差別化を図ることが大事です。
世界観を主張
ゲームアプリなどが代表的ですが、キャラクターや背景でアプリの世界観を主張しています。キャラクターのタッチはそれぞれ異なり、ひと目でどのようなキャラクターが出て、どんな世界観かがイメージしやすい作りになっています。
3.アプリアイコンのトレンド
上記のようなパターンなどをもとにデザインすることも大事ですが、スマホ全体の雰囲気に合わせることも重要です。
OSのアップデートに合わせてみる
アプリアイコンはさまざまな要素をもとにデザインができますが、OSに合わせることも大事です。
例えば、今でこそ見慣れたiPhoneアプリのほとんどは、昔iOSが古いバージョンの頃は全然違うアイコンデザインでした。どこかレトロな雰囲気のアイコンが多く、最近のデザインに変わったのはここ2〜3年です。
統一感を出すためにも、そのときのOSの雰囲気や標準アプリのデザインに合わせることも大事です。
まとめ
アイコン次第でアプリの認知度は高くなり、ダウンロード数も増加します。非常に多くのアプリがリリースされているからこそ、埋もれないデザインである必要があります。
サービスの知名度が高い場合はいいですが、そうでない場合はアイコンデザインにも徹底してこだわった方がいいでしょう。
まずは、同じジャンルの他のアプリアイコンをリサーチして、伝わりやすく差別化もできたデザインを完成させましょう。