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ネットで副業を始めたい人に!アフィリエイトについて徹底解説

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近頃、ネットで副業を営んでいる人が珍しくなくなっています。なかには副業の枠を超えて生業としている人や、月に何百万円も稼いでいる人もいます。

ネットで副業といえば「アフィリエイト」という言葉がまず出てきますが、「それが何なのか分からないけどそれをしたら儲かる」「なんか胡散臭い」等々、印象は様々です。それ自体が何を意味しているのかわからずに、言葉が独り歩きをしてしまっているのも理由でしょう。

今回は、そんなアフィリエイトとは何か、実際に取り組むために何が必要なのかを解説していきたいと思います。

アフィリエイトに関する基礎知識

まずは「アフィリエイト」とはどんなものなのかについて解説していきたいと思います。これを正確に理解することは、日本のネットビジネスの現状について知ることにもなります。自分が今後どのような行動をとればいいのか考えるときにも参考になりますので、しっかり把握しておきましょう。

アフィリエイト

アフィリエイトとはECサイトやオンラインショップが自社の商品について、ブログやメルマガ、SNS、動画サイト等々の各種媒体に広告をつけて紹介してもらい、その商品が売れた場合には媒体の運営主に一定額の報酬を支払う、というネット広告の仕組みをさします。

アフィリエイトという英語(affiliate)は、直訳すると「提携する」という意味になりますが、広告主とサイトなどの運営者を提携させて広告を展開させているということから、この名称が使われています。

インターネットサービスプロバイダ(ASP)

アフィリエイトを行うためにはまず広告主を探さなくてはいけませんが、その際に「広告代理店」のような役割をしてくれるのが「インターネットサービスプロバイダ(ASP)」です。

Amazon、Yahoo、楽天市場……など、大手のモール型ショッピングサイトは独自のアフィリエイトプログラムを展開していますが、ASPはこれら以外のショップやサイトを集約し、広告の仲介・報酬の支払いなどの業務を行っています。

現在のアフィリエイター数

ブログやサイトなどで広告を出して報酬をもらっている人・団体のことを「アフィリエイター」と呼んでいます。

実のところ、現在どれくらいのアフィリエイターがいるのか、正式な統計は出ていません。情報調査会社として有名な「矢野経済研究所」や、アフィリエイター・広告主・ASP・広告代理店等が参加する任意団体「日本アフィリエイター協議会」などがほぼ毎年市場に関する調査を行っていますが、具体的な人口については言及していません。

自身でもアフィリエイター事業を行っている「株式会社もしも」による独自調査の結果では、2013年段階で435万人となっています。これ以降でアフィリエイターが減っている、という調査結果はどこからも発表されていないため、現段階ではさらに増加していると推測されます。

アフィリエイターの種類

アフィリエイターと一口に言ってもどのような媒体を使っているかによっていくつかの種類に分かれてきます。

大きなものは2つで、「(専門のサイトを展開する)サイトアフィリエイター」と「ブログアフィリエイター」があります。

他にも「メルマガ」「SNS(Twitter、Facebookなど)」を利用しているアフィリエイターもいます。

市場はどのぐらい?

前述の矢野経済研究所が2016年末に発表した「アフィリエイト市場の調査」によると、2,006億5,000万円の市場規模となっており、これは前回2015年末に行われた同調査の1,740億2,000万円と比べ、15.3%の増加となっています。

また、日本アフィリエイト協議会が2015年11月に調査した「アフィリエイト市場調査2015」によると、3万円以上/月の収入をあげているアフィリエイターは全体の4.0%で、調査開始した2013年から3年連続で増加しているということです。

このように、アフィリエイト市場は拡大を続けているとみることができます。

アフィリエイト広告の種類

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アフィリエイターの収入源は「広告」です。

しかし、その広告の展開の仕方は一つではなく、方式により報酬の受け取り方も異なってきます。ここでは広告形態について3種類に分けて解説します。

成果報酬型

アフィリエイトにおいてはこの型が一般的といわれています。

紹介した商品・サービスについて、顧客がクリック・購入した時点で報酬が発生します。報酬はASPから支払われます。

代表的なASPとしてはA8.netやバリューコマースといったところがあげられます。

報酬も大きい反面、それを導き出すためにはそれなりのスキル(コンテンツの充実、魅力的なコピー等々)が必要なことは考慮しておくべきです。

クイック報酬型

成果報酬型がクリック→購入が条件となっているのに対し、こちらはクリックした時点で報酬が発生するタイプです。

代表的なものとしてGoogleが行っている「Google AdSense」があげられます。

成果報酬型に比べればリスクは小さいように見えますが、一回あたりの報酬も少なくなっています。

また、できるだけ多くのクリックを引き出すためにはやはりそれなりのスキルは必要ですし、Google AdSenseの場合はコンテンツ審査の厳しさも指摘されています。

ただし、これらをクリアすれば比較的初心者でも取り組みやすいタイプともいえます。

インプレッション型

クイック型よりさらにリスクが低いのがこのインプレッション型です。

これは広告が表示された時点で報酬が発生するタイプで、主にスマホサイトを中心に展開されています。

リスクが低い反面で報酬もここで紹介した3タイプの中では最も小さくなっています。

他のアフィリエイトと併せて展開するのに適しており、あくまで「サブ」として活用するのが良いと思われます。

アフィリエイトを始める前に知っておきたいこと

アフィリエイトのメリット

数あるビジネスの中でも、アフィリエイトは比較的低い初期投資で始めることができます。

例えば、ブログアフィリエイターの場合、ライブドアやはてなで無料ブログをはじめ、そこを足掛かりにすることもできます。この場合、パソコンとネット環境さえあればかかる費用は「0円」です。

もう少し内容の自由度をあげたい場合などは、レンタルサーバを借りたり、独自ドメインをとったり、といったことをしますが、この場合でも1万円~5万円といった低価格で抑えられます。
(例:さくらインターネットの場合、サーバ・100GBスタンダードプラン 515円/月、独自ドメイン 約155円/月~)

実店舗を展開した場合やネットショップを展開した場合と比べても、アフィリエイトの初期投資はかなり安くなることがおわかりいただけると思います。

アフィリエイトのデメリット

アフィリエイトに限らず、「成果報酬」というもの全般に言えることかもしれませんが「必ず稼げるという保証はない」というのがアフィリエイトの大きなデメリットといえるでしょう。また稼げたとしてもそれを生業に出来るほどの一定した収入をアフィリエイトのみで得られるということは可能性が低いです。そういったことは初めは考えない方が良いでしょう。

このことを認識することなくアフィリエイトにのめりこむと……後悔することになるかもしれません。

広告主やASPに依存しなければならない点もあり、景気やトレンドに左右される面もあります。

アフィリエイトを始めるときの注意点

「最初から成果を期待しすぎない」これがとにかく大事です。

始める敷居が低いアフィリエイトですが、一方でなかなか続かないという現実があります。

月額数百万円の報酬を得られるという「幻想」に惑わされて、結果が出ないと早々に撤退してしまう方も多いそうです。

日本アフィリエイト協議会の調査で示された、高額アフィリエイター(月額3万円以上)が4.0%というのも、いかに高い報酬を獲得するのが難しいかを示しています。

しかし、一方で、1年以上継続していれば何かしらかの結果が出ている、との調査結果もあります。焦らず、とにかく続けることが重要(破綻しない程度で)といえます。

アフィリエイトに必要なもの

アフィリエイトは「誰でも」「簡単に」始めることができます。

基本はネット環境と端末(PC)さえあればOKです。

また、自分で商品を抱え込むことがありませんので、ネットショップなどのように在庫管理の心配をする必要もありません。あくまで、お客様となる「広告主」の商品をいかに売るかを考慮しつつコンテンツを展開することに注力する、が基本原則です。

アフィリエイトの始め方

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アフィリエイトに関して一通り説明したので、ここではアフィリエイトの始め方について簡潔にですが説明していきたいと思います。まずはスタンダードなブログアフィリエイトのケースで説明していきます。

以下の①~⑤までの流れを繰り返していきます。

サイトを開設する

まず、ブログのサイトを開設します。初心者の方は無料ブログサービスを利用するところから始めてもいいでしょう。

レンタルサーバを導入して独自ドメインをとる方法もあります。前述のさくらインターネット、お手頃価格の「ムームドメイン」や高速で安定性の高い「XSERVER」など、予算や実力を加味して契約します。

記事の作成

ブログの記事を作成します。一定以上のボリュームがないとASPへの登録申請が通らない場合もありますので、最初のうちは自分の得意な分野でよいので、出来るだけ多く投稿しておきます。慣れてきたら、それぞれの商品やサービスに関連づけられるような記事や、より掘り下げた内容の「濃い」記事を投稿するよう心掛けましょう。

ASPに登録する

ASPに登録します。前述のA8.netやバリューコマースといったプロバイダをはじめ、独自プログラムが豊富な「アクセストレード」、消費税分を報酬に上乗せしてくれる「アフィリエイトB」などがあります。
契約条件などを確認し、比較検討のうえ、できれば複数契約しておくのがよいでしょう。

アクセス解析ツールを設置する

自分のブログにどれだけアクセスがあるか、解析するツールを設置します。いわゆるSEO対策というものですが、アフィリエイトにおいて重要な要素の一つといえます。

ライブドアのように標準で解析ツールがついているものもありますが、より詳しく情報を得たいのなら、Googleアナリティクスといったものも導入してみましょう。GoogleアナリティクスはGoogleアカウントを持っていれば簡単に導入できます。

ブログの内容や表現方法などを改善

アクセス解析の結果をうけて、ブログに立ち返って内容や表現方法の改善をを行います。

まとめ

いかがでしたか。アフィリエイトについてご理解頂けたでしょうか。アフィリエイトは初期投資が極めて低く、誰でも参入できますが、必ず稼げるというおいしいものではありません。収益に過大な期待をせず、ユーザーに充実したコンテンツを提供することを大事にして進めていってください。

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