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今回は、「Wordで取り消し線を使う方法と活用方法」について紹介いたします。Wordには、訂正した場所を分かりやすく表示し残すために、取り消し線を引くことができます。
取り消し線を使うことで、複数人で文書をやり取りする場合に修正点を分かりやすく表示できます。また、修正後の表示を強調するために敢えて取り消し線を使うこともできます。非常に便利な機能ですので、Wordを使い始めて間もない方は、活用してみてください。
目次
1.Wordで取り消し線を使う方法と活用方法
1.Wordで取り消し線を引く方法
複数人で文書のやり取りをしていて文書に訂正を入れたい場合や、広告チラシの改定表示のような取り消し線を入れたい場合は、簡単に引くことができます。
取り消し線を引きたい文字を選択したうえで、「ホーム」タブの「フォント」の中にある「abc」という「取り消し線」マークをクリックすると、取り消し線を引くことができます。
引いた取り消し線を削除したい場合は、同様の方法で、もう1度取り消し線マークをクリックすれば削除できます。
取り消し線の色を変更する
取り消し線の色を変更したい場合には、「フォント」の取り消し線ではなく、図形挿入で取り消し線を作成します。
手順は次の通りです。
- Wordの「挿入」タブを選択
- 図形の「線」を選択
- 取り消し線を引きたい文字列の上に線を配置
- 配置した線の上で右クリックして「図形の書式設定」を選択
- 取り消し線のカラーを選択する
また、取り消し線の太さや、二重線にするかの設定もここで行うことができます。
2.二重取り消し線を引く場合
二重取り消しを引くことも可能です。Word2003の場合は、上記の方法で取り消し線を引く際はすべて二重取り消し線でしたが、Word2007以降は、二重取り消し線を引きたい場合は、設定が必要です。設定方法は下記のとおりです。
- 右クリックをし表示されるメニューの中から「フォント」を選択します。
- 「フォント」画面が表示されますので、「文字飾り」の「二重取り消し線」にチェックします。チェックしたらOKをクリックし完了です。
- 「ホーム」タブの「フォント」の「abc」をクリックすることで二重取り消し線が引けます。
文書の訂正を残したい場合や、修正後の文字を強調したい場合に使えます。特に複数人でやり取りしている場合は、使える機能です。
Word取り消し線のショートカット
取り消し線を引きたい場合はショートカットを用いて引くこともできます。
- Windows:なし
- Mac:Command+Shift+X
Windowsで取り消し線のショートカットを利用したい場合には、ツールバーの「その他のコマンド」からショートカットが実行できるように登録することが必要になります。
この時、「取り消し線」を指定した場合は一重、「二重取り消し線」を設定した場合には二重となりますのでご注意ください。
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- 「クイックツールアクセス ツールバーのユーザー設定」を表示
- 「その他のコマンド」を選択
- コマンドの選択で「ホームタブ」を選択
- 「取り消し線」を選択して「追加」を選択
- 「二重取り消し線」を選択して「追加」を選択
- ツールバーに取り消し線のショートカットが表示されたことを確認
- 「Alt」+「4」で取り消し線を使う(アイコンが左から4番目の場合)
2.Wordですぐに使える役立つショートカット
ここでは、Wordで役に立つショートカットキーを紹介します。普段の作業を素早く行えるようになりますので、ご確認ください。
1.名前を付けて保存
Wordの新規文書を保存する際「名前を付けて保存」を行うことが多いですが、「ファイル」メニューから選択しなくても「F12」キーを押せば、「名前を付けて保存」画面が表示され、すぐに保存することができます。1ボタンでできる簡単操作で、良く使う項目なので把握しておきましょう。
2.新規作成
新しい文書を作成する際は、「ファイル」から新規作成画面を表示しなくても、「Ctrl」+「N」のショートカットキーを使えば、簡単にファイルの新規作成画面を表示できます。
3.印刷プレビュー・印刷
印刷プレビューを表示して確認したい場合もメニューバーから選択してクリックしなくても、「Ctrl」+「F2」のショートカットキーですぐに印刷プレビュー画面を表示できます。すぐに印刷画面を表示したい場合は「Ctrl」+「P」で対応できます。
4.作業中のウィンドウの切り替え
Wordでは、ショートカットキーで作業中のウィンドウの切り替えも行えます。次のウィンドウに切り替えたい場合は「Alt」+「Tab」、前のウィンドウに切り替えたい場合は「Alt」+「Shift」+「Tab」、作業中のウィンドウを閉じたい場合は「Ctrl」+「W」でそれぞれ実行できます。
5.最大化したウィンドウを元のサイズに戻す
ウィンドウを元のサイズに戻す場合はマウスで操作しなくても、「Alt」+「F5」のショートカットキーで素早く戻すことができます。
6.テキストの位置を揃える
テキストの位置を揃える場合も、メニューから選択しなくても簡単にショートカットキーを使って中央揃えや左揃えなどの操作ができます。
- テキストを中央揃え・・・「Ctrl」+「E」
- テキストを左揃え・・・「Ctrl」+「L」
- テキストを右揃え・・・「Ctrl」+「R」
7.文字の装飾
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