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働き方改革の一環としてオフィスにBGMをかける企業が増加しているのをご存知でしょうか。
高音質デジタル放送を提供しているi-dioの調査によると、仕事中に聴く音楽に対して 80%以上 が効果を実感しているという結果が出ています。調査対象は20~50代と幅広いので現場の声がダイレクトに反映された形となったと思います。
中には「仕事中に音楽なんて…」という意見も見受けられますが、これまでの複数の研究によって音楽を聴きながら行う作業は効率が上がる場合もあるという結果が出ています。
本記事では 音楽と仕事の生産性の関係 について考えていきます。オフィスをより快適な空間にするためにもオフィスBGMがもたらす効果を知っておきましょう!
目次
オフィスBGMを流す事による効果は
オフィスでは、人の話し声、電話音、キーボードの音など、様々な雑音が入り混じっています。その雑音が日常的に続くと「自分では慣れている」という思い込むも、実際には集中力がダウンして作業効率も大きく低下している恐れがあると言われています。
オフィスBGMで雑音を和らげる
これらの雑音は業務上発生してしまうものです。オフィス全体で取り組めば多少は改善できるかもしれませんが、完全に雑音を消すことは不可能と言っても良いでしょう。
そこで活躍するのがオフィスBGMです。オフィス全体にBGMを流すことで日常的に発生する雑音を和らげる役割を果たします。
イヤホンでは仕事効率の低下に繋がる可能性も
オフィスでイヤホンをしながら仕事を行っている人もいますよね。あれは音楽を聴きたいわけではなく雑音を遮断するための耳栓代わりとして使用している人が多いと考えられます。実際イヤホンをすることでも集中力アップには繋がると思います。
しかしイヤホンをしていると周りから声をかけづらいというデメリットもあります。仕事内容について相談したくてもイヤホンが鉄壁ガードを敷いているようで会話を切り出しづらいわけですね。
①集中力アップ
日頃から繰り返し行ってきた業務は身についた慣れた仕事内容であることがほとんどです。このような反復作業中にBGMを聴くことは非常に効果的であることが研究結果上、判明しているんです。
BGMを聴くことで リラックス状態となり集中力アップ つまりは仕事効率が上がって生産性が向上するというわけですね。
②職場環境の改善
オフィスは仕事をこなすだけの場所ではありません。上司や同僚とも円滑なコミュニケーションをとって友好関係を築き、職場環境をより良い物へとしていく必要があります。
しかしオフィスでは仕事疲れからストレスを溜め込んでしまい、思うようなコミュニケーションがとれないことも少なくありません。険悪な空気が続いてしまうと仕事にも悪影響を及ぼしてしまいますよね。
ここでも役立つのが音楽です。音楽には心を穏やかにしてくれるため、リラックス効果も望めます。気づかぬうちにストレスを溜め込んでしまうということが少なくなるため、オフィス内での衝突も発生しづらくなるでしょう。
このようにBGMには 人とのコミュニケーションを手助けしてくれる力 もあるわけですね。オフィスBGMを流して健全な職場環境を構築することは仕事の生産性を向上させることにも繋がるということになります。
③メンタルヘルスケア
仕事の積み重ねからストレスを感じてしまうことも少なくありません。実際、厚生労働省の調査では働く人の60%近くが不安や悩み、ストレスを感じているというデータも明らかになっています。
このような場合でも、音楽を聴くことでストレスが緩和されメンタルヘルスケアの一環としても取り入れうことができます。
このようにメンタルヘルスケアの必要性が迫られているのも事実ですが、実際にケアを行おうとすると大掛かりなことになってしまうのは確実です。簡単に実践できるオフィスBGMから取り入れてみるのはいかがでしょうか。
④オフィスの雰囲気作り
オフィスBGMを流すことで オフィス全体の空気を和らげる効果 も期待できるでしょう。雰囲気が良ければ従業員全員がリラックスすることができ、心地よい環境の中で仕事に取り組むことができます。
人と人が会話しやすい落ち着いた空間づくりにオフィスBGMを利用してみてください。
オフィスBGMを流す上で気をつけたい注意点
仕事をしながら音楽を聴くことは生産性を向上させるのは確かです。しかし音楽を聴きながら行う作業が必ずしも効率的であるとは限りません。いくつかの注意点を守った上で正しく利用してください。
①BGMのボリューム
オフィスは仕事をする場所ですし、オフィスBGMは仕事の効率アップを図るための施策です。オフィスBGMを大きなボリュームで流して必要以上に音楽に気を取られるようなことがあってはいけません。
音楽を聴きながらの作業は効率アップできるという研究結果が出てはいますが、それは集中力を妨げないレベルの範囲内での話とります。適切な音量で流すことで初めて集中力をアップさせることができると言われています。
オフィスBGMのボリュームは、あくまで自然な音として感じるくらいが理想的とされています。効果を求めるあまりに大きなボリュームで長さないように気をつけてください。
②必ずしも仕事効率が上がるわけではない
そして音楽を流せば必ず仕事効率が上がるわけではないという点です。音楽を聴くことで集中力が向上して仕事の効率が上がるものもあれば、逆に作業効率が下がってしまうケースも存在します。
何度も繰り返す行う反復作業では、音楽を聴くことで集中力がアップし効率アップに繋がるとされています。しかし 「新しい情報を吸収したり、覚えたりする」 このような時には音楽がない環境の方が良いという研究結果が出ています。
読解力や理解力を求められる作業では音楽が集中力を妨げてしまう要因になりかねないということですね。試験勉強なども音楽を聴きながらは逆効果であるという話をよく耳にしますよね。
逆にルーチン化された作業は音楽を聴きながら行う方がパフォーマンスがよくなる傾向にあります。有名なのは外科医が音楽を聴きながらオペをするとパフォーマンスが良くなるという研究結果が出ているという話です。既に一定のスキルを習得した後に行う作業は音楽を聴きながらの方が集中力をアップさせることができるということになります。
オフィスBGMのジャンルも重要
オフィスBGMは場面によってジャンルを切り替えることも重要です。オフィスの雰囲気にあったものを選曲することが大切となります。
インストゥルメンタル
基本的には楽器の演奏だけのインストゥルメンタルが良いとされています。歌がないほうが集中できますし、オフィスの雰囲気に自然と溶け込むことができます。
ボーカル入り楽曲
オフィスで行う業務が習慣化された作業ではなく企画系である場合はボーカル入り楽曲を流すのも有効とされています。歌詞付きのBGMを積極的に取り入れてみるのもおすすめです。
まとめ
働き方改革の一環として注目されているオフィスBGMでしたが、その効果は想像以上の物でした。必ずしも良い結果が得られるわけではないですが、正しく扱うことで様々な恩恵を受けラ得ることが分かりましたね。
仕事の生産性を上げるためには、より良い職場環境を築くことが大切です。そのための一つの手段としてオフィスBGMをぜひ活用してみてください。