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1ビットコインの価格がいくらかご存知ですか?少し前までは50〜60万円でしたが、今では100万円を大きく超え200万円に到達しています。
なぜ、ビットコインの価格はここまで急激に上昇するのでしょうか。そして、今後どれくらいまで価格は上がるのでしょうか。
今回は、ビットコインの価格変動の原因や今後の展開などについて紹介しています。これから、ビットコインの取引を検討している方は是非とも参考にご覧ください。
目次
ビットコインの価格変動の原因とは
ビットコインの価格が変動する原因は何なのでしょうか。また、ここ最近で急変動している理由は何が考えられるのでしょうか。
ビットコインの現在の相場
2017年12月8日時点でビットコインの価格は200万円を超えました。
わずか12日前に11月26日に100万円を突破したことでコミュニティは騒然としましたが、あっという間に倍の価格まで高騰したことになります。チャートを見るとその高騰ぶりは異常で、相場変動が比較的大きいと言われるFXの比ではありません。
また、12月6日には135万円台→159万円台、翌7日には159万円台→200万円台と10%〜20%以上の驚異的な伸び率を見せています。12月7日には時価総額2400億ドルを突破しており、国内企業時価総額1位のトヨタ自動車も抜いています(ビットコイン約27兆円、トヨタ自動車約22.6兆円)。
価格急変動の原因①
特にここ数日の間に、ビットコインの価格が高騰している原因の1つとして「アメリカでのビットコイン先物取引開始」があります。CBOEグローバル・マーケッツが12月10日に、CMEグループが12月18日にビットコイン先物取引を開始します。
先物取引が開始されることが、ビットコイン価格が急上昇するすべての理由にはなりませんが、相場上昇の一因になっている可能性は十分に考えられます。
伝統的金融商品を取り扱っている市場に上場されることは、ビットコイン(仮想通貨)が認められ始めたことであり、マーケットも現時点ではプラスに受け入れている可能性があるためです。
また、先物市場が整備されることでロング(買い)に加えショート(売り)が可能になり、流動性が一気に増すことも期待されている理由の1つとなっている可能性があります。
価格急変動の原因②
そもそもビットコインは完全な需給バランスのみで変動します。株式のように企業業績に連動したりすることもありませんし、FX・為替市場のように各国の経済や情勢の影響を受けることも基本的にはありません。
ビットコインの相場にファンダメンタルズはなく、あるのは純粋な需給のみです。また、株式市場のようにストップ高やストップ安もありませんし、市場が小さいため機関投資家などのプロも参加していません。
発行枚数も2100万枚と限られている中で、ビットコインの使い勝手が良くなり注目度が高まるほど多くの人が求めるようになり、価格が上がる傾向があります。
今はまだ市場が整備されていないことや、「ビットコイン」や「仮想通貨」の実態がよくわからないという市場参加者の疑心暗鬼もあるため、「価格が上がりそうだ」と情報が流れれば多くの買いが集まり高騰しますし、「価格が下がる」という情報が流れれば多くの売りが集まり暴落するような状況です。
債券市場や株式市場に比べるとまだまだ小さい市場な分、一般の人にも信頼・認知されれば、さらに市場が大きく成長するポテンシャルを秘めています。
価格急変動の原因③
ビットコインはリスク資産として捉えられる傾向もあります。そのため、何らかのリスク回避として買いが集まることは少なくありません。
中国でビットコインへの注目が集まったのも自国通貨への信用が下がったからと言われています。ここ最近の価格上昇の背景として、北朝鮮問題やエルサレム首都問題によるリスク回避も原因では?とも言われています。
価格急上昇の影響とは
ビットコインの価格急上昇によりさまざまな影響が考えられますが、これから起きるのでは?と思われる事象も含めて見ていきましょう。
国の規制が入る?
ビットコインの価格がこれほど上昇し、多くの人に注目されると各国も法整備を急ぎます。中国のように規制が先行するとビットコインの信用・価格は下がってしまいます。
税金やマネーロンダリングに使われる可能性があることについても、今後、さまざまな国で法整備が進められ場合によっては多くの規制が入る可能性があります。
暴落する可能性もある
このままビットコインの価格が上昇し続けることは考えにくく、どこかのタイミングで暴落する可能性があります。上がり・下がりがあることに気をつけなければならない点と、ビットコインFXをやっている人は注意が必要です。
50〜60万円台から一気に200万円台まで上がりましたので、同じように下落する可能性も否定できません。
価値が数倍〜数十倍
ビットコインの価格は2017年12月8日時点で200万円を超えるなど、ここ数日間・数ヶ月間の間で価格が急上昇しています。ビットコインの価格が上がったことで、以前から保有している人は価値が数倍〜数十倍に高まり、街中でお得に買い物などができます。
ビットコインの今後と注意点
今後のビットコインの相場予想
ビットコイン相場が今後も上昇を続けるのか?いくらまで上がるのか?急落するのか?など、相場を予測することは困難です。
純粋な需給バランスによって成り立つため、さらにビットコインの使い勝手が良くなり認知が広まれば価格が上昇を続ける可能性がありますし、規制などビットコインにとってマイナスなことが起きれば信用が下がります。
人工知能が1BTC=220万円になると答えたり、著名人が「もっと上がる」「ビットコインは虚像だ」などと発言したり、いろいろな意見がありますが誰も予測することはできません。
ただ、今後さらにビットコインの使い勝手が良くなることが予想されますので、暴騰・暴落はしながらもさらに価格が上がっていくのではないか?と筆者は考えています。
急上昇・急落は収益化可能か
ビットコインの急上昇・急落の相場において収益化を狙うことは可能です。ただし、初心者は手を出さない方が賢明でしょう。
今後も急上昇を続ける可能性もあれば、もしかすると数十万台まで急落する可能性もあります。かなりのハイリスク・ハイリターンな相場ですので相場が落ち着くまで手を出さないのが無難です。
ビットコインを始める際の注意
ビットコインFXなど取引を始める際は大きなリスクもあることを念頭に置いておきましょう。需要が高くなれば大きく価格が上がりますが、需要が低くなれば大きく価格が下がります。
また、「税金」についても注意が必要です。ビットコインで得た利益に関しては、「雑所得」で処理をします。雑所得なので、他の所得と損益通算や損失の繰越控除ができません。
さらに、ビットコインは「分離課税」ではなく「総合課税」となり累進税率が適用されるため、利益が大きくなるほど税率も高くなります。利益額によっては住民税と合わせると利益の半分以上を税金で取られることにもなります。
まとめ
ビットコインは200万円を超えるなど急激な価格上昇を見せています。
純粋な需給バランスで成り立つビットコインの価格上昇について、さまざまな理由も考えられますが「キャピタルゲインを狙って個人資金より多く集まっている」ということが大きな理由です。
今後も上がるか下がるかは誰も予測できませんが、ビットコイン取引をする場合はリスクも大きいことを認識したうえで取引するようにしましょう。