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iPhoneが近距離無線通信であるFelicaに対応したことで、おサイフケータイやモバイルSuicaを利用できるようになりました。
普段から持ち歩いているiPhoneにモバイルSuicaを導入することで、Suicaカードの紛失や破損を防ぐことが出来ます。
そこで今回は、モバイルSuicaとはどんなサービスで何が出来るのか、モバイルSuicaの登録方法、及び機種変更時に引き継ぐ方法についてご紹介します。
目次
モバイルSuicaって何?
まずは、モバイルSuicaとはどんなサービスなのかについてご紹介していきます。
iPhoneで決済が出来る「Apple Pay」との違いや、モバイルSuicaで出来ることについて、見ていきましょう。
モバイルSuicaとは
モバイルSuicaとは、2006年からFelicaを搭載している対応機種にサービスの提供が開始された、Suicaの機能を搭載したアプリ及び電子決済サービスです。
基本的に、ICカード状のSuicaと変わらない機能を使うことが出来ます。
チャージの方法も、「オートチャージ」「銀行チャージ」「現金チャージ」「クレジットチャージ」「Suicaポイントからのチャージ」があり、乗車券の購入も行うことが出来ます。
Felicaが搭載されているAndroid端末やiPhoneでは通常は問題なく動作しますが、一部の機種では動作しないことがあります。
モバイルSuica対応端末についてはモバイルSuica公式サイトに掲載されているので、そちらをご参照下さい。
Apple Payとは何が違うのか
ApplePayとは、iPhone7/iPhone7Plusより使うことが可能になった、Appleが提供する電子財布のことであり、非接触型の決済サービスです。簡単に言ってしまえば、財布です。
それ以前のiPhoneシリーズについては、「Apple Watch Series2」を経由することで、iPhone5までであれば利用することが出来ます。
またネット決済等に関しては、iPhone6以降のiPhoneであればiOS 10.1以降のiOSにバージョンアップをすることで利用できます。
実店舗でApplePayを使って決済が行えるのは、SONYが提供する非接触型ICカード技術を搭載したiPhone7/7Plus以降のiPhoneシリーズです。ここにクレジットカードや交通機関電子マネーを最大8枚まで登録することが出来ます。
モバイルSuicaやApplePayが利用できる機種は?
モバイルSuicaやApplePayを利用できる機種は、上記でも触れたように実店舗で利用するのであればFelicaを搭載したiPhoneに限られます。
ですが、AppleWatchSeries2を経由することで、以前の機種でもモバイルSuicaを利用することが出来ます。
具体的には
- iPhoneX
- iPhone8/8Plus
- iPhone7/7Plus
上記機種はFericaを搭載しているため、スムーズにモバイルSuica及びApplePayを利用することが出来ます。
AppleWatchSeries2を経由することでモバイルSuicaを利用できる機種は
- iPhone6s/6sPlus
- iPhone6/6Plus
- iPhone5/5c/5s
となっています。
なおネット決済等のFericaを利用しない決済については、iPhone6/6Plus以降の機種はiOS10.1以降のiOSにアップデートすることでApplePayのみ利用することが出来ます。
モバイルSuicaでできることは多彩
モバイルSuicaでは出来ることがたくさんあります。
例えば
- 既に持っているtSuicaカードからのデータ移行
- 「IC」マークがある全国の店舗での決済
- Suicaの複数登録
- 定期券、Suicaグリーン券、モバイルSuica特急券の購入及び利用
等を行うことが出来ます。
iPhoneでモバイルSuicaを利用することで、ほとんど財布の出番がなくなります。
モバイルSuicaを登録するための3ステップ
続いて、実際にモバイルSuicaに登録する方法についてご案内していきます。
作業は全てiPhone上で完結するため、とても簡単でスムーズに行うことが出来ます。それでは内容を見ていきましょう。
1.Suicaアプリをインストール
モバイルSuicaに登録するためには、まずはAppStoreでリリースされている「Suicaアプリ」をインストールする必要があります。
インストールが完了したら、利用するSuicaの種類を選びましょう。
2.チケット購入・Suica管理と会員登録
Suicaの種類の選択が完了したら、会員登録を行いましょう。
3.規約への同意、会員登録
会員登録を行う際には、必ず利用規約に目を通し同意できるようであれば同意を選択して下さい。
すると必要事項を複数入力する画面に切り替わるため、内容を入力していきましょう。
その際、クレジットカードの登録をすることも出来るため、クレジットカードを登録する際はお手元にカードを用意しておきましょう。
モバイルSuica登録時の注意点
モバイルSuicaは複数発行することが出来ます。
ですがこれをApplePayに収納する場合、ApplePayではモバイルSuicaも合わせて8枚しか収納することが出来ないため、あまり多く発行してしまうと収納出来なくなる可能性があります。
そのため、利用用途をよく考えて登録・発行を行いましょう。
iPhone機種変更時にモバイルSuicaを引き継ぐ方法
最後に、iPhoneの機種変更を行った際にモバイルSuicaを引き継ぐ方法について見ていきましょう。
引き継ぎには機種変更前のiPhoneでの作業と、機種変更後のiPhoneの作業があるため、それぞれ項目を分けてご案内していきます。
機種変更前のiPhoneでの作業
まずは機種変更を行う前のiPhoneで必要な作業についてです。
- モバイルSuicaの情報はAppleIDと連動しているため、機種変更前のiPhoneからモバイルSuicaの情報を削除する必要があります。そのため、Suicaアプリではなく「Walletアプリ」を起動し、Suicaカードを選択しタップします。
- すると、画面右下に「(i)」が表示されるので、こちらをタップして下さい。
- タップをすると画面が切り替わり、メニュー画面に移るので、「カードを削除」をタップして下さい。
- これで、機種変更前のiPhoneからSuica情報の削除が完了します。
新しいiPhoneでの作業
次に、機種変更をした後の新しいiPhoneでの作業についてです。
- こちらでも先ほどと同様に「Walletアプリ」を起動して下さい。
- 起動すると、画面右上に「+」マークが表示されるので、そちらをタップして下さい。
- タップをするとカードの登録に移り変わりますので、そのまま「続ける」をタップして下さい。
- すると追加するカードの種類を問われるので、「Suica」を選択して下さい。
- 選択すると、先ほど削除したSuica情報はAppleIDと連動しているため、自動的に削除したSuica情報が表示されます。
- Suica情報が表示されたら、画面右上に「次へ」が表示されるので、そちらをタップし追加されるまでしばらく待つことで、機種変更後の新しいiPhoneにSuicaを登録することが出来ます。
Suicaアプリでログインする
最後に、Suicaアプリにログインする必要があります。以前のiPhoneと同様にSuicaアプリをインストールし、以前と同じ方法でログインを行って下さい。
ログイン方法は2種類あるため、間違えないように気を付けましょう。
これを行うことで、以前と同じようにSuicaアプリを使ってチャージをすることが可能になります。
まとめ
いつも携帯しているiPhoneにSuicaを収納することが出来るようになり、公共交通機関の利用がとてもスムーズになりました。
iPhoneのApplePayにSuicaを収納することで、インターネット上のショップでの決済にも使えるようになり、移動や買い物がとても便利でスマートなものになりました。
ですが利用には少しだけ注意点が有るため、それらに気を付け登録や引き継ぎを行うことで、あまり多くの現金を持ち歩くこと無く移動や買い物ができるようになります。
是非利用てみてはいかがでしょうか。