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Windowsアップデートしようとして、スムーズにアップデートできずに途中で失敗したことはありませんか?途中で止まってしまう、もしくは終わらない、など、うまくアップデートできない状況も、その理由や原因は様々です。
マイクロソフトのサイトでWindowsアップデートに関するQ&Aを確認すると、膨大な数があります。全ての失敗する理由や対処方法をご紹介しようとすると、ものすごい数になってしまいますので、今回は、代表的な失敗した理由、Windowsアップデート中におこなった事柄をもとに、どんな対処方をすれば良いかという点をご紹介いたします。
Windowsアップデートは大事な作業ですので、うまくいかないで放置している方はご参考にしていただきたい内容となっています。
目次
Windowsアップデートとは
Windowsは広く普及しているWindows10からWindows11に2021年秋から移行が始まっています。Windows10が2014年にリリースの発表があってから長く親しまれたOSです。
WindowsアップデートはリリースされたOSの、脆弱性や不具合を修正するブログラムの無償提供です。初期設定では自動的にプログラムがダウンロードされ、インストールがおこなわれます。内容によっては、ユーザーがアップデート内容を確認したうえで、ダウンロードしてインストールする場合もあります。
Windowsアップデートに失敗しないためには
それでは、Windowsアップデートをおこなうにあたり、確認しておきたい点をご紹介いたします。失敗となる原因をあらかじめ排除しておくことで、失敗する確率はかなり下がります。
Windowsアップデートの権限が必要
Windowsアップデートで、ダウンロードとインストールの確認がある場合、管理者権限がないと実行できません。個人所有であればまず問題はないのですが、会社のように一般ユーザーとして利用しているパソコンの場合は、管理者権限を持つ社員にお願いするようにしましょう。
パソコンに十分な空きディスク領域を確保する
空き容量が無い場合、アップデートをしようとしても「空き容量が不足しています」というメッセージがでて失敗に終わります。更新プログラムは、パソコンのディスクに十分な空きがないと実行されません。
もし、ドライブの空き領域を増やす必要がある場合は、不要アプリの削除、溜まったキャッシュなどのインターネット一時ファイルの削除、長年使っていないファイルの削除を行った後、ゴミ箱を空にして再び更新プログラムのインストールの実行をして下さい。容量を増やすには他にも方法はあります。
USBや外付けのHDDを使う
削除したくないファイルが多い場合は、USBや外付けHDDなどの外部媒体にデータを逃がすことで、本体の容量が確保されます。
ディスククリーンアップを使う
Windowsシステムが入っているドライブに対し「ディスククリーンアップ」をおこないます。Window10では、メニューボタンの横にある検索ボックスに「ディスククリーンアップ」と入力すれば、アプリが表示されます。
ストレージセンサーを使う
Windows10(バージョン1708)から搭載されている機能です。インターネット一時ファイルの削除、不要なファイルの削除を自動的におこなってくれる機能となっています。初期設定ではオフになっているので、オンにすることで定期的なクリーンアップが可能となります。
設定方法は、「メニュー」から「設定」にすすみ、「システム」を開きます。左メニューの「記憶域」をクリックすると、上方に「記憶域」(または「ストレージ」)があります。直下に「ストレージセンサー」のボタンがあるので、オンにしておきます。
安定したインターネットの接続環境であること
Windowsアップデートをするには、インターネットに接続することが必須となります。接続に問題がある場合は、途中で更新が止まってしまい、更新プログラムをダウンロードできなかったことを示すエラーが表示されます。この問題の解決方法は次の通りです。
インターネットの接続を確認する
まずは利用しているパソコンが、Wi-FiやLANなどを通じて、インターネットに接続されていることを確認します。なんらかの原因でインターネット接続が難しい時は、発生するいくつかの一般的な問題を自動的に修復する、インターネット接続の「トラブルシューティングツール」などを使ってみるのもひとつの手です。
ネットワークに関するトラブルシューティングツールを開くには、画面の右端からスワイプして検索をクリックし、検索ボックスに「識別と修復」と入力した上で、「ネットワークの問題の識別と修復」をクリックします。
しばらくしてからもう1度実行する
多くの接続エラーの原因は、インターネットに関する一時的な問題が原因で発生します。こういった場合は、数分待ってから、手動でアップデートをもう1度実行してみてください。また、自動更新を有効にしている場合は、設定している更新スケジュールが実行されるまで待つこともできます。
トラブルシューティングツールを実行する
まだ問題が解決しない場合は、「トラブルシューティングツール」を使用してみて、アップデートに関する一般的な問題を自動的に修復するのもおすすめです。
常駐プログラムを停止する
Windowsアップデートでインストールが失敗する場合や、再起動で更新作業がストップしてしまう場合、常駐プログラムの影響も考えられます。特にセキュリティソフトは起動したままの場合が多いと思われますが、プログラムのインストールにセキュリティソフトが待ったをかけることがおこりがちです。
Windowsアップデートが再起動で失敗する場合は、一度セキュリティソフトを停止しましょう。その他にもバックグラウンドで動いているソフトがあれば、邪魔をしている可能性もあるので、とめてから、インストールを再開しましょう。
古すぎるバージョンのWindowsを使用している場合は要注意
あまりに古いバージョンのWindowsを使用している場合は、最新版のWindowsアップデートが正常に動作しない場合があります。
この場合には、Windowsの公式サイトから一度手動で利用可能な最新バージョンのOSにアップデートするようにしてください。
最新版にアップデート後は、それ以降のWindowsアップデートが正常に動作します。
Windowsアップデートで失敗した事例による対処法
Windowsアップデートに失敗した時の状況別に対処法をご紹介いたします。
更新プログラムをインストールしようとしたが、1つ以上の更新プログラムがインストールされなかった
更新プログラムを手動で再度インストールします。エラーの種類は、Webサイトがビジー状態であることや、インターネット接続の速度が落ちているなど、たまたま更新しようとした時間帯の回線状況によってタイミングの問題で様々な問題が発生したことも考えられます。このような問題は、更新プログラムのインストールを再試行することによって解決できる可能性があります。
予定されたアップデート時にパソコンの電源が切れてしまった
更新プログラムのインストールをスケジュールに従って実行できなかった場合は、パソコンを再起動したときに、Windowsによって更新プログラムのチェックが行われます。
更新プログラムのインストールはすぐに実行することも、頃合いをみて後で実行することもできます。
次回に予定されているアップデート時に、パソコンの電源が入っていれば、そのときに自動的に更新プログラムがインストールされます。あた、パソコンのシャットダウン時に、利用可能な更新プログラムをインストールすることもできます。
アップデートを確認中またはインストール中にパソコンが応答しなくなった
たまにアップデートを確認中またはインストール中にパソコンが応答しなくなる場合があります。そのような場合は、もう1度「更新プログラム」を確認してみてください。
確認しても解決しない場合は、「トラブルシューティングツール」を実行してみてください。さらにそれでも問題が解決しない場合は、マイクロソフトコミュニティWebサイトでフォーラムを検索するか、質問してみてください。
再起動した後の更新プログラムのインストール中にパソコンが応答しなくなった
この場合には、まずPCのシステムの復元を使用して、パソコンを更新する以前の時点の状態に戻します。
まず、電源ボタンを押してパソコンの電源をオフにしてから、電源ボタンを押してパソコンの電源をオンにし、自動修復画面が表示されるのを待ちます。
「システムの復元」の横にある、「復元」をタップまたはクリックしてから、もう1度更新プログラムのインストールをやり直してください。
エラーコード「0x800F0923」「80073712」「0x800f0922」が表示された
アップデートの再起動のタイミングで更新が止まってしまう、何度もインストールをやりなおしている、という場合に表示されるエラーコードです。
セキュリティソフトといった常駐プログラムが原因である可能性が高いので、いったんセキュリティソフトを停止しましょう。その他起動しているソフトがある場合は停止しておきます。
Windowsには「クリーンブート」という、起動のための最低限の機能だけ残して他は停止する起動方法があります。ここでは手順は割愛いたしますが、もし可能であれば、クリーンブートでの起動をおすすめいたします。
エラーコード「0x80072F8F」が表示された
このエラーコードが表示された場合は、パソコンの日時設定が正しいかを確認してください。日付と時間が狂っているとアップデートプログラム内の日付とに差があることでおこるエラーです。パソコンの日時設定を正しくすることで、エラーが出なくなるようになります。
エラーコード「0x800705b4」が表示された
「0x800705b4」というエラーメッセージが表示されることがあります。
こちらも、よくあるトラブルのようで、このトラブルの原因は、なにかしらのプログラム、もしくはハードウエアが更新を邪魔していて失敗しているケースです。邪魔しているプログラムを終了させることで更新できるようになります。
「0x800F0923」類のコードと同じくウィルスソフトを一時停止してみてください。その他、Office関連のプログラムの更新や、プリンタやディスプレー、USBの関連、またはプリンターのスプールに溜まったゴミなどが原因とも言われています。プリントに失敗してそのままになっているキューなどがないかもう一度見てみましょう。
更新が○○%の状態でとまってしまった
この場合は、あらためて更新プログラムを確認してみましょう。当日アップデートを予定していたプログラムの他にも更新プログラムがある可能性があります。そのプログラムもインストールをおこなうようにしましょう。
Windowsアップデートが失敗したまま解決できない場合
これまでご紹介してきた方法が、一般的にWindowsアップデートで失敗した場合の原因と対処方法となります。お試しいただいても解決ができない場合は、以下の内容もご参考としてください。
トラブルシューティングツールの実行
それでも解決しないときは、いよいよトラブルシューティングツールの実行です。このトラブルシューティングツールは、Windowsにデフォルトで入っているものもありますが、これは簡易的なものなので、できればWindowsからダウンロードしたものを使いましょう。
Windowsの更新プログラムが終わらないでこのトラブルシューティングツールを利用する人は、実はとても多いようです。
そのやり方は、コントローパネル→システムとセキュリティ→アクションセンター→トラブルシューティング→すべて表示→一覧が表示されますのでWindowsUpdateをクリック→詳細設定→管理者として実行する
以上の操作で、Windowsが適切な処置を行ってくれます。
更新プログラムを手動で適用する
自動更新プログラムで更新に失敗した場合、USB関連やアプリ関連など、何かしらのプログラムの更新バッティングしていたりしてうまくいかなかった場合が多いので、自分が更新プログラムが働いていないのを見極めた上で、手動で更新するのならうまくいく場合も多いのです。
その場合は、Microsoftからダウンロードしておいた更新プログラムをダブルクリックして実行し、スタンドアロンインストーラーという文字が表示されたら、「はい」をクリックするだけです。
すると、更新プログラムのインストールが始まります。インストール完了後は再起動すればOKです。
古すぎるWindowsのバージョンを使用している場合も手動で対応
あまりに古いバージョンのWindowsを使用している場合は、自動処理されるWindowsUpdateでは正常に処理できない場合があります。
この場合は、Microsoft社の公式サイトから最新バージョンのWindowsのソフトウェアをダウンロードし、手動でバージョンアップ手続きを進めてみてください。
Windows Updateクライアント情報をクリアする
「Windows Updateクライアント情報をクリアする」というと、あまりピンと来ませんが、実は「Windowsの更新を自動でされるのをちょっとやめてみますよ」ということです。
そのやり方は、
「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」と進み、「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムも入手します。」のチェックを外してみましょう。
こうすることで、自分が寝ている夜中などに更新するのではなく、自分の都合のいい時に更新することができるので、不具合が起きる心配も少なくなります。
ドライバーの更新プログラムをインストールする
ビデオカードのようなデバイス用のドライバーの更新プログラムは、インストールされたファイルが破損していたり、ご利用のWindowsのオペレーティングシステム(OS)に適切なファイルではなかったりしてエラーになってしまうことがあります。
また、アップデートでは、ご利用のWindowsオペレーティングシステム(OS)用の最新のドライバーを提供しています。ただし、アップデートからデバイスドライバーをインストールする際に問題が発生する場合は、相性によっては不具合が起こる可能性もありますので、不安な場合は、各デバイスの製造元に問い合わせる必要があります。
Windowsを起動方法を変更する対処法
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