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Macで利用できるウイルス対策ソフトの比較一覧

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コンピュータに侵入する悪意のあるソフトウェアは、マルウェア(Malware : malicious software)と称します。マルウェアは、ウイルスだけでなく、ワーム、スパイウェア、ランサムウェア等、様々な脅威を有する悪意のあるソフトウェア全体を表します。

また、マルウェアではありませんがインターネットを利用する上での脅威としてフィッシング詐欺があります。これらの脅威から利用者を防御するソフトウェアとして「ウイルス対策ソフト」が提供されています。

Macについては、これまでWindowsとは違いウイルスに対して安全なシステムであるとの誤った評価が伝えられてきました。Windowsほど数多くのマルウェアは存在してはおらず、また、被害数も桁違いに少ないのは事実ですが、決して何も対策が必要でないわけではありません。

これまで、Macは利用者数が少なく攻撃者にとってウイルスを製作してもメリットがなかっただけです。最近では、iPhoneの普及とともに、Macの便利さ、デザインの良さから利用者が増えてくるに従いマルウェアの脅威も発生してきています。

Mac利用者としても、Windowsと同様にマルウェアの感染を検出したり、フィッシング詐欺サイトを検知して警告する「ウイルス対策ソフトウェア」の利用を考えるべきです。

※ この記事では、マルウェアやフィッシング詐欺などの脅威に対するセキュリティ対策ソフトウェア全体を「ウイルス対策ソフト」と表現しています。

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Macにおける最近の脅威の数々

まずは、Macを利用する上での脅威について簡単に解説します。

近年見つかったMacを狙った代表的なマルウェア

2012年頃流行したID / パスワードを詐取するトロイの木馬、2014年に登場した外部からの遠隔操作を狙うワームがありました。2016年になってからは、記憶装置内のファイルを暗号化して利用できなくする身代金要求型のランサムウェアが見つかっています。

WindowsもMacも関係ないフィッシング詐欺サイト

フィッシング詐欺は、Windows利用であろうが、Mac利用であろうが、脅威は変わりありません。正規のWebサイトから悪意のある偽装サイトに誘導された上で、ID / パスワードの入力を強制して個人情報を搾取します。このような偽装サイトは正規のWebサイトと区別がつかないほど似せたデザイン、コンテンツ内容となっています。また、URLも正規サイトに似せたものとなっており注意していないと気がつきません。

ウイルス対策ソフトの選定ポイント

Macを利用する上でも、ウイルス対策ソフトの導入は必須と言えます。ウイルス対策ソフトの選定にあたって検討すべきポイントは、大きく4つあると言えます。

マルウェアの検出性能

セキュリティソフトのメインとなる機能で、ウイルスを含む様々なマルウェアへの感染を検出してくれます。この検出率は高いに越したことはありません。セキュリティソフトのマルウェア検出率については、第三者機関が定期的に既知のマルウェアを使って検出率を測定し公開しています。

防御機能

Mac利用者が狙われる様々な脅威に対して、どのような防御機能があるかを見極めることが重要です。利用形態によって必要な防御機能は異なります。インターネットバンキングやネットショッピングを多用する場合は、フィッシング詐欺に注意しなければなりません。子供もMacを利用するのであれば、ペアレンタルコントロール機能は重要な機能です。他にも、メールを多用する、インターネットで検索を多用するといった利用形態であれば、それぞれに対応した防御機能が必要となります。

また、友人や取引先関係者でWindows利用者とのメール交換が多い方は、メールの添付ファイルにWindows対象のマルウェアの検出機能があるかも重要な要素となります。自分の利用目的に合致した機能を有するかを確認しましょう。

日常利用に支障がない動作性能

多機能な防御機能を有するからといって、Macを日常利用する際の動作が遅くなってしまっては本末転倒です。ウイルス対策ソフトですべての脅威に対処できると安心してはいけません。日々新たな脅威の発生が考えられますし、ウイルス対策ソフト利用以外にも様々な脅威からMacを防御する必要があります。

有料のウイルス対策ソフトの多くに期間限定の試行版が提供されています。機能的には製品版と同じですので、購入前にお試し版をインストールし、Macの起動時間や各種アプリの動作が遅くなっていないか、他に利用しているアプリとの干渉は起こらないか、日常利用に耐えられるレベルかどうかを事前に確認することをお勧めします。

なお、試行版の利用に際しては、不正ソフトが混入されている可能性があることから正規の本家サイト以外からのダウンロードは避けましょう。併せてアンインストール方法も事前に把握しておきましょう。

ライセンス及び価格

初心者の方やMac用セキュリティ対策設定に自信のない方は、多機能でサポートサービスもある有料のウイルス対策ソフトの利用をお勧めします。セキュリティ対策に関する知識があり、ウイルス対策ソフト以外に様々な防御方法に詳しい方は、無料のウイルス対策ソフトの利用で十分なこともあります。Macの無料対策ソフトでは有料製品に遜色ない防御性能を有しているものもあります。

Windowsやモバイルデバイスも併用する方は、マルチプラットフォームライセンスがある製品を選びましょう。異なるOS・デバイスで利用でき、それぞれ複数台での利用が可能となっており、コストパフォーマンスに優れています。

また、価格については、各社とも改定されることが多く、さらにお得なキャンペーンが日常的に実施されていますので、最初は無料版セキュリティソフトを利用し、キャンペーンの際に有料版を購入するのも賢い方法です。さらに、対策ソフトウェアによっては、更新料が高く、新しいパッケージ版を購入したほうが安い場合がありますので、更新時には注意が必要です。

第三者機関の評価

ウイルスを含むマルウェアに対する防御性能については、世界的に有名な第三者機関が性能評価を行っています。有名な独立系機関として、オーストラリアのAV-Comparatives、と、ドイツのAV-TESTがあります。

それぞれの機関では、概ね1年に1回、Mac用ソフトのテストを行っています。英語になりますが両WebサイトでMac用ソフトのテスト結果が公開されています。

・AV-ComparativesのWebサイト
AV-Comparatives Mac Reviews / Tests – AV-Comparatives

・AV-TESTのWebサイト
More Security for Mac OS X: 13 Security Packages Put to the Test | AV-TEST

評価結果

(1) AV-Comparativesのマルウェア検出調査結果
最新のテストは、2015年7月に実施されています。

 

MacとWindowsそれぞれでの検出結果が公表されており、Avast、ESET、カスペルスキー、Sophosとも100%の結果が出ています。

(2) AV-TESTの調査結果
最新のテストは、2015年12月に実施されています。
・ Macにおけるマルウェア検出結果

 

こちらでも同様に、Avast、ESET、カスペルスキー、Sophos、ノートンで100%の検出結果が出ています。

・ 動作性能低下度の測定結果
AV-TESTでは、ソフトウェア利用時のMac動作性能の低下度も計測されている。テスト内容は、約27GBのファイルコピー時間、計算処理の時間、テストファイルのダウンロード時間が計測されています。

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