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iPhoneシリーズを使用している以上なくてはならないのが充電器です。最近になって、Lightningケーブルを使用しなくても充電できる充電器も登場してきましたが、やはり主流はまだLightningケーブルでしょう。
さて、iPhoneの充電器ケーブルは街のいたるところで見かけますよね。コンビニはもちろん、100円ショップ、ビックカメラなどの家電量販店…そして、Amazonや楽天などの通販サイトが販売先として挙げられます。
100円ショップで買える充電ケーブルから、Apple純正品や通販サイトの数千円する充電ケーブル、いったいなにがこんなにも値段に差をつけているのでしょうか。
本記事では、失敗しないiPhone充電ケーブルについてご説明いたします。また、おススメの充電ケーブルもご紹介しますので、用途に合わせてご購入を検討されてはいかがでしょうか。
目次
iPhone充電器ケーブルの選び方
先日購入したばかりの充電ケーブルが断線してしまった、iPhoneに「このアクセサリーは使用できません」と表示され充電できない、といったことは多くのiPhoneユーザーにとってなじみ深い経験ではないでしょうか。
本項では、そのような無駄買いを減らせるように、充電ケーブルを購入する際に気を付けたいポイントについて解説いたします。
充電速度
Apple純正 | アンカー製 | 100円ショップ | Amazon激安 | |
電流の大きさ | 0.98A | 0.98A | 0.62A | 0.55A |
充電時間 | 12分 | 13分 | 22分 | 23分 |
価格 | 3000円程度 | 1000円前後 | 100円 | 50円 |
引用:どれがおすすめ? iPhoneの「ケーブル」を徹底比較【Apple純正/コンビニ/100均/Amazon激安品/MFi認証など】
この表の調査時は1Aが上限だったと推測できますが、2A出力のものに変わったとしてもこの充電速度の比率はそう変わらないでしょう。
長さ
充電ケーブルの長さは、ケーブルの消耗に大きく関わってきます。
たとえば、充電バッテリーと接続する用の充電ケーブルが1mもあっては、充電ケーブルを何度も曲げなくてはなりません。一方で、自宅で寝転がってiPhoneを充電しながら使用したい人にとっては1mは短すぎますよね。寝返りを打った途端充電ケーブルが抜けてしまいます。
あるいは、iPhoneをよく落とす人は落とした際に長さが足りずにぶちっと充電ケーブルが抜けない長さが好ましいでしょう。
ケーブルの長さは短いほうが充電速度は速いようですが、目的に合った長さを選びましょう。
耐久性(素材)
充電ケーブルを長く使用していくうえで重要なのが耐久性です。いくら充電速度の速い高価なものを購入しても、断線してしまえば元も子もありません。
しかし、基本的に耐久性の高い素材は硬いものが多く折り曲げなどはしづらく、持ち運びには向かないでしょう。一方で柔らかい素材のものは柔軟に取り扱いできますが、耐久性には期待できません。用途に合わせて素材を選ぶといいでしょう。
ここでは、充電ケーブルの素材として主要なものをピックアップしてご説明します。
ゴム製
ゴムはAppleの純正ケーブルにも使用されています。ゴムは柔軟性に優れ、持ち運びに便利という反面、あまり耐久性がありません。ねじれ等に弱く、断線しやすいです。
ナイロン製
高耐久ケーブルと謳っている製品の多くが、ナイロン製であったり、ナイロンと他の素材を組み合わせた二重編み込みケーブルとなっています。これはケーブルの外側にナイロンを、内側に別の素材を使い、断線を防いでいます。
特徴としては、耐久に優れており断線しにくいですが、反面折り曲げづらく携帯用とするには少々扱いづらいかもしれません。
サードパーティーでMFi認証(※後述あり)ケーブルでお手ごろな価格で売り出しているANKER製のiPhone用充電ケーブルにもナイロン製が使われています。
iPhone6s以降なら2A出力できるものを選ぼう
iPhone6s以降のiPhoneは充電容量が以前の1Aから2Aまで拡張されています。そのため、iPhone6s以降のシリーズに対して1Aの出力の充電ケーブルを使用してしまうと、充電に時間がかかってしまいますので、購入時には確認しましょう。
逆に、iPhone6s以前のモデルに2A出力の充電ケーブルを接続しても、充電速度は上がりません。
純正品以外ならMFi認証のものを選ぼう
製品説明を読むと、「Apple認証済み」「MFi認証製品」といった言葉が使われています。これらは充電ケーブルを選ぶ際の一つの判断基準となります。
MFi認証とは
MFi認証とはMade For iPhone/iPad/iPodの略称で、意味としては「Apple認証済み」と同じと考えていいでしょう。Appleが定める基準をクリアした製品にのみ与えられ、不具合等が起こる可能性は圧倒的に低くなります。
そのため、認可をもらうためにもコストがかかるため、安すぎる製品でMFi認証と表示している場合には一度確認してみるといいでしょう。確認方法は後述させていただきますので、ご確認ください。
MFi非認証ケーブルの危険性
MFi非認証ケーブルの魅力は何といってもその安さにあります。結局充電できるならなんでもいいや、という人にとっては、MFi非認証ケーブルを購入したくなるかと思います。
しかし、MFi非認証ケーブルには以下のようなリスクが伴います。
- iPhoneに認識されない「このアクセサリーは使用できません」
- 耐久性が低く、すぐに壊れる
- iPhone本体を傷つける
- 同期などのデータ通信が正常に行えない
とにかく安価で販売するために、安全性やきちんと作動するかよりもコスト重視の設計をされている可能性があり、不適切な電流・電圧のためにiPhone自体が破損することもあります。
また、「このアクセサリーは使用できません」は頻繁に表示されたり、コネクタとケーブルの結合部がすぐに破損したりと、結局安価なケーブルを何本も買い替えるよりも、認証済みのものを一本買う方が安く済むかと思います(保証付きの製品もある)。
Apple公式でMFi認証かどうか確認できる
Amazonなどの通販サイトでは偽商品が出回っていることが非常に多いです。人気有名メーカーの名前を騙って、MFi認証と表示して出店していることもあります。
そのため、通販サイトで購入する場合は、メーカー直営店で購入することをお勧めします。また、ケーブルを購入する際には事前に、そのMFi認証が本物かどうかをApple公式ホームページで確認しましょう。
目的別おすすめ充電ケーブル3選
【自宅用に】Anker PowerLine Ⅱ
公式サイト:https://www.ankerjapan.com/category/LIGHTNINGCABLE/
長さ:0.3 / 0.9 / 1.8 / 3.0 (m)の中から選択できます。
価格:1,099円~1,399円 ※長さによって異なります。
Anker製の充電ケーブルです。Ankerは他にも、プレミアム/PowerLine/PowerLine+/PowerLine+ Ⅱを販売していますが、耐久性・コストパフォーマンスのバランスがとれているのがこのPowerLine Ⅱでしょう。
公式サイトでの説明では以下の通りです。
第1世代のPowerLineは一般的なケーブルよりも5倍以上の耐久性でしたが、PowerLine II は耐久性をさらに高めました。12000回もの折り曲げテストもクリアし、一般的なケーブルより12倍以上高い耐久性を実現しました。
PowerLine Ⅱよりも高い耐久力、もう買い替えたくない、という人は少々値が張ってしまいますがPowerLine+ Ⅱを購入すると失敗しないでしょう。
【携帯用に】オウルテック 巻き取り式ライトニングケーブル
公式サイト:https://www.owltech.co.jp/product-cat/lightning-reelup
オウルテック製の充電ケーブルで、必要な長さによって長さを4段階調整できます。出先で充電しながらiPhoneを使用したい人も、かばんの中でモバイルバッテリーで充電したい人にもおすすめです。
しかし、巻き取り式ということもあり、普通のケーブルに比べるとコネクタとの結合部が弱いようですが、他の巻き取り式ケーブルと比較すると強いようです。
【永久保証付き】Syncwire ライトニングケーブル
公式サイト:https://www.syncwire.com/collections/lightning-cables
Syncwire製の充電ケーブルでその魅力はなんといっても永久保証付きという点です。iPhone充電ケーブルで多い製品保証期間は1年前後ですので破格の待遇ですね。それにも関わらず、1000円前後で購入できますので、ケーブル故障に苦い記憶がある人にはうってつけです。
まとめ
いかがでしたか。安いからといって安易に安物充電ケーブルを購入するとかえってトータルではお金がかかってしまったり、ということはよく見られる現象です。
一本丈夫なMFi認証製品を購入し、製品保証を受けながら長く使用していくのが賢い手段と言えそうです。