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HTML5は サイト作成やアプリ開発、動画・音声データの作成ができるリッチな言語 です。
Webサイトを作成するなどにあたっては学習することが必須となっておりますが、現在は無料で学習することのできるプログラミング学習サイトも充実しています。
また入門書や初学者用、実戦用と参考書の種類も豊富になってきており、学習する環境は整っています。
本記事では HTML5で実現できること、学習できるサイトとおすすめの参考書 についてご紹介していきます。これからHTML5を学習したいと考えている方は是非参考になさってください。
HTML5で新たにできる4つのこと
HTMLには長い歴史があり、1989年の開発以降、改良が積み重ねられ現在はHTML5までバージョンアップしてきました。
HTMLとは「HyperText Markup Language」の略称であり、「HyperText」は複数のテキストを相互に関連づける仕組みのことを指しており、「Markup」は目印、「Language」はその名の通り言語という意味になります。
つまりウェブサイトの作成を例にあげると、対象となるテキスト毎に分類されるカテゴリーに目印をつけ、相互に関連させて一つのサイトを作るための言語ということになります。
このような歴史があることから、HTMLは主にウェブサイト作成の場面で使われてきており、ヘッダー部分とボディ部分の区分けや、表やリスト、強調箇所などの目印付けなどを行うことができます。
HTML5にバージョンアップしたことにより、これまでより更にリッチに表現することができるようになりました。主な変更点は下記のようなものになります。
- アニメーションの作成が可能となった
- 音声・動画データの取り扱いが可能となった
- アプリケーション開発が可能となった
- タグが整理され、コードが見やすくなった
それでは、下記でHTML5で新たにできるようになったことについて詳しく見ていきましょう。
1.アニメーションの作成
これまでのHTMLでは対象物のアニメーションを作成することができず、アニメーションさせるにあたってはjavascript等の言語を利用することが必要でした。しかしHTML5からはCSS3と組み合わせることによって アニメーションの実装 もすることができるようになり、よりリッチな表現ができるようになりました。
まだまだjavascript等との言語のアニメーションを完全に再現することは難しい場合もありますが、それでも表現の手段が増えたことは確かです。
2.音声・動画データの処理
HTML5では新たに 音声・動画データの再生等の処理 も行うことができるようになりました。これまでは該当データを再生するにあたってはadobeなどの別のソフトを利用することが必要でしたが、HTML5をサポートしているブラウザであれば、HTML5のコードのみでサイト上で動画や音声データを再生することができるようになりました。
デザインもCSSと組み合わせることでオリジナルなものを作っていくことができます。
3.アプリケーション開発
HTML5ではハイブリッドアプリを開発することも可能になり、CSS3やjavascriptと組み合わせることで iOSやAndroid上で動作するアプリケーションを開発 することができます。
通常ではiOSはSwiftやObjective-C、AndroidはJavaでアプリ開発をしていきますが、上記の言語でもアプリ開発を行うことができるようになり、アプリ開発にかかるコストが格段に下がるケースも出てくるようになりました。
4.コードが見やすい
HTML5ではタグの整理がされ、無用なタグは削除、各カテゴリーのタグが再整理され、それぞれの分類に応じたタグを適切に利用することができます。
そのためコードを見たときにそれぞれがどの箇所について書かれているのか一目で分かるようになり可読性が向上したため、コードのメンテナンスやバグ修正なども楽になってきました。
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