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近くにあるWindows端末同士でファイルを無線で直接送信できる機能。AirDrop相当のBluetooth+Wi-Fi共有。
詳しい解説
近距離共有(Nearby Sharing)は、Windows 10 April 2018 Update以降に搭載された機能で、Bluetoothまたは Wi-Fiを使い、近くにあるWindowsデバイス同士で写真・文書・URLなどを直接送受信できる仕組みです。AppleのAirDrop、Androidのクイック共有に相当し、USBメモリやクラウドを経由せずに手軽にファイルを渡せます。
仕組みとしては、BluetoothでデバイスのペアリングとファイルIDのやり取りを行い、本体データ転送はWi-Fiダイレクト(同じネットワーク上にいなくても可)で高速に行います。これにより、数GBの大きなファイルでも数分で転送できる一方、Bluetoothだけに比べて格段に早い転送速度を実現しています。
設定は『設定 → システム → 近距離共有』で、①『デバイス間で共有を許可する』のオンオフ、②『近くの全員』『自分のデバイスのみ』の受信範囲、③『受信したファイルの保存先』、を設定します。デフォルトはオフなので、使う前に有効化が必要です。
使い方は、①送信側で共有したいファイルを右クリック→『共有』を選択、②『近くで共有を使用する人』の一覧から受信デバイス名を選択、③受信側に通知が表示されたら『保存』をクリック、という3ステップです。エクスプローラー・Microsoft Edge・写真アプリ・Officeアプリなど共有ボタンがあるほぼ全てのアプリから使えます。
条件は、①両方のデバイスでBluetoothがオンでWindows 10 April 2018 Update以降、②同じWi-Fi環境にいるか、Bluetoothで直接通信可能な距離(10m程度)、③双方で近距離共有が有効化されている、の3つです。AppleのAirDropと違って、Windows間でないと使えない点に注意が必要です。
トラブルで多いのは『相手のPCが見えない』『転送が始まらない』『転送が途中で止まる』の3つです。前者の多くは、どちらかの近距離共有設定がオフ、Bluetoothがオフ、BluetoothのバージョンがLE非対応、のいずれかです。転送失敗は距離が遠いかBluetooth干渉(電子レンジなど)で、Wi-Fiのみでの高速転送に切り替えると安定します。
クイック共有(旧称:Nearby Share for Windows)はGoogleがWindows向けに提供する類似ツールで、Windows←→Androidの無線共有が可能です。Windows同士なら近距離共有、Windows ←→ Androidならクイック共有、という使い分けが実用的です。
会議室で上司のノートPCから自分のノートPCへ、プレゼン資料を即座に渡したい場面を想像してください。USBメモリの貸し借りやクラウドアップロードの手間を省きたいので、両者で近距離共有を有効化し、資料ファイルを右クリック→『共有』から相手PC名を選択すると、数十秒で転送が完了します。メールに添付する手間もクラウドの容量を使うこともなく、ダイレクトな共有が実現する場面で真価を発揮します。
別の呼び方
Nearby Sharing
Windows近距離共有
近くのデバイスと共有
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