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近距離無線通信の国際規格。イヤホン・キーボード・マウスなどをワイヤレスで接続する。
詳しい解説
Bluetoothは、半径10m前後の近距離無線通信を対象とした国際規格です。2.4GHz帯の電波を使い、イヤホン・ヘッドホン・キーボード・マウス・スマートウォッチ・IoT機器など、身のまわりの多くの機器をケーブルレスで接続する用途に使われています。名前は10世紀の北欧王『ハーラル1世(通称: 青歯王)』に由来しています。
バージョンが段階的に進化しており、Bluetooth 4.0(LE対応で低消費電力化)、5.0(通信距離4倍・速度2倍)、5.2(LE Audio対応)、5.3・5.4と続いています。新しい機器ほど高バージョンに対応しており、スマートフォンの多くはBluetooth 5.2以上を備えるようになっています。古い機器とは下位互換性があるため、新機器と古い機器の組み合わせでも問題なく通信できます。
接続(ペアリング)は、両端末をBluetoothモードにして、検出された相手を選んで承認するだけです。初回のみペアリング情報を登録し、2回目以降は電源を入れるだけで自動接続されます。iPhoneとAirPodsの組み合わせでは、ケースを開けるだけで『近づけた瞬間にペアリング画面が出る』エクスペリエンスが提供されており、これはApple独自のH1・W1チップとの連携によるものです。
Bluetoothのプロファイルには用途別の規格があり、音声では『A2DP(ステレオ音楽)』『HFP(通話)』、入力機器では『HID(マウス・キーボード)』、ファイル転送では『OPP』などがあります。対応プロファイルが両機器で一致しないと接続できても一部機能が使えないため、例えば『通話できるけど音楽が鳴らない』『音が片側しか出ない』などのトラブル診断では、プロファイル対応を確認することが有効です。
セキュリティ面では、暗号化通信(AES-128)とペアリング時の認証で第三者の盗聴を防ぐ仕組みが備わっています。ただし公共の場でペアリング確認画面を操作すると、周囲の知らない機器と意図せずペアリングするリスクもあるため、不必要なら完了後にBluetoothをOFFにしておくのが安心です。
仕事中にMacBookでBGMを流しながらAirPods Proで聴く、同時に合間でiPhoneに着信が入ったら自動で通話に切り替える、そんな場面を想像してください。Bluetoothが機器同士の連携を受け持っているおかげで、MacBook→AirPods→iPhoneの音声経路がケーブル1本なしで切り替わります。設定で手動切替も可能ですが、Apple Accountが同じなら自動切替もされ、ユーザーは意識することなく『今ここで鳴っている音』に集中できます。
別の呼び方
BT
近距離無線
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