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現在のインターネットで主流のIPアドレス方式。192.168.1.10のように数字を4つ並べた32ビット形式。
詳しい解説
IPv4は「Internet Protocol version 4」の略で、1981年に策定された現在のインターネットで最も広く使われているIPアドレス方式です。32ビットの数値を8ビットずつ区切り、0〜255の10進数4組で表現します(例: 192.168.1.10、8.8.8.8)。
理論上のアドレス数は2の32乗で約43億個ですが、世界中のパソコン・スマホ・IoT機器が爆発的に増えた結果、2011年にIANA(アドレス管理団体)の中央在庫が枯渇、地域ごとにも順次枯渇しました。この『IPv4アドレス枯渇問題』が、後継のIPv6移行の背景です。
延命策として、NAT(Network Address Translation)が広く使われています。1つのグローバルIPv4アドレスを、家庭内の複数端末(プライベートIP)で共有する仕組みで、ルーターが中で変換を行います。スマホ・PC・テレビ全てが『192.168.1.x』という家庭内専用アドレスを使い、外部と通信する時だけルーターの1つのグローバルIPに束ねる、というわけです。
IPv4アドレスには特別な範囲がいくつかあります。①プライベートIP: 10.x.x.x、172.16-31.x.x、192.168.x.x(家庭・企業内部専用)、②ループバック: 127.0.0.1(自分自身を指す)、③リンクローカル: 169.254.x.x(DHCPで取得失敗時の自動採番)、④ブロードキャスト: ネットワーク内全員に送る時の特殊アドレス。これらは用途が決まっています。
現状、IPv6との併用(デュアルスタック)時代が続いており、一般利用者がWebサイトを見るときは、ブラウザとプロバイダが自動で適切な方を選んでくれます。ただしオンラインゲーム・特定のサーバー運用などでは、IPv4のグローバルIPが1つ割り当てられているかがポート開放の可否を左右するため、プロバイダ契約を選ぶときに意識する必要が出てきます。
『家のWi-Fiに繋がっている機器は全部で8台』という家庭を想像してください。契約プロバイダから割り当てられたグローバルIPは1つ(例: 203.0.113.45)だけですが、ルーターがNATで変換して、家の中では各端末に192.168.1.2〜192.168.1.9といったプライベートIPを割り当てます。外から見ると1つの家、中では8部屋に分かれている、というIPv4時代の典型的な構造です。
別の呼び方
IP version 4
IPv4アドレス
従来型IP
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